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才賀勝の編集履歴

2018-10-30 12:08:21 バージョン

才賀勝

さいがまさる

『からくりサーカス』の主人公の一人。

CV:植田千尋

人物

サーカス編・からくりサーカス編の主人公

背丈は小学6年生(物語開始時は5年生)にしては小柄。

大企業『サイガグループ』総帥、『才賀貞義』と愛人の間に生まれた子供。母親の死をきっかけに父親に引き取られたが、そこで腹違いの兄弟による冷遇や金持ちの子供という偏見からいじめに会うなど辛い日々を送っていた。

突如父親の死により、180億円の莫大な遺産を相続し、そのことから腹違いの兄弟から遺産目当てに命を狙われる羽目になった。

以前祖父に何かあったらトランクを持って逃げれば「しろがね」が助けてくれると言われていたので、その大きなトランクを持って逃げだした。

その途中出会ったのが追手から助けてくれた加藤鳴海とサーカスにいたしろがねだった。

当初は内向的な泣き虫で、泣きながら逃げてばかりいた。

だが誘拐組(兄弟でも「ぶっ殺し組」と「誘拐組」に分かれていた)に捕まると、二人が危険を承知で助けに来る姿を見て覚悟を決め、逃げてばかりの自分と決別し自ら運命と闘う選択をする。

この事件により鳴海は左腕を遺して行方不明(勝は死亡したと思った)となり、しろがねと共に強くなると決める。


その後解散状態の仲町サーカスの人々と出会い、彼らの元に身を寄せる。

色々な事件を経てタランダ・リーゼロッテ・橘ヴィルマ・ソーンなど多くの芸人たちと出会い団員は増えていった。

そんな中、自動人形の旅客機襲撃で重傷を負ったギイ・クリストフ・レッシュと出会い運命の歯車が回り始める。

自分の本当の存在理由、ひいては一連の物語を背後で動かす巨大な歯車の存在を知りそれと戦う決意を固める。

そしてしろがねを残し古来より人形繰りが盛んな地・黒賀村でギイから人形繰りを学ぶことになった。


だがこのとき勝はまだ知らなかった。

その歯車が勝の想像より遥かに巨大だったことに。


関連項目

からくりサーカス 加藤鳴海 しろがね タランダ・リーゼロッテ・橘

ヴィルマ・ソーン ギイ・クリストフ・レッシュ















ネタバレ注意












勝はフェイスレスの計画の為に用意された存在であり、フェイスレスの顔の一つにして父である貞義とは血が繫がっていない。フェイスレス曰く『父親がどこかへ逃げた、身寄りのない母子を金で引き取った』。

その計画とはエレオノールに勝を守らせる過程で二人を相思相愛に仕向け、最終的にダウンロード理論で勝の身体を乗っ取ることで勝としてエレオノールと結ばれる事である。以前に白金=フェイスレスの記憶の一部をダウンロードされており、時折その記憶が顔を出す場面もあった。また、その影響でエレオノールを女性として愛している。


しかし、最終的にその計画はエレオノールの血を飲んでいた勝がダウンロードされた精神を病原体の様に消してしまったことで失敗。単身宇宙ステーションに上がり、全てがどうでもよくなったフェイスレスは人類を滅ぼすべくゾナハ病を促進。


その治し方を直接フェイスレスから聞く為にスペースシャトルへ乗り込もうとする鳴海に加勢。「ちらちらと人形が見える。人形使いか!?わかんねえ・・・でも、後ろのヤツ―――――頼もしいぜ!」とかつて守られるだけだった兄貴分から背中を任せられる相手と認められる。

戦闘後、勝は顔を合わせず鳴海の眼を晦ませえんとつそうじを名乗り、フェイスレスを自分にまかせてエレオノールのもとへ向かえと説得するが、かつて自分を生かす為に犠牲になった人々の死を背負う彼を「人間がみんな「昔」を背負って、「今」を生きなきゃなんないなら、この世は幸せになっちゃダメな人だらけじゃないかァ!!」と叱咤し、最後の戦いに臨む。


鳴海にしろがねを託し、自身はアポリオンの止め方をフェイスレスから聞き出すべく宇宙ステーションにやってきた勝を出迎えたフェイスレスは完全版あるるかんを持って勝とジャック・オー・ランターンを圧倒しながらしろがねを鳴海に譲った勝を「もう負けている」「一番好きな女を譲っちまった」と嗤う。


だが、何故譲ったという質問の「だって最初にしろがねを好きになったのは、鳴海兄ちゃんなんだもん!!」という答えを皮切りに、「大好きな人達の幸せの為に我慢する」勝の姿勢にフェイスレスは動揺。その隙をついてあるるかんを真っ二つに切り裂き、辛くも勝利する。


しかし、そこへディアマンティーナが乱入し、爆弾クマちゃんをステーション中へ配置させた上でフェイスレスから愛の言葉を要求するも、フェイスレスは彼女を分解。逆上したディアマンティーナが心中を狙った事で爆弾が爆発し、宇宙ステーションが黒賀村へ落下を始めてしまう。


自分が死ぬことがわかっていながらなおも諦めず黒賀村を救おうとする勝に対し、フェイスレスはその方法を示唆。あるるかんの残った上半身とボロボロのジャック・オー・ランターンでブースターの軌道修正作業を行っているうちに、フェイスレスは勝をかつての自分と重ね合わせ、自分を助け続けてくれた兄の気持ちを理解する。


作業が終わった後、フェイスレスを「いいコトをして天国へ行ってくれよ!」と説得。ゾナハ病を治す方法はしろがねの子守唄と教えられ、「観客は舞台が終わったら家路につくもの」と脱出を促される。その際、一人で寂しく死ぬフェイスレスを見捨てて置けなかったグリュポンが離れ、涙ながらに礼を言い、地球へ帰還する。


数年後、立派に成長し武術を学んだ勝がかつての自分のように悪漢に負われる少年少女を助ける場面で、物語は幕を閉じる。

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