概要
※現時点でコミックス未収録のキャラクターの腐向けCPです。ご注意ください。
漫画『鬼滅の刃』に登場する継国縁壱×継国巌勝のBLカップリング。
この二人の本来の関係は双子の兄弟(巌勝が兄、縁壱が弟)である。
ただし、弟の縁壱は(回想を見る限りだと)他の弟妹キャラと同じように巌勝を兄として純粋に慕っている感じだったのに対し、兄の巌勝の方は兄として接しつつも自分より才能があった縁壱を本気で憎悪していたという本作における他の兄弟キャラと比較するとかなり歪な兄弟関係になっている。
だが、縁壱が死んだ際に幼少期に自分が与えた手作りの笛を所持していたという事実に気付いて「もうやめろ」と思いつつも涙を流したり、その笛を自身が所持していたことをみると巌勝が縁壱に抱いていたのは決して憎悪だけではなかったことが推測される。
実際、巌勝が縁壱を憎悪するようになったのは自分よりも才能溢れる人格者だと気付いてからで、それまでは縁壱を哀れに思い、父の目を盗んで遊びに行ったり自分の持ち物だと気付かれないように上記の手作りの笛を渡したりしていた。本心はどうあれ傍から見れば父親から忌み子のような扱いをされている弟を大切にする兄の図である。
そのため、このCPを描く上ではだいたいブラコンな縁壱の思慕の一方通行か、あるいはやや遠回しながらも兄を敬いながら接する縁壱に巌勝が本心を隠しつつなんだかんだで形式上の年長として構ってやっているという一種のツンデレ的解釈に基づいて作られているものも少なくない(とは言え、上記の通り成長後も本編では表面上の兄弟仲は巌勝が鬼化するまでは悪くなく、巌勝もまた縁壱に対して一定以上の信頼や敬意といった正の感情もちゃんと持っていた節があり、これはこれでツンデレでもあながち間違っていないかもしれない)。