概要
劇場版「仮面ライダー対ショッカー」での作戦に失敗し、南米支部へと左遷された死神博士がアンデスの沼に生息していたデンキナマズを元に改造した怪人。鳴き声は「アララララ」
行川アイランドに基地を作った日本支部の後任である地獄大使への手土産として棺桶に入れられた状態で運ばれた。
武器は両手に装備された10万ボルトの電圧を発生できる電気ムチで、強化されたショッカー骨戦闘員、滝和也ですら昏倒させるほどであったが同じく電気怪人であったクラゲダールやエイキングとは異なり電気エネルギーは無尽蔵ではなく定期的に行川アイランド内の久遠の塔から反射する太陽光を浴びせなくてはならないのが弱点であった。
アイランド内のトンネルで石倉五郎を捕らえた後に、死神博士と共に付近を調査していた本郷猛と滝和也を迎撃するが、前述の弱点から一時退却し地獄大使に弱点を説明した。
そして五郎を洗脳して立花藤兵衛らを捕らえる作戦に失敗し、トンネル内で滝和也を襲撃し五郎と同じように5万ボルトの電流を帯電させて洗脳して本郷を暗殺しようとするもこれまた失敗。
最終的に自ら出撃するが地獄大使のなりふり構わぬ指示でボルトを上げたはいいもののエネルギー切れになってしまい、さらに五郎から弱点を聞いた藤兵衛らによって塔からの太陽光の供給が出来なくなりライダー反転キックによって倒された。
派生作品
すがやみつるによる漫画版ではアマゾニアとコンビを組む形で登場。
死神博士の指揮する海底遺棄毒ガス奪取作戦に参加し、邪魔になる漁民を片っ端から始末していた。
セミミンガの破壊音波を聞かされて海中に落下した1号を強襲するも、電磁鞭を掴まれぶん回され、岩に叩き付けられて爆発四散した。
PS『仮面ライダー正義の系譜』でも登場。
かつての世紀王の片割れであった邪眼によって復活した死神博士の配下として1974年 1月の時代で地熱発電所の変電設備にて仮面ライダーV3と戦う。
強化改造されたのか、太陽光がなくても無尽蔵に電気エネルギーを使うことが出来た。