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魔法少女かずみ☆マギカ

まほうしょうじょかずみまぎか

正式名は『魔法少女かずみ☆マギカ 〜The innocent malice〜』。芳文社の漫画雑誌「まんがタイムきららフォワード」にて連載されていた漫画作品である。
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作品情報

作者原作:平松正樹 作画:天杉貴志
フォーマットストーリー漫画
ジャンル魔法少女ファンタジー
出版社芳文社
連載誌まんがタイムきららフォワード
連載開始2011年3月
単行本既刊5巻
連載状況完結(2013年1月号)

ストーリー

「わたし、魔法が使えるみたい」

自分の名前以外の記憶を失ってしまったかずみ。事件に巻き込まれ、脳裏を過る記憶の断片と呼応するように魔法少女になってしまって…!?

様々な運命が絡み合う…もう一つの魔法少女の物語。

(まんがタイムきららWeb、第1巻あらすじより)

作品解説

タイトルからも分かるように『魔法少女まどか☆マギカ』の外伝(スピンオフ)作品である。

見滝原町とは別の街「あすなろ市」に住む魔法少女かずみを中心として描かれた物語で、魔法少女やその契約と使命、ソウルジェムなどの基本概念は本編と同様ではあるが、プレイアデス聖団を軸にしたオリジナルの展開になっている。この作品は料理と食が1つのキーワードになっており、各タイトルも料理or食材名が多い。また、魔法少女同士の戦いが中心となっており、魔法少女の願いとは夢や希望だけではないという多様性もある。

1巻には3話までしか収録しておらず、初めて読む場合は10月12日に発売された2巻(4話から8話まで収録)をセットで購入することを勧められていた。中盤に明かされる設定やキャラの背景も多いため、今から読むなら全巻セットによる一気読みを推奨する。
1巻だけを見ると、まどか☆マギカとまったく違う設定なハートフル作品に見えるが、マギカシリーズである以上、第1巻は本編の第1〜2話のようなもので、すぐに第3話終盤のような鬱展開が発生すると誰もが思っていた。事実、そうなった。しかし、その内容は大きく性質の異なるものだった。
4話を読んでいるか否かで作品の評価が大きく変わると言われるが、前述の通り本編には登場していなかった性質の魔法少女「ユウリ様」および、インキュベーターであるキュゥべえ・そして本作独自の存在であるジュゥべえが本格参入するためだろう。実際、設定もまどか☆マギカと一緒であり、これも第4話から判明していく。4話〜6話の展開は、主軸となる登場人物を考えると「ユウリ☆マギカ」と呼ぶに相応しい。もっとも、第2話でカオルや海香は、「魔女モドキ」のことを「いままで見た事ないタイプ」とはっきりと口にしているので、気づいている人は気づいていた。
その後、本編との設定の統合がなされ、キャラクターそれぞれの過去を掘り下げた後、第3巻収録最終話で本編を超えた重い設定が判明し、本編のダークな展開に慣れた人でも強烈な衝撃を受ける作品となっている。
しかし、まどか☆マギカと同様、最終回まで読めばただ重く暗いだけではないことがわかる。

月刊誌連載なので単行本の発売ペースは遅め。1巻が2011年5月12日、2巻が同年10月12日。3巻が2012年3月12日、4巻が9月12日。最終5巻が2013年の1月12日発売となっている。

なお、この作品はあくまでまどか☆マギカの外伝であるため、まどか☆マギカで起こりえないことはかずみ☆マギカでは起こりえない。

登場人物

詳細はリンク先を参照の事

プレイアデス聖団

かずみ☆


物語の主人公。かずみという自分の名前以外は思い出せない。実はマギカシリーズでもっとも重い運命を背負わされている。

魔法少女かずみ☆マギカ 御崎 海香


かずみの親友でプレイアデス聖団の一人。中学生の傍らベストセラー作家として活躍しており、印税で3人が住む豪邸を建てたほど。しっかりもので大人っぽい性格をしており、かずみのことは妹のように見ている。攻撃力は低く、体力もない描写がある完全な支援系だが、その能力はマギカシリーズでも非常に汎用性が高い。

牧カオル


かずみのもう一人の親友でプレイアデス聖団一の常識人。運動神経抜群でサッカー選手として活躍している。明るく姉御肌で面倒見がよい。その俊敏性で魔女を足止めすることが主で、海香の放った光球を蹴って相手にぶつけるパラ・ディ・キャノーネを使う。

ボクっ子魔法少女


第3話より登場したプレイアデス聖団のメンバーの1人。僕っ子であり、かずみによく突っかかるが根は優しい少女。よくかずみをひっ叩いている。大きく描かれているコマが多いのだが、何故か存在感の薄かった娘。

