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身喰らう蛇の編集履歴

2020-03-21 23:18:40 バージョン

身喰らう蛇

うろぼろす

身喰らう蛇とは日本ファルコム発売の作品「英雄伝説」の軌跡シリーズに登場する組織である。

概要

ゼムリア大陸で暗躍する謎の組織。作中では《結社》等とも呼ばれる。

謎の多い組織で高度な技術力と組織力を誇り小国程度なら圧倒できる組織だがそういったことには興味がないようだ。


組織構成

組織としては盟主(マスター)を中心としており使徒(アンギス)執行者(レギオン)と続いている。国家に属さない組織ではあるが非常に高い技術力を誇っていることが明らかにされている。

組織としては比較的新興組織らしい。


盟主(グランドマスター)

《身喰らう蛇》を統べる最高権力者。閃の軌跡Ⅳにて遂に姿を現したが、顔は隠されている。見た目は若い水色のロングヘアの女性。

《使徒》達にとって唯一にして絶対的な存在として崇められ、外道なワイスマンやサディスティックで自己中心的なマリアベル、焔の末裔である一族の"魔女"として生きてきたヴィータ・クロチルダ、250年という永い時間を生きてきたアリアンロードを含めた《使徒》達は彼女に深い忠誠を誓っている。

部下を大切に想う慈悲深い心を持ち(本心はわからないが)、空の軌跡で亡くなったワイスマンレーヴェの死を自分の責任と口にし、離脱したヨシュアレンシャロンの選択も価値あるものと口にしている。

未来予知の類の能力を持っているようで、今までの出来事は《盟主》にとって全て予測済みらしい。

《オルフェウス最終計画》を進めていく過程の中で、"人の可能性"を模索している。


蛇の使徒(アンギス)

結社の最高幹部。第一柱から第七柱までの7人で構成されている。


執行者(レギオン)

結社の実行部隊。


鉄機隊

《鋼の聖女》アリアンロードが率いる《結社》最強の戦闘部隊。


十三工房

  • ヨルグ・ローゼンベルグ

ローゼンベルグ工房の工房長。ノバルティス博士の師匠だが自らが開発したゴルディアス級を奪われたため関係は険悪。最近結社から離れることを考えているらしい。


  • 黒き終焉のアルベリヒ

黒の工房の長。実はギリアス・オズボーンの配下で結社を事実上離反している。


  • フランツ・ラインフォルト

ラインフォルトの技術者であり、黒のアルべリヒの肉体の器となってしまった男。黒のアルベリヒだった頃とは別にフランツ本人も十三工房に属していたと思われ、ノバルティス博士に研究成果の引き渡しをしていたと思われる。



その他

さあ、握手をしよう!

第38強化猟兵部隊中隊長 ⇒ 第06強化猟兵連隊長

元ルーアン市長・ダルモアの秘書、市長の汚職に絡んでいたために逮捕されていたが巡り巡って

結社の強化猟兵に入隊。結社での経験を元に「肉体改造論」という本を著作する。


組織との類似点

ゼムリア大陸には組織と呼ばれる暗殺などを扱う組織がおりメンバーには小アルカナからとったコードネームを幹部には大アルカナからとったコードネームを与えられる。

結社の執行者には大アルカナから取った番号が与えられるが関連性は不明。


関連タグ

軌跡シリーズ ゼムリア大陸

空の軌跡 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡




目的



ネタバレ注意!!











『7つの至宝がこの"可能世界"において、人の手で如何なる結末を迎えるのか。それを導き、見届けること自体に《盟主》の計画の意味はあるのさ』



オルフェウス最終計画》―――計画は三段階に分かれており、長である《盟主》が掲げるこの計画を達成するために《結社》は動いている。今だ詳細は不明だが以上の台詞から、《至宝》とそれを扱う人間の観測が主な目的の一つである。《黒》のアルベリヒからも、根本的には《観測者》に過ぎない組織と口にされている。




1.《福音計画》


元《使徒》第3柱、《白面》ゲオルグ・ワイスマンの主導によってリベール王国で行われた計画。

《七の至宝》の一つである《空の至宝》『輝く環(オーリオール)』を封印から解き放ち、それを利用して人類を完璧な理性と揺るがない自己を持った超人的な存在に導くこと目的に動いていたが、それはワイスマン個人の目的であり、《結社》の本当の目的は『輝く環(オーリオール)』を手に入れることであった。

