Dホイールは、遊戯王5D'sと遊戯王ARC-Vの2作品で登場するライディングデュエル専用のマシンの総称である。
概要
決闘者がライディングデュエルをする際に乗るマシン。基本的に二輪車(バイク)の形をしているが、決闘者によって個性的なデザインになっている。また、乗り手と合体する新作モデルもある。
Dホイールに乗って戦う決闘者を「Dホイーラー」と呼ぶ。
ライディングデュエル専用=競技用の車両だが、一般公道も走れる。
そのため、Dホイーラーの一般的な移動手段としてよく利用されている。
なお、Dホイールを運転するには免許が必要で、作中では十六夜アキが試験を受けている描写がある。
また、免許が取得できない子供用のライディングデュエル用マシンとして「デュエルボード」という自動式スケボーが登場している。
原作者の高橋和希氏によると、Dホイールという設定を盛り込んだのは、「乗り物を出すことで、主人公達の行動半径を広げるため」とのこと。
事実、本作ではこれまでのシリーズに比べて、主人公達が様々な場所へ移動する機会が多くなっており、ナスカの荒野を爆走する場面すら見られる。
遊戯王ARC-Vの世界ではシンクロ次元のデュエリストが使用するデュエルディスクとして登場。
デュエルディスク部分が多次元と同じソリッドビジョンであること以外は前々作と同じ。
また、フレンドシップカップでのDホイール使用者の年齢はどう考えても免許が取得できないと思われるメンバーが大半(ほとんど中学生)であるが、「デュエルボード」は使用していない。
Dホイールを運転するには免許が必要の筈だが、ARC-Vの世界では不要なのか免許無しでも初めて乗る筈だが、皆結構乗り回している。
おそらくフレンドシップカップではオートパイロットが作動している為、別にこれといって免許は不要ではないかと思われる。
Dホイール一覧
カッコ内は持ち主の名前。
Dホイールを所有しているDホイーラーは他にもいるが、名前等が不明の為判明しているもののみ記載。
「遊星号」という名前はゲームでの紹介だけに留まっている為、実際作中では一切使われていない。
本来の名称は付けていない可能性もある。
ARC-Vではデュエルディスクが世界観に合わせてソリッドビジョンタイプのディスクへ変更されており、カラーリングがボルガー&カンパニー社での改修後に近いものになっている。
型番が公開されており「(type-FSC)HOF-01/R」。FSCはフレンドシップカップ、HOFはホイール・オブ・フォーチュンを指す。もっともホイールは「Wheel」なので誤字の可能性はある。
シンクロ次元でのDホイールのCMで「最高のSatisfactionを貴方に」と書かれていた事がネタにされている。
ARC-Vではデュエルディスクが世界観に合わせてソリッドビジョンタイプのディスクへ変更されている。
それ以外で、カラーリング、デザイン等はほぼ変更無し。
空も飛べる仕様も継続していた。
不動遊星、クロウ・ホーガン、ジャック・アトラスにより製作された。
どちらかというと使用者はアンチノミー。
ブルーノ時ではあまり使用しない。
十六夜アキ以外の初の女性Dホイーラー。
そしてARC-Vでは後輩ができる。
作中の中では一番のオンボロで、一台しか無いのでチームメイトで乗り回している。
他のDホイールとは違い、宙に浮いており、Z-ONEの生命維持装置の役割も果たしている。
登場初期の形状からアンモナイトと言われる事も。
形は遊星号と似ているが、腕の様な物が付いており、Z-ONEの腕代わりとなっている様子。
ゲームに登場。デルタイーグルの色違い。
Dホイールとしてはカウントされないもの
- ルチアーノの場合は、見た目の年齢的にDホイールは運転できないのでデュエルボードの為、カウントされない。
- 龍亞、龍可も年齢的にDホイールは運転不可の為デュエルボードだが、アニメ最終回では龍亞が成長した姿を見せた際にDホイールに乗っていた。
- ホセの場合はいきなりランニングデュエルを始めたかと思うと、Dホイールと突然合体するという荒業を成し遂げ、もはやDホイールと呼んでいいのか分からない事になっている。
ARC-V
遊戯王ARC-Vのシンクロ次元のDホイールはフレンドシップカップで使われたものも含め、いくつか登場しているが、ユーゴやリン、シンジ・ウェーバー達含め、この世界のDホイーラーのDホイールは名称があるのか不明。
プラシド達の様に、セルゲイ・ヴォルコフも作中でDホイールと合体する。
漫画版ではユーゴのDホイールは『TK2000PS』と呼称されている。
関連タグ
↑Dホイールを使わない自分の足で走り出すデュエル
ユーゴ(遊戯王ARC-V) リン(遊戯王ARC-V) シンジ・ウェーバー セルゲイ・ヴォルコフ
↑次々シリーズに登場したDホイーラー。