概要
2013年にパチスロ機として稼働し、iosとandroidにアプリとして移植された。
※iosの配信は2017年頃に終了。
XXの頃の販売元であるサミーがパチスロメーカーであったが、その頃にはパチスロ化には至っておらず、ファンからしたらまさかの出来事である。
開発はアークシステムワークスではなく、D-lightが手掛けた。
全編フルボイスで、2Dアニメーションで描かれる。
Xrdでは3Dになったので現状ではGG最後の2D作品となっている。
Xrdのストーリーモードで使われた「storyteller」などの数々のボーカル曲が初めて使用されている。
一応ストーリーらしきものも用意されている。
ソル=バッドガイとシン=キスクを動かしながら、各地で情報を集め、元老院のバルディウスから閃牙を奪取するという物である。
演出が中々面白く、左・真ん中・右のスロットボタンを押す度にソルが「ヒダリィ!ナカ!ミギィ!」と叫んだり、「ギルティボーナス!!」と叫ぶソル(CV.中田譲治)の声が聞けるのは本作だけであろう。
しかしながら、格ゲーファンには馴染みの薄いパチスロというジャンルのためか、ラスボスのバルディウスを撃破したプレイヤーはかなり少ないものと思われる。
閃牙は続編のXrdには直接登場せず、すでにソルの武器「ジャンクヤードドッグ」に組み込まれているなど、ストーリー自体にあまり中身がないのは良くも悪くもといったところ。
後のXrdへの布石となる多くの情報が本作にて初めて公開されており、Xrdシリーズで遂に出ることがなかったブリジットやイズナなども登場している。
また、Xrdで大幅なイメージチェンジを遂げたカイ=キスクやザッパなどのデザインのベースと思われる衣装が確認できるなど、ファンならば一度はプレイしておきたい作品と言える。