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批判の編集履歴

2018-05-23 07:50:13 バージョン

批判

ひはん

相手の良し悪しを判断し、評価する事。

概要

相手の良し悪しを判断し評価する事。

もしくは相手の失敗や欠点を取り上げ、その根拠を示しながら改善を求める事。


ここで注意しなければならないのは批判というのはあくまで「冷静かつ論理的に対象の問題点を明確にし、同時に次に活かすべき改善点を導き出す」事を目的とした至って建設的な行為だという点である。


上から目線でただ感情に任せて中傷暴言、あるいは愚痴皮肉混じりの言葉で対象の悪い所だけを論ってその存在を根本から否定してしまおうというのは正しい意味での批判とは言えない

混同されがちだが、対象の欠点のみを強調したり感情のままに攻撃する事は「批難(非難)」として区別される。


その批判が自身の感情から来るものにせよ理屈から来るものにせよ如何に具体的な理由を述べていたとしても、肝心の文言が恣意的あるいは中傷的過ぎたりすると批判としての価値が無くなってしまいかねないため、批判をする際には使う言葉の選択やその表現の仕方には尚の事慎重になる必要があり、例えば単に悪い点を引き合いに出すのではなく、対象に共感できた部分も盛り込みつつ評価する事もまた正しい批判を行う上で重要となる。


また、例え具体的な改善案や対案を出していたとしても、それが現実的に反映困難あるいは不可能な要望だとやはり批判としては不適当だったりするため、批判やそれに基づく改善要求を行う際にも相手側の事情と状況についてそれなりに考慮する事も視野に入れておくべきである。


世の中(特にネット界隈では)にはただの文句不満を書き連ねたような主張をさも正当な批判であるかように使い、そしてそれを他人に反論されたり咎められたりすると「信者か関係者が言論弾圧している」とか「批判を許さないなんておかしい」などと逆恨みじみた反発に出る者もおり、さらに極端な例だとアンチがその対象を最初から完全に否定する為のロジックとして「批判」という言葉を使ってくるケースも少なくない(当然ながらこれは批判ではなく批難である)。


批判自体はいかなることにおいても出てくるものであるが、いくら厳しく批判されたからといってそれをアンチの難癖と見なして拒絶する事は決して好ましくない。その一方で批判する側もその対象の純粋なファンのことも考えて節度と程度を守りつつ周りの評価に流されずに冷静かつ丁寧に己の意見を述べ、例えその批判を反論、否定されてもムキにならずそれも受け入れてその対象への理解を深めたり、さらに対象のより良い今後を考えるという目的で行うべきとされている。

その批判が「対象の事を思って」というのなら尚更である。


何より本当に対象の事を「自分には受け入れがたいor許せない」と思ったとしてもアンチのようにそれへの批判に執着したりせず、さっさとそれから離れた方が健全であろう。


批判への批判

批判というのは極端の話、“その対象に関する一部分、あるいは全体を否定する”ことにもつながったりするものであるため、上述している通りその対象を強く愛好している者、挙げられた批判点をそうだと問題視していない者から逆に反論されることも少なくなく、いわゆる“その批判への批判”が発生する可能性も十分にある。


中にはよく「創作物だろうが個人的な意見だろうが世に発信したのなら批判されて当然」と主張する者も居るが、それは裏を返せば“自分が発信した批判にも他者から批判される権利が発生する”ということでもあり、その対象の事柄にも寄るにしても対象への強い否定や攻撃を含んだ批判は自身への反発を生むことを多少なり自覚しておいた方が良いだろう。


一方で、話の逸れるという観点から「批判への批判は不毛だからやめるべき」という意見もあり、特に最近は極端な愛好派極端な否定派の二極化および批判という行為自体が乱雑な感情的主張で占められるようになったのも相まって、批判とそれに対する批判の応酬がただの口喧嘩も同然の状態になってしまうことも珍しくはないのが実情である。


Pixivにおける批判

Pixivでもメインイラストのようにイラストを使って対象への批判を表現するケースはタグの有無に関わらずちらほら見られるが、こういうイラストはやはりというか絵よりもその中の(あるいはキャプションの)文章の方に重きが置かれている傾向があり、イラスト自体は至って簡素だったり、もしくは他人の絵を利用したイメレスで済ませている場合も多い。


それ以上にこのPixiv百科事典においては文章でその記事対象の情報を記述するという関係上、あそこのようなユーモアも何もなくダイレクトにその対象に関して批判的な文章が書かれることが少なくなく、記事によってはもう内容の大半がその批判で占められているといったケースや中にはそもそもが批判ないし糾弾という名目でその対象の問題点のみを取り上げたような記事が作られるケースもままあったりする。


ただし、その批判的な情報に関して明確な外部ソースに基づく論拠が存在するのもあれば、その編集者個人(それか全体から見てごく一部の少数派層)の感情的かつ恣意的な解釈によるものでしかないのも含まれており、その信憑性や客観性についてははっきり言って怪しいというのも否定できず、どちらにしてもただ対象へのマイナスイメージを植え付けるだけの無意味な情報に過ぎないとして「そもそも批判的な文章自体がこの百科事典にそぐわないものだからなるべく控えるべき」という意見も根強い。

一方で「ここはWikipediaとかじゃないんだから何を書くのも勝手」と主張する者もおり、この百科事典における批判の扱いには賛否両論になっている。


参照リンク

批判的思考

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