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縁巌の編集履歴

2019-12-01 23:26:30 バージョン

縁巌

よりみち

『鬼滅の刃』腐向けCP。ネタバレにつき閲覧注意

概要

現時点でコミックス未収録のキャラクターの腐向けCPです。ご注意ください。


























漫画『鬼滅の刃』に登場する継国縁壱×継国巌勝BLカップリング

この二人の本来の関係は双子の兄弟(巌勝が兄、縁壱が弟)である。


ただし、弟の縁壱は(回想を見る限りだと)他の弟妹キャラと同じように巌勝を兄として純粋に慕っている感じだったのに対し、兄の巌勝の方は兄として接しつつも自分より才能があった縁壱を本気で憎悪していたという本作における他の兄弟キャラと比較するとかなり歪な兄弟関係になっている。


だが、縁壱が死んだ際に幼少期に自分が与えた手作りの笛を所持していたという事実に気付いて「もうやめろ」と思いつつも涙を流したり、その笛を自身が所持していたことをみると巌勝が縁壱に抱いていたのは決して憎悪だけではなかったことが推測される。

実際、巌勝が縁壱を憎悪するようになったのは自分よりも才能人格者だと気付いてからで、それまでは縁壱を哀れに思い、父の目を盗んで遊びに行ったり自分の持ち物だと気付かれないように上記の手作りの笛を渡したりしていた。本心はどうあれ傍から見れば父親から忌み子のような扱いをされている弟を大切にする兄の図である。

この巌勝のパーフェクトコミュニケーションの結果、縁壱は喜びや幸せという感情を得たと思われ(表面上は無表情であったが)、縁壱の後の言動、その生涯に関わっていくこととなる。


巌勝の剣の師範を打ち倒してしまったことを切欠に急に継国家に兄を差し置いて縁壱を跡目とする動きが生まれる中、縁壱は母の死を見届けた後、

「いただいたこの笛を兄上だと思い、どれだけ離れていても挫けず、日々精進致します」

と言う言葉と笑みを残し、継国家を出奔。

数年後の再会時には、巌勝と家臣たちが鬼に襲われている所を縁壱が救出したときの第一声が「申し訳ございません兄上」と己が遅れたことで兄に危害が及びそうになったことの謝罪だったり、

そしてすれ違いの末に兄が鬼に堕ちてしまったときには、「何が楽しい? 何が面白い? 命を何だと思って いるんだ?」と激昂し、無惨と対峙。無惨にトラウマを刻み付けている。

更に数十年間鬼になった兄を追い続け、「お労しや兄上」と年老いた姿で相対し、結果命を落とすが、前述の通り幼い頃巌勝のあげた笛を未だに後生大事に所持していたことが判明する。



今現在巌勝の回想のみではあるが普段無表情であると思われる縁壱が感情を表すのは大体兄がらみであるため、このCPを描く上ではだいたいブラコンな縁壱の思慕の一方通行か、あるいはやや遠回しながらも兄を敬いながら接する縁壱に巌勝が本心を隠しつつなんだかんだで形式上の年長として構ってやっているという一種のツンデレ的解釈に基づいて作られているものも少なくない(とは言え、上記の通り成長後も本編では表面上の兄弟仲は巌勝が鬼化するまでは悪くなく、巌勝もまた縁壱に対して一定以上の信頼や敬意といった正の感情もちゃんと持っていた節があり、これはこれでツンデレでもあながち間違っていないかもしれない)。




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