pixivでは、主に下記の人物を指す。
- 『魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~』の主人公。
- 『ときめきメモリアル3』の登場人物。→渡井かずみ
かずみ(魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~)
(左:変身前・私服・ロングヘアー/右:変身後・ショートカット)
概要
気付いた時にはトランクの中に全裸で詰め込まれていた。
その後、自分のことを知っている御崎海香とカオルに再会し、彼女たちを含めた魔法少女チーム「プレイアデス聖団」と共に記憶を無くしたまま魔女と戦うことになる。
なぜか同じ魔法少女であるユウリから命を狙われているが…
性格は天真爛漫で人懐っこい。食いしん坊で、「食べ物を粗末に扱ったやつは本当の悪人」という考えを持っている。
また、料理が非常に上手く、聖団のメンバーに料理を振る舞うことも。
海香とカオルによると、3人とも帰国子女で両親は海外勤務のため、現在は3人で海香の家で暮らしているとのこと。
なお、第1話ではロングヘアーだったが、第2話以降はショートカットにしている。pixivのイラストでも双方の髪型が描かれている。
彼女の"願い事"
彼女が生み出したソウルジェムに秘められた願い事は現時点では不明。
海香とカオルも内容は聞かされてはいなかった。
ソウルジェムの色は不明、シンボルマークは渦巻き、変身前・変身後共に位置は両耳に付けた鈴型のイヤリング。
戦闘スタイル
武器は十字架の形をした杖。
杖を使った格闘戦を行うほか、杖から光線を放つ必殺技「リーミティ・エステールニ」を使用する。
プレイアデス聖団とのチーム戦では、聖団のメンバーが魔女の動きを封じ、最後にかずみがリーミティ・エステールニで止めを刺すのが基本戦術となっている。
また、第1話では爆弾を安全なものに変える魔法を使用している。
直感的に嘘を見抜ける能力、「悪魔の実」に対する(グリーフシードには働かない)高い感受性、「悪魔の実」に対する耐性など能力面でも謎が多い。
ここからはかずみ☆マギカ5話以降の描写を含みます
謎が多い主人公かずみ、彼女の謎は話数が進む程にどんどん深まっている。
まずは彼女の能力についてであるが、6話にて「バーサーカー化(暴走)」することが判明。
これは「自身の危険が極限のピンチになった」ことでこの状態になる。
第5話では半覚醒状態なのか、イーブルナッツを埋め込まれ、魔女モドキにはならずに縛られていた縄を自力でぶち破ってユウリ様に襲い掛かったがこの状態は意識があり、ナッツを入れられて混乱していただけの可能性があるため恐らく狂化状態ではないのだろう。
6話でこの狂化モードが初めて発動した。
・魔女あいりに十字架に縛られ、茨の蔓で串刺しにされた時に本格覚醒
・大怪我をしているはずの傷が全て完治した
・魔女あいりの茨を喰い千切り、その喰い千切った蔦にエネルギ-を送り込んで逆流させた
・手足が獣のように爪が伸び、獣のような毛むくじゃらの手足に変化、武器は素手になり爪
・自力で魔女あいりの十字架をぶち破って脱出
・魔女あいりに襲いかかろうとした直前に左鈴が再び鳴って突然正気に戻った
この状態になるとかずみは正気を失い、敵を殺そうと襲い掛かる模様、6話ではすぐに正気の戻ってしまった為詳しいデータはまだ不明。
バーサーカー化すると手足が獣のような姿に変化し、武器も十字架ロッドではなく呉キリカのような巨大な爪に変化する、魔法を使うのかは分からないが高速物理型のタイプに変化するようだ。
この状態になるのは描写を見る限りでは「自身が極限のピンチの状態になる」ことが条件だと思われる。
かずみは両耳に鈴を付けているが、この両鈴は1話から見ていると役割が違うことが分かる、以下がその描写
・1話:爆弾をくす玉にしたとき→右の鈴
・1話:聖団のシルエットのビジョン→左の鈴
・1話:裸で血だまりに立つかずみと裸の死体のビジョン→左の鈴
・1話:砕ける鈴、鈴を受け取るショートのかずみ等のビジョン→左の鈴(耳障りだあああ、汚い手で触るんじゃないのとき)
・1話:変身するとき→右の鈴
・2話:変身するとき→右の鈴
・2話:戦い方を思い出してきたとき→左の鈴
・3話:変身するとき→右の鈴
・6話:暴走が止まるとき→左の鈴
左右の鈴を比べて見ると分かるように、「右耳の鈴は変身や戦いに関する時に鳴る」「左耳の鈴は記憶に関する時に鳴る」描写になっていることが大まかに見てとれる。
かずみの記憶も左鈴の中に収められている可能性があり、右鈴はソウルジェムに関連している可能性があり、今後もこの両鈴の描写には目を配る必要性がある。
また、彼女の能力である疑惑の「物質変化」能力についても述べる。
この能力が備わっている可能性がある箇所は、1話の爆弾を花火に変えた時、6話の魔女あいりの中から人間状態のあいり(ユウリ様)を抜き出した?2箇所である
6話では魔女あいりの中から人間状態のあいりを引きずり出したが、意識は魔女のまま?(イル・トリアンゴロを発動しようとした)であり、台詞も全て魔女文字で発していた。
両場面とも、かずみが「別の物に変われ」「元の魔法少女に戻す」と変化を願う発言しており、この両者はかずみの能力によって変化、または戻された可能性がある。
余談
魔法少女姿となった際の肌の露出がかなり多い。
マントはあるものの、それ以外背中から腰にかけてほとんど布が無い。
スカートもかなり短く、胸にいたっては細いリボンでギリギリ隠している程度。
『魔法少女まどか☆マギカ』本編、外伝を含めた現時点での全ての魔法少女中で最も露出度の高い魔法少女である。
なお、当初は魔法少女服が似ているユウリも同じような感じと思われたが、コミックス1巻の裏表紙のカラー絵で、肌と思われた部分はピッチリとしたボディースーツだったことが判明し、かずみだけ露出が多いことが確定した。
作者の天杉貴志氏は、コミックス1巻のあとがきで「この露出は私のモチベーション」と述べている。