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ケニー・アッカーマンの編集履歴

2018-07-10 01:03:40 バージョン

ケニー・アッカーマン

けにーあっかーまん

ケニー・アッカーマンは諌山創原作の漫画「進撃の巨人」の登場人物。

概要

CV:山路和弘

長身痩躯で鋭い眼光の持ち主。「切り裂きケニー」の異名を持つナイフの使い手。中央第一憲兵団に所属し「対人制圧部隊」の隊長でもある。部下からはアッカーマン隊長と呼ばれている。

その風貌や残忍な行動からは想像し難いが、意外に饒舌である模様。ただし、冗談は笑えないようだ。


商会長リーブスとの会話でリヴァイを「リヴァイ・アッカーマン」と呼んで話題に出し、リヴァイのフルネームを明らかにした。彼とリヴァイは過去に一緒に暮らしていた時期があり、リヴァイに様々な処世術を教えたらしい。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、リヴァイはケニーの実力について「脅威の度合いで言えば・・・敵に俺がいると思え」と語り、他の新リヴァイ班のメンバーを憂鬱にさせた。


ロッド・レイスの指示により、ヒストリアとエレンの身柄を確保し、レイス家の地下にある洞窟においてヒストリアを巨人化させエレンを食わせることでエレンの持つ巨人の力をヒストリアに継承させることとなった。ケニーはこの機会を奇貨として自身の夢を実現させようと行動するが、ロッドよりレイス家の人間でないと巨人の力を完全には発揮できないことが語られ、意気消沈。さらにヒストリアの予想外の行動により、ロッド自身の思惑もはずれロッドが自ら巨人化した影響を受け、火傷と出血の重傷を負いつつもかろうじて洞窟内から脱出した。しかし、その傷は致命的なものであり、木の根元で動けなくなっているところをリヴァイに発見され、彼とリヴァイの母親との関係などについて語った後、巨人化の薬をリヴァイに託して息を引き取った。


切り裂きケニーという異名や、西部劇の悪党のような風体、圧倒的身体能力から脳筋のような印象を受けるが、実際は(ウーリ・レイスの影響もあったのだろうが)観察力と思考力に優れ、自分のしていることの意味を冷静に考えるタイプ。ジェル・サネスら典型的な憲兵団の軍人とは違い、王のやり方に疑問を持ち、そこから距離を置いていた。

また事切れる寸前には、ロッド、サネス、ウーリ、そして自分と王制に加担した人間の全てが「何かに酔っ払ってねぇとやってらんなかった」「みんな何かの奴隷だった」と語り、自分たちの人生を自嘲する姿勢も見せていた。



アッカーマン家の構成や王家との関係

ケニーの回想に登場する彼の祖父から、アッカーマン家は元は王家に仕えていた武家であり東洋人の一族らとともにレイス家の「記憶操作」が効かない少数民族であること、しかし東洋一族と同様に王政の方針に反対したため王政から迫害され命を狙われてきた過去を持つこと、アッカーマン家はケニーの曽祖父の代で王政からの迫害を逃れるために壁内の真の歴史を後世に伝える事をやめてしまったが、王政はアッカーマン家の存在を酷く恐れており迫害が止むことはなかったこと、が語られた。


ケニーには生き別れになった妹がおり、その妹、クシェルは再会した時には地下街の娼婦として働いており、客の子供を身籠り出産することを決意していたという。その子供はリヴァイであり、ケニーは客から移された性病のため亡くなったと思われるクシェルの遺体の側にいた彼をクシェルの忘れ形見として拾い地下街で生き抜くための術を教えた上で、彼のもとを去った。

また、アッカーマン家の分家が中央からの迫害から逃れ、シガンシナ近郊に移住していることが言及されていたことから、その中にミカサの父が含まれていたものと思われる。


その後のケニーの回想によれば、ケニーはかつてウーリ・レイスを襲撃して失敗。巨人化したウーリに捉えられ握りつぶされるべきところであったが命を救われ、逆に王家がこれまでアッカーマン家に対して行ってきた仕打ちについて謝罪された。

アッカーマン一族の迫害については大して思い入れのなかった(と本人が述懐している)ケニーだが、巨人の力を持つ王族が自分に頭を下げる姿に心を動かされたケニーはウーリに降り、友人として迎えられた。この一件により、王によるアッカーマン家への迫害は終了したようだ。ウーリの死後、ケニーはレイス家が持つ巨人の力を奪いこの世界を盤上ごとひっくり返すという夢を実現させるべく、中央憲兵の中に対人制圧部隊を組織し、その機会を虎視眈々とうかがうこととなった。


関連タグ

進撃の巨人 リヴァイ ミカサ・アッカーマン アッカーマン隊長

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