「あ~はいはいはい、『いかにも』って感じの店だな~」
CV:悠木碧
人物像
新世紀中学生のメンバーの一人。
オレンジ髪をツインテールにした黒服の小柄な少女…に見えるが実際は他のメンバーと同様男性である。
つっけんどんな言動が目立ち、喋り方もかなり荒っぽく横柄で生意気な風だが、小柄な見た目に反してどこか大物染みた気風の良い豪快さもにじませている。一人称は「俺」。
新世紀中学生のメンバーはもとより、初対面の六花や将にさえまったく謙遜がなく、あまつさえ将には六花のスマホを借りるのに邪魔とばかりに容赦なく向う脛へ蹴って悶絶させた。
また思った事を直に口に出すタイプのようで六花がアカネと久しぶり遊び(内容は無理やりとは言え、実質合コン)をする嬉しさに鼻歌歌っていたら「何か良い事あったの?」とストレートに質問したり、想い人の尾行に熱心になっている裕太と将に対し「お前等立派なストーカーになれそうだな」と毒づいている(そもそも二人に尾行を決意させたのはボラ―だが)。
普段は大人ぶってるが苦いものが苦手なようでリサイクルショップ「絢」の併設カフェのメニューに渋い顔をしたり、4話で裕太と将による六花とアカネの尾行活動に付き合った時は尾行そっちのけで下記画像のように舌なめずりしながら嬉しそうにパンを大量買いするなど子供っぽさがある(ある意味で中学生らしいが)
そのような感じで浪費しがちなためか、急遽ジャンクを買い取る際に全員でお金を出した際には20円しか出していなかった(ヴィットは5円だが、その理由は他のメンバーが出したお金の端数を出したためと明かされているため)。
バスターボラー
「アクセスコード、“バスターボラー”!!」
原典における「ツインドリラー」に当たる一対の巨大なドリルを備えた無限軌道走行の戦車。
全身火薬庫といえる様々な弾頭のミサイルを保有し、爆撃のみならず、消化剤の散布による大規模火災の鎮火や、粘着弾による敵の足止めなど、見掛け以上に小回りが利く。
ただ無限軌道にもかかわず、極端な悪路は苦手という、これまた見た目以上にデリケートなところがある。
グリッドマンと合体することで、武装合体超人「バスターグリッドマン」となる。
フォレスター消火剤
消火剤弾頭を搭載したミサイル。
数発で広範囲の森林火災を鎮火可能。
シドニー凝固弾頭弾
特殊な凝固剤弾頭を搭載したミサイル。
着弾と共に瞬時に凝固剤が膨張し、目標の身動きを封じてしまえる。
2、3発でアンチの足元を強固に固めて見せた。
余談
スーツに付いている飾りと髪留めが実写TFシリーズに登場したダイナボットの一員スコーンの肩の模様に酷似し、OPでは見えづらいが短剣らしき物を手にしており、スコーンの武器にも短剣がある為、スコーンが元ネタと思われる。
ただし元ネタが(少なくとも映画に出た)ダイナボットの中では最大クラスだが、ボラーは新世紀中学生では最小と違いがある。
ボラーと言う名前は『電光超人グリッドマン』の海外ローカライズ版『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』においてツインドリラーの名称であり、ツインドリラーは特撮版では主にゆかが担当し、海外版ではゆかポジションの女性が操縦するなど女性に縁があるマシンでボラーが少女のような見た目をしているのはそこから来ていると思われる。
バスターボラ―のデザインは元ネタのツインドリラーのように巨大な2本のドリルを搭載した戦車だが、機体の上部パーツが特撮版のサンダーグリッドマンの胸部アーマーに酷似しており(特撮版ではサンダージェットのパーツ)、さらにあくまでドリルからのレーザーだけが武器だったツインドリラーよりも火器は遥かに豊富になっている。
また、最大の特徴であるドリルも実際は火器という扱いで、これ自体を武器にすることはなかったが、原典でもドリルで怪獣を攻撃したのはサンダーグリッドマンの技としての一回だけなのである意味で原作再現と言えるかもしれない。
デザイン公表当初は典型的なロリキャラかと話題になっていたが、中の人のツイート曰く「ボラーちゃんくん」「金髪幼女顔少年」とのことなので、どうやら区分するなら男性の可能性が高く、よく見ると他の女性キャラクターと異なりまつ毛も描かれていない。
そしてボイスドラマ4.4回において、裕太、将、新世紀中学生たちと食事に行った後の六花が「私以外みんな男の人だった」と発言していることから男性であることが確定した。その次のボイスドラマ5.5回においてもボラー本人が六花を除いた6人で食事に行った際に「男だけでいきますか」と発言している。そのような感じで、作中人物には問題なく男として通っているようだ。
他にも「生意気なガキンチョと、たまに会う柄が悪くて怖そうだけど相談すると他の大人より頼りになる親戚のお兄さんをドキドキドッキングさせた」とのことで、喋り方はやや荒っぽくぶっきらぼうだがなんだかんだで面倒見の良いアニキ分という感じで、声色や演技も中の人が以前演じたユルセンよりもさらに男性キャラっぽく寄せられており、「中性的な声の男性声優が演じる少年声」とでもいった雰囲気になっている。
関連タグ
SSSS.GRIDMAN サムライ・キャリバー マックス(SSSS.GRIDMAN) ヴィット