「新潟市」は新潟県にある市。新潟県の県庁所在地であり、政令指定都市。
概要
かつては日本有数の遊郭があり、江戸時代には京都・大坂・江戸の三都市に引けをとらない都市だったらしいが明治維新後に没落。明治時代以後、遊郭の移転により芸事が中心の花柳界(花街)へと変化し、昭和初期(戦前)には新橋・祇園と並び「三大花街」と呼ばれるまでになった。
その後、本州日本海側で有数の都市にまでなり政令指定都市となったものの、全国的に(新潟市民からも)「微妙な政令市」、「ヘタレ政令市」の二つ名をほしいままにしている。
新潟は、杉と男が育たない
新潟に伝わることわざのひとつ。ここでいう「新潟」とは新潟市内の古町周辺(明治期の新潟市の区域)であり、新潟県全体のことではない。
「男が育たない」というのは、遊女と付き合いのある男がそのお金を当てにして生活していたり、農家の長男が親に甘やかされて育てられるために、それこそ「ガタリア」なんて漫画が描かれてもおかしくないぐらいに男がダメ男ばかりだということをあらわしている。
このことわざ自体は新潟を貶めるものではなく、「お金があるからといって男の子を甘やかしてはいけない」というような戒めのようなものである。また、実際に古町周辺では杉の木が育たない。これは古町周辺が砂地(砂丘)であるため、杉の木が根を張ることができない。