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かみ

超常的・超自然的な存在を表現する単語。かみさま。
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神とは

  1. 人間を超えた存在で、人間に対し禍福や賞罰を与え、信仰崇拝の対象となるもの。各国の宗教伝説民話などに登場する。
  2. ネットスラングのひとつ。人間業とも思えない素晴らしい技術感性で生み出されたもの。またはそのようなものを生み出す人物を指す。
  3. 日本で用いられている名字のひとつ。


pixivにおける『神』

pixivにおいては以下のような作品に対して付けるタグとして扱われる。

  1. 日本および世界各国で「神」とされる存在を題材とした作品。
  2. 人間業とも思えない素晴らしい技術感性で生み出された作品。およびその作品を生み出した人物。
  3. 「神」と称されるものや、「神」のイメージを想起させるものが描かれた作品。
  4. 「神」という名のキャラクターが描かれた作品。

かたくるしい概要

原始的信仰

人類がまだ都市国家もつくらず生活していた時代から、風雨・寒暖などの「自然現象」は「何者か」が起こしていると観る思想があり、その「超自然的存在」に対する畏怖と感謝による信仰形態が発生したことは想像に難くない。「大地の産物が多く実るように」「隣人が災害に遭わないように」など、生活に関わる単純が願いが込められていたのだろう。
原始宗教の信仰対象として「地母神」が挙げられるが、鳥獣と同じ人類のメスが「子孫を出産する」という行為が「大地が産物を実らす」ことと同一視され、多大な生命を育む豊穣の存在として「偉大な母」のような存在が感得されたのだろう。また、人類とは違う存在として宙空を飛行する「鳥類」、地上・森林に住む「野獣」なども、神または神の使者のように扱われ、やがて「多神教」の原点へと発展していく。またそれと並行して、すべての現象の根源に対する意識も深まり、こちらは「至高神」として、多神教の主神(信仰の多さとは必ずしも一致しない)、そして一神教の単独の「神」(下位に従える霊的存在は別の名で呼ばれる)となる。

日本の神道は、こうした原始信仰の名残を色濃く残しているが、これに後世伝来した仏教道教、そしてこれら外来思想を日本独自に整理した陰陽道などの要素が複雑に重なっている。他の文化圏では、後世に広がった一神教などの外来の宗教が在来の神を駆逐し、かつての神は新たな信仰の神やそれに準じるもの(天使など)に編入されるか、「妖怪」や「悪魔」、「精霊」「妖精」などと扱われるようになっていった(これに対し日本では、神と妖怪の区別は非常に曖昧であり「妖怪も神のうちに含まれる」と捉えることもできる)。

日本の神(カミ)

正確には、日本語の「カミ」は中国語の「神」とも、神と誤訳された英語の「GOD」とも異なる意味の語である(後述)。
日本における神様とは、

  1. 神話に登場する神々
  2. 神社に祭られている祭神
  3. 先祖
  4. 魂(霊)
  5. 動植物をはじめ自然界の事物や現象
など、その他どのようなものであっても、超人間的威力やはたらきを持つ畏れ多い物が神である。善神もあれば悪神も存在し、人間に危害を及ぼすような悪神であっても、心和んで喜べば人間に恵みをもたらすことがある。このことは、江戸時代の国学者本居宣長が、その著作『古事記伝』で日本の「カミ」を以下のように定義していることからわかる。

『尋常(よのつね)ならずすぐれたる徳(こと)のありて、可畏(かしこ)き物を迦微とは云うなり。』

『貴きもあり、賤しきもあり、
 強きもあり弱きもあり、善きもあり悪しきもありて、
 心も行もそのさまざまに随いて、とりどりにしあれば、
 大かた一むきに定めては論いがたき物になぬありける。』

