「名前か.....じゃあルルーシュ・ランペルージからとってL.L.というのはどうか」
概要
劇場版「コードギアス復活のルルーシュ」にて登場。
ゼロレクイエム後、ルルーシュの遺体はシャーリーとの協力でジェレミアに匿われ、そして復活。
ただし、ルルーシュが生きているのはルルーシュ自身の計略でも何でもなく、ルルーシュ自身はゼロレクイエム時に本当に死ぬつもりだったのだが、C.C.の「約束がまだ残っている」との我儘により、行動した結果であった。
ルルーシュは父シャルルからV.V.と同じコードを継承し、『コード所有者』となっていたが既にCの世界(神)を殺した事でコードが作用せず抜け殻状態と化してしまう。
故に『復活のルルーシュ』の当初の時点では姿形以外は別人で幼児退行し、C.Cの介抱がなければ生きられない体となる。
C.Cは約束を果たして貰うべく、ルルーシュを『コード所有者』として復活させる為にCの世界に繋がる門を探し世界各地を放浪していた。
その後、ジルクスタン王国の「アラムの門」にてCの世界に再び入ったものの、シャルルの意思が残っていたため時間の止まった状態になっており、C.C.はルルーシュとはぐれてしまい自分だけCの世界から出ることになりそこで待ち伏せをされ窮地に陥る。
C.C.が「ここまでだな...」と諦めかけたその時。
「違うな。間違っているぞ!」
聞き覚えのある声が、C.C.の言葉を否定する。
その後、絶対遵守のギアスで敵に死を命じたその姿は、かつて世界を壊し世界を救った男、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアその人であった。ここにルルーシュは完全復活を果たしたのであった。
ネタバレ
終盤、ジルクスタンとの戦いが終えるとルルーシュは仲間達や最愛の妹ナナリーに別れを告げる。
そして困惑するC.Cに「Lelouch・Lamperouge」を略し、自らを「L.L」と名乗ることを宣言し彼女と共に旅立って行った。
コードの紋章は首にある(前任者がルルーシュの首を掴んでいたため)。
備考
なお、声優のゆかな氏は監督からこれを「ルルーシュなりのプロポーズ」として演技指導を受けたという。
また、監督はこの作品を「自作品の中では一番ストレートなラブストーリー」と語っている。