概要
『山海経』の「中山経」に記載される、陽水という河の伊水への合流点(現:河南省嵩県付近)に棲むという妖怪である。
その姿は人面で豺(サイ:アカオオカミ)のような身体に鳥の翼を持ち、叫び声のような鳴き声を上げる。
名前に蛇と入るのは進み方が似ていることからであるとされる。
しかし原典の図は失われており、明代に描かれた挿絵では上記のような有翼人面獣のようなものと、名前の通りの蝙蝠のような翼を持つ蛇としての姿の2パターンがある。
姿を見せたときには洪水が起こる前兆だと恐れられた。
創作での扱い
現在では有翼蛇として描写される場合が多い。
ベナレス配下の妖魔「化蛇(ホウアシヲ)」として登場。
最初は敵としてある作戦に従事していたが…
pixivでは大ヒット作であるこの漫画のキャラクターのイラスト投稿が多い。
- エルダーサイン
pixivユーザーのいぬひろ氏が担当。