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旭化成の編集履歴

2020-02-10 16:41:14 バージョン

旭化成

あさひかせい

『旭化成株式会社』は、化学、繊維、住宅、建材、エレクトロニクス、医薬品、医療等の事業を行う日本の大手総合化学メーカー。

概要

1922年に設立された旭絹織と言う会社がその起こり。この会社を興した野口遵は1903年に鹿児島県に水力発電所を作ったのはよかったが、当時は電気の需要がほとんど無かった事から、有り余る電気を活用するため、熊本県水俣市に日本カーバイトという会社を興したが、その日本カーバイトが水力発電所の運営会社と経営統合し、日本窒素肥料となった。

旭絹織は、その「分家」として設立された。


宮崎県延岡市においてアンモニアの製造を行っていたが、そこから人工繊維の一つである銅シルク(いわゆるベンベルグ)の製造などにも進出、総合科学メーカーへと進化していく。

ただその歴史はかなり複雑なものがあるので、外部リンクを参考に。

なお、1946年に旭化成に改名している。


アメリカの化学メーカーのダウ・ケミカルとの合弁会社を通じてサランラップの製造・販売を請け負っていたが、1982年に合弁を解消、ダウ・ケミカルから日本での製造・販売権を譲ってもらい、以後、直系の関連会社を通じて製造・販売を行っている。また、やはりダウ・ケミカルが手掛けていた食品用保存袋・ジップロックの製造・販売権も得ている(ライオンから譲ってもらった)。


軽量で耐火性に優れた住宅用建材・ヘーベルパワーボードや、それを利用したプレハブ住宅・ヘーベルハウスを、やはり関連会社を通じて取り扱っている。

さらにはかつては日本酒(富久娘)や焼酎(チューハイハイリキ)や冷凍食品(関連会社を通じて)も取り扱っていたが後に撤退している。


社員の吉野彰(現:旭化成株式会社名誉フェロー)がリチウムイオン二次電池 (LIB) の基本概念を1985年に確立させ、2019年にノーベル化学賞受賞している。


スポーツでも、

  • 1951年(昭和26年)創設の柔道部は、全日本実業団体対抗大会を11回制した名門で、上村春樹、中村兼三、内柴正人と3人の金メダリストを輩出したのを初め、シドニーの100kg超級銀メダルの篠原信一等9人で延べ11回の出場を果たしている。また2004年アテネの銀メダリスト・泉浩も明治大学卒業後旭化成入りしている。
  • 1946年(昭和21年)に創立された陸上部も、全日本実業団対抗駅伝競走大会で歴代最多25回の優勝、マラソン選手では、1992年のバルセロナ五輪で銀メダルを獲得した森下広一の他、宗茂・宗猛双子兄弟(メイン画像の人物)、谷口浩美、川嶋伸次、千葉真子、宮原美佐子、安部友恵など、男女とも数々のオリンピック・世界選手権代表を輩出している。

(2010年以降は女子選手は不在、男子のみ宗猛・陸上部総監督の下で活動)


関連タグ

フジテレビ(「スター千一夜」、「なるほど!ザ・ワールド」、「ミライ☆モンスター」のスポンサーを務めた)


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