ワイスマンの野望はエステル・ブライトを始めとした《遊撃士》と協力者達によって阻止されたが、『輝く環(オーリオール)』はカンパネルラによって回収され、《盟主》に献上された。




2.《幻焔計画》


クロスベルとエレボニア帝国の二か所で行われた《福音計画》を超えた大規模な計画。


クロスベルでは、かつて消失した《幻の至宝》を超える《至宝》を創造し完成させる《零の至宝》の観測。

帝国では、かつて《焔》と《大地》の至宝が激突し融合したことによって生まれた《巨イナル一》。それを"魔女"と"地精"の先祖によって7つに分割して生まれた7体の《騎神》。それらを再び一つに錬成し、その結末を観測を目的に動いた。



クロスベルの主導の《使徒》は第六柱F・ノバルティスと第七柱《鋼の聖女》アリアンロードの二人。

まずクロスベルにて、消失した《幻の至宝》を超える《至宝》を創造することを目的としたクロイス家に協力。結果、クロイス家が創造した人工生命体(ホムンクルス)のキーアが《零の至宝》として完成し、キーアを観測した後に帝国方面へと向かった。


帝国の主導の《使徒》は第二柱《蒼の深淵》ヴィータ・クロチルダ。

7体の《騎神》を再び一つに融合するには、闘争によって生まれるエネルギーで満たすことを条件で発動する儀式の《七の相克》が絶対条件。しかもその闘争エネルギーは、世界大戦に匹敵する程でなければならない。しかしヴィータ・クロチルダは世界大戦を望まず、それに代わる計画を考案したことによって、それが行われた。

帝国では貴族派に協力する形で内戦に介入。帝都ヘイムダルにて煌魔城を呼び起こし、内部にて《灰》と《蒼》の《騎神》を戦わせることで疑似的な"相克"を起こすことで帝国の"呪い"の解呪を試みたが、死んだと思われた《鉄血宰相》ギリアス・オズボーンによって《幻焔計画》を乗っ取られてしまう。



2年後、《幻焔計画》奪還のため再び動き出すが、3体の神機による計画に必要な闘争の程度を見極めの実験、そして《鉄血宰相》と相対するより協力した方が計画促進に繋がると判断し、ヴィータ・クロチルダを除いた《使徒》6名の賛同によって代案ではない本来の《幻焔計画》が動き出す。

ヴィータが反対した理由は、《鉄血宰相》の《巨イナル黄昏》に協力して行われる《幻焔計画》はその過程でゼムリアという世界そのものを滅ぼしてしまうからであったため。それでも《鉄血宰相》に協力したのは、"世界が滅んでも《結社》にとって不都合が全くない"からなのかもしれない。

以降の計画の主導者は新第三柱《根源の錬金術師》マリアベル・クロイスと第七柱《鋼の聖女》アリアンロードの二人。


《鉄血宰相》及び《結社》と協力者達、そして《大イナル黄昏》によって広がった"呪い"によって、"表"では共和国と各国を巻き込む全面戦争の準備が着実に進んていき、"裏"では《騎神》同士が争い最終的に一つになる儀式《七の相克》が進められた。

最終的には《灰》が勝ち残る形で相克は終了し、《巨イナル一》が錬成された。しかし不十分な錬成で本来の数十分の一程度の力しか発揮できない状態で顕現してしまい、そこに宿った呪いの本体たる《黒》の精神ごと討たれることでこの世界から消滅した。


《結社》はその結末を見届けたことで、《幻焔計画》は完了。しかしその過程で、アリアンロードは亡くなり、シャロンは完全に《結社》を抜け、マクバーンと《鉄機隊》は計画以降《結社》に戻ってきていない。その代わり、セドリック・ライゼ・アルノールが《結社》に加わる。







更なるネタバレ注意!!













『――――《黄昏》による終焉は回避され、世界の命数は僅かながら伸びました。"全ての無"へと至るまで、およそ3年――――』




『これより、《オルフェウス最終計画》が第三段階――――《永劫回帰計画》を開始します』




《結社》の計画は、遂に最終段階へと動き出していく………

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