ねこでうさぎ


プレイアデス聖団のメンバーの1人。将来は獣医になりたいため、動物と話せることを願い、魔法少女として契約した。3話では黒猫と会話をして、魔女の行方を尋ねていた。

ニコちゃん


プレイアデス聖団のメンバーの1人、「だぞ」「くわばらくわばら」など珍妙な物言いが多い。魔法の性質は「再生成」、自作の通信機用アプリで魔女の残留力を検出でき、他にも色々と小道具を所持しており、現代の作品ならではの登場人物と言える。

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プレイアデス聖団のメンバーの1人でリーダー格、乗馬服を思わせる魔法少女服を着用し、武器も乗馬鞭。変身前は眼鏡、変身後は片眼鏡。詳細はリンク先を参照の事。

かずみ☆マギカの最重要人物。カオル曰く、とてもいいやつ。全ての始まりで、聖団の全て。彼女がいなければかずみ☆マギカは始まらなかった。

その他の魔法少女

ユウリ様


プレイアデス聖団を付け狙う謎の魔法少女。ファンからの通称は「ユウリ様」。序盤の立役者という重要人物。この物語が紛れもなく「マギカシリーズ」であるという事を読者に知らしめ、しかしながら、この物語が紛れもなく「まどか☆マギカ」とは観点の異なる物語であることも知らしめた。

ユウリ☆マギカ


「ユウリ編」の最重要人物で、カズミと佐倉杏子と過去になにかあった模様。

飛鳥ユウリの親友。

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ソウルジェムの蒐集が趣味という、魔法少女同士の戦いが中心となっている本作ならではの人物。見滝原市へ行く途中、あすなろ市に立ち寄ったのだが……。一筋縄ではいかない捻った能力持ちが多い本作らしく、彼女にもまた「隠し玉」が存在する。

レミさん


石島美佐子のクラスメイト。詳細は不明だが、中学三年に上がったばかりの頃に行方不明となっている。おそらく魔女化などで死亡したと思われる。願いや固有魔法は不明。中々かわいらしいのだが武器は斧。

すみれちゃん!


プレイアデス聖団とは別個で活動している魔法少女。牧カオルとは以前、トレセンで組んだことがあった。第7話でカオルにソウルジェムを奪われる。

存在そのものがネタバレである。4巻(18話)以降を未読の人は個別記事の閲覧をオススメしない。
聖団、特に神那ニコに憎悪を燃やす魔法少女。また「悲鳴合唱団、最高」と言うなど、ユウリ様と共通点がある。ただし、彼女にとってユウリ様は聖団を消耗させる為のただのコマに過ぎず、ユウリ様のドジッ子に呆れていた。聖団を消耗させる目的でイーブルナッツを製造し、ユウリ様と双樹あやせに与えた。

妖精

ジュゥべえ


プレイアデス聖団と契約を交わしたとされる妖精。表情豊かでおしゃべり、聖団メンバーのソウルジェムの穢れを一気に浄化するなど多芸多才。現在のところ聖団メンバーとは良好な関係を保っているように見えるが……? 里美からは「べえちゃん」。ニコからは「べえやん」と呼ばれている。

nQimaBe


ユウリ」と契約を交わした無邪気な悪意の塊。巧みに「事実の断片」のみを与える事でユウリを絶望させ、プレイアデス聖団と敵対する方向へと仕向けて行く。目的及び正体は不明。って、どう見ても……
ひらまっち「……あれ?キュゥべえって、なんでしたっけ…」
担当N「あっ……ちょっと、ネタバレはやめてください!」

その他

かずみ☆マギカの最後に残った癒し。かずみがいろんな意味で最初に会った人物。店と土地を奪われた恨みからショッピングセンターを爆破しようとしたが、その肝心な爆弾入りトランクをドジッ子魔法少女のせいでかずみ入りトランクと入れ替わってしまう。海香が魔法で爆弾犯を架空の人物にしたあかげで逮捕されず、第6話で知り合いから店をまかされていることが判明する。ビーフストロガノフやバケツパフェなど、かずみにいろいろと作ってくれる好青年。

