プロフィール
概要
『ギルティギアシリーズ』における黒幕。名前と顔、その他全てが不明。
口調は穏やかかつ贖罪的。『ギルティギア2』からは「ギアメイカー」と呼称される場面が増えた。
ジャスティスをはじめとする生物兵器「ギア(GEAR)」を作り出した張本人であり、聖戦の引き金を引き、日本消滅に大きく関連していると言われている。
そのため、様々な人物にとって憎悪と興味の対象となっており、特にジャパニーズ(日本人)たる御津闇慈や梅喧とは因縁深い。
ゲーム性能としては、魔道書から光弾やレーザーでシューティングゲームさながらの攻撃が特徴。
そういうゲームじゃねえからこれ!
外見・服装
それまでシルエットでしか描写されなかったが、『GG2』で初めて正式なデザインが設定された。
フードを目深に被っており、素顔は見る事はできない。
子供の姿をしており、150年以上生きているが、あくまでも人間でありGEARではない。
特殊な装置で眠りにつき定期的な若返りを行うことで寿命をのばしているが、装置自体が不完全なため記憶のオーバーフローを起こしてしまう。このため記憶のバックアップを行なっている。
三人の側近
側近としてタイムトラベラーのイノ、不死の男レイヴン、謎の美女ジャック・オーを従えている。
目的・立ち位置
バックヤードで人類を意図せぬ方向に進化させようとする「慈悲なき啓示」をキューブに封じるなど、その行動は人類を救うために行われている節がある。
どうやら未来に起こる厄災をバックヤードで知り、来るべき時に備えての準備としてGEARの作製や聖戦を引き起こしたらしい。しかしそのために現在の人類に凄まじい惨劇を引き起こしたのは紛れも無い事実である。
本編以前の過去
フレデリック(手前)と「あの男」(奥)
2010年に一般化した魔法科学理論。その不明なままの部分を発見したと目されている。
2014年。アメリカ合衆国で発足した人類の生態強化計画GEARプロジェクトのチーフに就任。同チームにフレデリックとアリアが所属する。当時は友好な関係にあり、理論のディスカッションなどをしていた。当時からバックヤードや啓示の存在に言及している。
2016年。人体実験第一号として本人の了承なくフレデリックをギアに改造。しかも自立型ではないため、制御装置なしには意識を保てないプロトタイプだった。実験体として扱われたフレデリックは研究所を脱走し、「あの男」を宿敵として憎むソル=バッドガイとなる。
その後、GEARプロジェクトはアリアを含む所員全員が失踪し中断した。
しかし「あの男」はその後も研究を続け、2073年にアリアを素体として司令塔のギア=ジャスティスを完成させる。同時期に「ある男」の画策でアメリカ合衆国で兵器開発としてGEARプロジェクトが再開する。
翌2074年にGEARの生産が完了し世界戦争に突入しかけるが、ジャスティスにより全てのGEARが支配され人類に反逆する。同年、計画通りに日本列島が総攻撃を受けジャパンが消滅する。
『GGXrdR』のストーリーの最後で、本名(重大なネタバレ注意)が判明する。