簡単に言えば、
「どんなモノであっても、とにかく、何かしらずば抜けていればカミ
という意味である。

しかも、それは「鳥獣木草のたぐい」といった動植物の範囲を問わないし、必ずしも「善い」「美しい」というポジティブな方向でずば抜けている必要も無い。

極端な話、極悪人はその突出した行により「神」としての性質を帯びているのである、と捉えることもできるし、人間離れした容姿の不細工はその突出した醜さ故に神としての性質を帯びている、ということもできるのである(ネット上などで犯罪者が「神」と称されることがあるのは、日本語本来の意味に照らすと正しい用法である)。

こうした「カミ」観は、日本に於いて根強いが、これは、神道における「八百万の神」の思想に端を発するモノである。

『神』の呼称例

事例1

特化した功績をあげた上で、『◯◯の神様』と称される人も多い。

菅原道真は、学問神様として実際に祀られている例である(ただし、特化した功績というよりは、「怨霊信仰」に基づくモノであると言われる)。

事例2

一般的呼称においても、「神」という言葉は実に多く使用されている。
例として

  • 非常に"ずば抜けた"作品 ⇒ 『神作品』
  • 非常に"ずば抜けた"曲 ⇒ 『神曲』
  • 非常に"ずば抜けた"絵師 ⇒ 『神絵師』
そして
  • 非常に"ずば抜けた"人 ⇒ 『神』
といった具合で称される。ただし、その呼称に於いては各人の主観が大きいことを留意されたい。

漢語の『神』と西洋の『GOD』

余談であるが、漢語でのとは、自然界の不思議な力を持つ物などを表す文字であり、人格的な存在を指すものではない。古代中国人は雷を天の神と考えたが、後には広く一般に「神秘的なもの」の意となった。中国語の聖書では、キリスト教の神は「上帝」あるいは「天帝」と訳されている。
英語での God とは、主に一神教的神の意味の他、多神教における神、そしてその中でもgoddess(女神)に対する形で男神の意味等で用いられる。フランス語 Goutte、Gott も同義。「ゴッド」という語の由来も、ヘブライ、アラム語の文書からもっと昔まで追っていくと、はじめは「神」という単数形はなく、初期の神話的伝承はそろって複数の「神々」で、本来は「雲中をかけめぐる者たち」というような意味であるといわれる。
TRPGなどにおいて、一神教的意義でない「神」には、元は「主人」を指す「lord」「lady」を使う事も多い。
日本のカミと漢語の(シン)は明らかに意味が異なるし、英語のゴッドとも意味のずれがある。何らかの意味で傑出した人物を神と称するような用法は英語にはない。なお、古い漢訳聖書では、天使を「神」と訳する例がある。

仏教の神

本来の仏教では、超越的な存在への絶対服従を求めるような考え方はなく、解脱には無用なので神の存在を扱わない。仏教における神は、人間やその他の生き物と同様、衆生の一種(「すごい生き物」ではあるが)という位置づけにすぎない。だが、仏教が広がっていく過程で土着の信仰を取り込んで、神が仏法の守護神として扱われるような現象が起こった。原始仏教では、苦楽共にある人間とは違いになる機会に恵まれていないとされていたが、日本では神も仏になる事ができるとされ、八幡神が「八幡大菩薩」と呼ばれたり、本地垂迹説により高位の神は対応する仏が姿を変えて人々のために現れたとされたりしている。

フィクション

フィクション世界では様々なジャンルで登場し、主人公と複雑な絡みを見せてくれる。
詳細は架空の神々一覧を参照。

別名・表記揺れ

神様 GOD ネ申

関連タグ

信仰 神話 宗教 神格化
男神 女神 / 女神様
破壊神 暗黒神 創造神 唯一神
太陽神 月神 風神 雷神 水神
土着神 土地神
鬼神 邪神 死神 疫病神 貧乏神 荒神
人神 現人神
神職

架空の神々一覧
 天使

新世界の神 モンスターエンジン 聖☆おにいさん MZD

他の記事言語

God

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