図鑑データ
「Hi！ あたしがフレッチャー級、USS ジョンストンよ！
I'm going to be a fighting ship！ 文字通り弾が尽きるまで
守ってみせる！ 今度もね！」
Weigh anchor！概要、出撃！
2018年12月26日深夜（27日未明）のアップデートにより実装された。
同日より開催の2019年冬季イベント『邀撃!ブイン防衛作戦』にてE3でのドロップ報酬となっている。
年始のイベントにてクリア報酬として実装されたガンビア・ベイ及び春の5周年記念任務完遂報酬として実装されたサミュエル・B・ロバーツとは、サマール沖海戦で奮戦したタフィ3で一緒であった。
アメリ艦娘としては、初めて海域ドロップとして初実装された艦である。
尚、実装に先立って発売された2019年艦これ運営鎮守府公式カレンダーにおいては、サミュエル・B・ロバーツとともに秋刀魚の塩焼きを食する場面が描かれていた。ちなみにそちらのイラストでは肩を露出させるような着こなし方はしていない。
改へ改造可能となるレベルが「lv55」と秋月型3番艦涼月と同等で駆逐艦の中では最高値。更に「高速建造材×10・開発資材×80」も消費する為改造の際にはこれらの消費素材の在庫の確認も必要となる。
容姿よ！Fire！
金髪のツーサイドアップで、前髪は左から右に流している。金髪であるのと、前髪が左右対称であること以外天津風に酷似している事から、一部では既に「アメ津風」「アメリ風」などといった愛称で呼ばれている。
ちなみに下着も黒ガーター＋ショーツで、この点も天津風に似ている。
天津風や同郷艦と違いおっぱいが大きい。駆逐艦は全般的に小さいので天津風が特別小さいわけではない。実にアメリカンなサイズでおっぱいが大きい。(大事なことなので2度言いました)
中破でないのに谷間が見えている唯一の駆逐艦でもある――いや、だったのだが、長女はそれ以上に深い谷間と雄大な胸部装甲の持ち主であった。
初出のカレンダーでは青いセーラー服をきちんと着用しているが立ち絵では肩を大きく露出させている。
性格よ！Open fire！
一人称は「あたし」、二人称は「あなた」になる。
基本的にはアメリカ艦らしく明るく快活で勝ち気な性格。また世話焼きなところもあり、同僚のSamに比べるとしっかり者な部分が目立つ。ただし、細かいことは気にしない質。
秘書艦としても優秀であり、家事全般をこなし時報でも目立ったミスはしておらず、眠気に負ける台詞もない。食事では朝食にスクランブルエッグ、昼食にサンドイッチ、夕食にステーキを用意し、さらにステーキの焼き方のリクエストを訊いてくるくらいには腕に覚えがある様子。
また賭け事が好きなようで、暇になるとサムなどを捕まえて賭けゲームに興じる姿を見ることができる。
交友関係ではSamと雪風の名をよく出しており、親しい友人であることを思わせる。
提督との関係は対等でフランクなもの。
お触りでも最初は艤装に興味があると勘違いしているものの、調子に乗って大胆に触ってきたときには「こら！ 調子に乗るな！」と叱る程度で済ますほどには気を許している。
改造後は記事冒頭の邂逅台詞も「あなたを守る」に変わったり、「そうよ、あたしがそうしたいの！」と積極的にお節介を焼こうとするなど好意を向ける台詞が増えたりと露骨にデレる。
性格まで天津風そっくりと言える。ただし天津風ほどわかりやすいツンデレでもない。
さあ～性能の出番ね！USSジョンストン出るわ！
ステータスこそ対空・対潜が高いのみで特筆すべき点は少ないが、固有能力が非常に強力。
まず固有の対空カットインとして
・5inch単装砲 Mk30改2本のみで発動(固定ボーナス4、変動ボーナス1.45)
・5inch単装砲 Mk30改2本とGFCS Mk37で発動(固定ボーナス6、変動ボーナス1.55)
・5inch単装砲 Mk30改＋GFCS Mk37と5inch単装砲 Mk30改で発動(同上)
・5inch単装砲 Mk30改＋GFCS Mk37 2本で発動(固定ボーナス7、変動ボーナス1.6)
の4つを持ち、うち3つが主砲2本のみで発動可能となっている。
特に下段2つは秋月型の対空カットインと同等(変動ボーナスのみ若干秋月型が上)で、主砲2本で発動できるものとしては破格。又秋月型は発動判定の順番が最も遅く設定されているのに対してジョンストンの対空カットインの判定順位は可也早く設定されている模様。
さらに改造前から無条件で先制対潜攻撃が可能。
流石に素のままではダメージを与え辛いものの、対空CI装備でもスロットに余裕を作りやすいので十分に運用することができる。