女刑事。立花さんの爆弾を用意したのはこの人。女性でのし上がるには手柄がいるため、ある優しい人から立花さんのことを聞き、彼を爆弾魔にしたてて捕まえるという手柄を手に入れようとした。だが意識的ではないにしてもかずみに阻止され、さらに見破られる。その後、その優しい人からもらったイーブルナッツでカマキリのような魔女モドキに変化してかずみを抹殺しようとするも、魔法の力を覚醒したかずみにやぶれ、海香に爆弾魔や魔法に関する記憶を消される。その後「イチゴリゾッド」にて、内面外面ともにキレイな状態で再登場。連続女子中学生(魔法少女?)失踪事件を調査している。上記の椎名レミの妹から彼女が魔法少女であること聞いており、失踪事件となにか関係あるのではと考えている。
飛鳥ユウリ憧れの人。本編ではあいりの記憶の中に2コマだけの登場だが、2巻と3巻の治外法権では登場。特に3巻のはユウリともども、あいりが呆れるくらいだいぶはっちゃけている。
イーブルナッツによりスライムのような魔女モドキになる。化粧品の販売店員だが、黒いファンデーションによる女の子の肌や髪が痛むという理由で襲っていた。彼女が二度目に魔女化した際にユウリ様も登場したが、彼女がイーブルナッツを与えたのかは不明。一応刑事さんと同じくユウリ様自身がイーブルナッツを与えたようなことを言っていたが、ナッツの製作者も彼女にイーブルナッツを与えたような発言をしている。
なお、最終話と5巻カバー裏にも登場している。
御崎邸に住む黒猫。ジュゥべえとじゃれあうほど仲が良い。プレイアデス聖団が結成する前からカズミに飼われていた。
  • 椎名レミの妹
本名は不明。3歳の時にどういう経緯かは不明だが姉が魔法少女だと知る。姉の同級生の石島美佐子が29歳なので生きていれば16〜17歳。余談だが千歳ゆまに似ている。
作中内ではグランマという名称しか出ていないカズミのに強い影響を与えた人物。プレイアデスの名も、食べ物を粗末にしてはいけないという考え方も、人は生きようとする限り絶望しないという考え方など彼女の影響である。なお「グランマ」という呼称から誤解されやすいがカズミとの間に血縁関係はない。
浅海サキの妹。聖団が結成する前に交通事故で無残な死をとげる。

ゲストキャラ

ティロ・フィナーレ


かつて、カズミを魔女から救い出した魔法少女。魔女をティロ・フィナーレの一撃で粉砕するなど、その火力の強さは健在。彼女の活躍はカズミが魔法少女となるきっかけとなり、ある意味「かずみ☆マギカ」の幕を開けた人物とも言える。

Malleus Maleficarum


カズミの日記の回想に後姿で1コマだけ登場。状況を見ると飛鳥ユウリにちょっかいを出したところをカズミに仲裁されたようである。ちなみにこの時口にしていた食べ物はパン。

魔女一覧

今作の魔女図鑑は基本、魔女が倒される度に書かれている。
(但し4巻に登場した魔女の名前はまとめて22話の図鑑で紹介された。)

画像名前プロフィール初登場話
名前をつけるとしたら…図書館の魔女?
コールサイン『プロローグ』個別記事参照。第3話
ユウリ様☆マジョカ
Nie Blühen Herzen個別記事参照。第5話
魔女ユウリ
Arzt Kochen個別記事参照。第5話
弾丸の魔女
Weiße Königin弾丸の魔女。詳細は個別記事参照。第8話
Hungrige Pumpe古代の海の魔女。詳細は個別記事参照。第11話
<かずみネタバレ> 魔女化里美
なきむしの鎧個別記事参照。第15話
あすなろの昴
あすなろの昴個別記事参照。第18話
双頭の邪翼さん
双頭の邪翼個別記事参照。第19話
魔女軍団レイトウコに保存されていた魔法少女たちのソウルジェムが、若葉みらいの最後の魔法ラ・ベスティアで引き剝がされ誕生。邪念は双頭の邪翼に及ばず、ラ・ベスティアで完全制御されてあすなろの昴を守る。確認できるだけでも5体(首のない人形、複数の足、顔のないぬいぐるみ、ティーセット、つけ爪の姿)。あすなろの昴の自害を手伝ったあとはかずみに全滅され、残ったソウルジェムはカンナのコネクトでヒュアデスの暁の媒体にされた。第19話
ヒュアデスの暁
ヒュアデスの暁個別記事参照。第22話

各話リスト

発言者はその話で最初に発言した人のみ。
サブタイトルの語源は主に料理名や調理用語を捩ったもの。

話数サブタイトル発言者
第1話アクトウワカルガノフかずみ
第2話ポットデルドック御崎海香
第3話カズミックス※かずみ
第4話イーブルナッツ神那ニコ
第5話マギカアラビアータユウリ
第6話バケツパフェ立花宗一郎
第7話ピック ジェムズ双樹あやせ
第8話テンプラアイス神那ニコ
第9話レイトウコ御崎海香
第10話チチンプリンカズミ
第11話デッド オア ライスカズミ
第12話プレイアデスカズミ
第13話マレフィカファルス宇佐木里美
第14話トモグイ宇佐木里美
第15話サトミノモト神那ニコ
第16話イチゴリゾットかずみ
第17話カクシアジ神那ニコ
第18話コネクト聖カンナ
第19話グリーフシードキュゥべえ
第20話インキュベーター御崎海香
第21話ジュゥべえジュゥべえ
第22話カズミマギカキュゥべえ
最終話イノセントマリス御崎海香

※恐らく語源は粉もの料理を作る際に使われる即席キット全般を指す「プレミックス」

関連イラスト

↓カラーが判明する前に描かれたイラストであるため、一部のキャラの色が違う

プレイアデス聖団


艶姿 魔法の三人娘


プレイアデス聖団



関連タグ

魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女まどか☆マギカの派生作品一覧
魔法少女おりこ☆マギカ 魔法少女すずね☆マギカ 魔法少女たると☆マギカ

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