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七福神の編集履歴

2019-11-03 20:48:30 バージョン

七福神

しちふくじん

日本の民間信仰で福をもたらすとされる七柱の神々のこと。

概要

日本では縁起物とされる存在。

インド(大黒天 毘沙門天 弁財天 吉祥天)、中国(福禄寿 寿老人 布袋和尚)、日本(えびす)出身が入り混じった構成になっている。

最初からこの面々だったわけでなく、徐々にメンバーが追加されていき、人数が七人になった後もメンバーが変動することもあった。現在でも一部においてその変動メンバーに基づく七福神信仰が存在している。

同じく縁起が良いとされる宝船に乗った姿で描かれることも多い。

福禄寿と寿老人は、南極寿星(りゅうこつ座の一等星・カノープス)という同じ星の神格化であるため、御利益がかぶるとかいう以前にキャラが一応被っている。その為どっちかが統合されたり南極老人に置き換えられ、空いた枠に吉祥天猩々が入るバージョンが存在した(『日本七福神伝

』での例:吉祥天女・弁才天女・多聞天王・大黒天神・布袋和尚・南極老人・蛭子三郎)。

室町中期の仏僧瓊春(けいしゅん)が描いた七福神図では「大国主命、蛭子命、天鈿女命、毘沙門天、福禄寿、寿老人、布袋尊」だったという。


メンバーや人数が異なる例

一部では七福神に一人加え、八福神とする例もある。変動例としては以下のケースがある。


  • 京都の清水寺の「清水寺八福神」、横浜市鶴見区の横浜熊野神社の「鶴見八福神」ではレギュラーメンバーにお多福を加える。
  • 千葉県八千代市の「八千代八福神」、東京都八王子市の「八王子七福神」、埼玉県久喜市栗橋の「くりはし八福神」ではレギュラーメンバーに吉祥天を加える。
  • 横浜市瀬谷区の「瀬谷八福神」、愛知県豊橋市の「吉田七福神」ではレギュラーメンバーに達磨を加える。
  • 東京都文京区の「小石川七福神」はメンバーリストは一般的なものだが、そのうちの「弁財天(徳雲寺)」は宇賀神そのものとなっている。像の意匠としては習合神としての「宇賀弁財天」でもなく、ガチで宇賀神そのものである。そして男女双方の宇賀神がいるため事実上の「八福神」でもある。

メンバー

現在のレギュラーメンバー

バージョンによって変動するメンバー

補欠メンバー?

七福神をモチーフとしたキャラクター

その他

  • 一部では中国の八仙が七福神に似てると言われこれが起源説があるとか。
  • 笑点ではOPアニメで採用されたりメンバーが仮装された。

関連タグ

日本文化  宝船

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