言わば対空カットインを撃ちつつ先制対潜もできて夜戦火力も低くない秋月型であり、アメリカ脅威の技術力と言わざるを得ない性能となっている。
欠点としては、上記の性能をフルに発揮するためにはランカー報酬・イベント高難易度報酬の高性能装備が必要であり、素のままでは最弱の固有対空CIすら発動できないこと。活躍させるには相応の苦労がともなうだろう。
Johnston改に改造直後ステータスを確認すると「射程：長」と表示されているが彼女自身の素の射程は一般的な駆逐艦娘と同じ「短」である。
これはJohnston改で持参する「SG レーダー(初期型)」の装備ボーナスの影響でジョンストンとサミュエル・B・ロバーツに装備した場合「火力+3、回避+3、索敵+4、射程：長」の恩恵を受ける事が出来る。
この場合、射程が戦艦娘と一部の空母娘と重巡洋艦娘と被る為、対空性能は高いが砲戦火力では一般的なコモン駆逐艦の改と同等な為、火力の乏しいジョンストンが先に動いてしまう問題が生じる。装備ボーナスは魅力だが、他の小型電探や対潜・夜戦装備等を持たせるほうが、艦隊への貢献は大きいと思われる。
史実……やられちゃった……。
タフィ3の僚艦サミュエル・B・ロバーツは、「戦艦のように戦った護衛駆逐艦」と呼ばれたが、サマール沖海戦ではジョンストンも負けず劣らずの奮闘を見せている。
- 戦闘序盤、熊野に雷撃。魚雷1本を命中させ、艦首損傷、離脱に追い込む。
- が、すぐさま栗田艦隊からの反撃を受け、後部缶室、機械室、蛇室に被弾、速力が半減し、3～5番砲塔も使用不能となってしまう。艦橋も炎上・崩壊し、艦長のアーネスト・E・エヴァンス中佐も左手の指2本を失っていた。
- それでも、スコールと煙幕に隠れて体勢を幾分か立て直すと、ガンビア・ベイほかの護衛空母群を救うべく、日本艦隊の前に立ち塞がる。魚雷は撃ちつくし、舵は手動、後部砲塔も揚弾は人力、照準は砲側照準と指揮装置の指示を音声で伝達など、応急処置の積み重ねで、半身不随どころか満身創痍、瀕死の重傷だった。
- どう見ても勝ち目のない戦いだったが、エヴァンス艦長は艦後部に避難しながらも指揮を続け、「どれだけの勇気や度胸があっても俺達は助からない、だが俺達があの空母達を助けることはできる、一分でも時間を稼ぐんだ」と士気を鼓舞し続けたという。
- ジョンストンが挑んだのは矢矧率いる第10戦隊だった。ジョンストンも一矢を報いたものの（矢矧の記録に寄れば、士官室に1発直撃）、多勢に無勢。第10戦隊に袋叩きにされたジョンストンは次第に力尽きる。
- この時、戦闘の混乱故か、他の艦と誤認したのか、矢矧の戦闘詳報ではジョンストンを2回撃沈したと記録されている。それほどジョンストンがしぶとかったという証左だろう。なお、矢矧は米駆逐艦の射撃を「弾数は少ないが、精度は高く、回避してもすぐに追従してくる（要旨）」と、舌を巻いている。
- 9時45分、総員退艦発令。10時10分、ジョンストンは遂に転覆沈没した。この時「互いの顔が見えるほど」接近した駆逐艦（雪風と推定）の艦橋にいた将官から、生存者に敬礼が送られたとの証言が残されている。
- もう一つ、手向けのつもりだったのか、件の駆逐艦からは、戦前に日本に輸出されていたアーカンソー州産のトマトの缶詰が投げ渡されたと伝えられる。
ジョンストンを脱出した生存者は風に流されてしまったために発見が遅れ、ようやく2日後に救助されるまでに45人が死亡してしまった、他に約50人が戦闘中に死亡。327人の乗組員中、生還できたのは半数に満たない141人のみだった。
エヴァンス艦長も、前述の「日本駆逐艦からの敬礼」までは生存していたとされるが、その後行方不明となった。
死後にエヴァンス艦長には議会名誉勲章が授与され、その名はディーレイ級護衛駆逐艦DE-1023に受け継がれた。ジョンストンの名も、ギアリング級駆逐艦DD-821に継承され、その後台湾海軍に籍を移し、正陽(DD-928)として2003年まで現役にあった。
(雪風こと丹陽は1971年解体、正陽は1981年に台湾へ就役なので残念ながら
出会うことはなかった。ジョンストン以外にも何隻か同型が台湾へと渡っている。
また、フレッチャー級からも4隻が就役。)
（余談だが、エヴァンス艦長はネイティブアメリカン（チェロキー族とマスコギー族）の血を引き、黒髪のストレートヘアの持ち主だったという。こちらはジョンストン(艦隊これくしょん)の容姿には反映されていないようだ）
Relation Illustratonは何が好き？ふーん。
Relation Tags？仕方ないわね……はい。
艦隊これくしょん 駆逐艦娘 フレッチャー級(艦隊これくしょん)
