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有栖川有栖の編集履歴

2011-08-06 12:41:54 バージョン

有栖川有栖

ありすがわありす

1.日本の推理作家 2.上記の著書の登場人物

概要

大阪生まれ大阪育ちの推理作家

有栖川有栖・創作塾の塾頭でもある。

2のキャラクターである有栖川有栖たちについては、

それぞれの記事を参照されたし。


作風は敬愛するエラリィ・クイーンの影響を色濃く受けた、

ロジックの完成度に重きを置く本格ミステリ。

大阪育ちで同志社大学卒の為、著作の舞台は大阪と京都を中心にした関西圏であることが多い。


主な著作

単発作品やエッセイ、他作家と共著のアンソロジー等幅広い執筆活動を行っているが、

最も人気が高いのは、以下の2シリーズである。


学生アリスシリーズ

英都大学ミステリクラブ、通称EMCの面々が旅行先で必ず災害人災諸々に見舞われ、

脱出不可能の舞台で不可思議な事件に立ち向かうクローズド・サークル物。

EMC所属の英都大生有栖川有栖が語り部となり、

EMCの部長である江神二郎探偵役を務める。

ヒロイン有馬麻里亜とのもどかしい距離、

カリスマ的存在である江上二郎の謎めいた過去、

織田先輩や望月先輩の激論や馬鹿騒ぎ等、

下記の作家アリスシリーズに比べて青臭く、文系的青春の香りが楽しめる。


作家アリスシリーズ

有栖川有栖の看板作品といえるシリーズ。

推理作家有栖川有栖が、親友である犯罪学者火村英生のフィールドワークに同行し、

二人で刑事事件のを解くという形式の本格ミステリ。

四天王寺在住の推理作家有栖川有栖(30代前半)がワトスン役を務め、

北白川在住の英都大学助教授火村英生(同齢)が探偵役として活躍する。

刊行数が多い為、二人の性格、生活環境、サブキャラクター達が十分に掘り下げられ、

魅力的な世界を形作っている。

おっさん二人がメインで、現実的な事件が多いが、

火村が暗い過去持ちで若干中二病な為、

学生アリスシリーズより大人びた作風かと言えばそうでもない。


この2大シリーズは、学生アリスが作家アリスシリーズを書き、

作家アリスが学生アリスシリーズを書いているという入れ子構造になっている。


関連項目

有栖川有栖(作家アリス)

有栖川有栖(学生アリス)

火村英生

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