キャッチコピーは「さあ、冒険とイマジネーションの海へ」。
概要
2001年9月4日開園。2016年に15周年を迎えた。
東京ディズニーリゾートで2番目のテーマパーク。世界のディズニーパークで初めて海をテーマにした。シンボルは地球を模した噴水アクアスフィア。
アクセスは舞浜リゾートラインリゾートゲートウェイ・ステーション駅(JR京葉線舞浜駅に隣接)から11分、東京ディズニーシー・ステーション駅で下車、目の前である。
テーマポート
(「」の中は過去のディズニーシー公式からの引用となっています)
海にまつわる物語、伝説からインスピレーションを得たこのパークは、7つのテーマポートに分かれています。(随時 追加・訂正を推奨)
メディテレーニアンハーバー
「東京ディズニーシーの玄関口は、南ヨーロッパの古き良き港町。 ここでは、美しく眺めの良い漁村、ロマンティックな運河のある魅力的な街並み、大航海時代の要塞という3つのエリアでゲストのみなさまを冒険と発見の世界へ誘います。」
パークに入ってすぐのところにあるエリア。主にイタリアがモデルになっている。ホテルミラコスタと隣接しており、ホテルからはこのエリアが見える。世界各国のディズニーパークを絡めた、探険家・冒険家学会S・E・A設定発祥の地であることも特筆すべき点だろうか。
主なアトラクションは
・ディズニーシー・トランジットスチーマーライン
・ヴェネツィアン・ゴンドラ
・ソアリン・ファンタスティックフライト
アメリカンウォーターフロント
「ここ20世紀初頭のアメリカには、趣の異なる2つの港町があります。 活気溢れるニューヨークの街並みには、高架鉄道や自動車が行き交い、素朴な田舎町の漁村、ケープコッドでは、美しい景色を眺めながらゆったりと過ごすことができます。」
1910年代前後のアメリカ、ニューヨークなどがモデル。開園当初はショップやレストラン以外の施設が多くなかったが、年々人気アトラクションが建設されたことでパーク内1人気のテーマポートになっている。タラの岬、ケープコッドではダッフィーフレンズのショーやグリーティングがおこなわれている。
主なアトラクションは
・トイ・ストーリー・マニア!
・タートル・トーク
など。
ポートディスカバリー
「時空を超えた未来のマリーナ。ここは自然と科学が調和した素晴らしい未来の世界です。 予想もつかない動きをするウォーターヴィークルや空想未来的な建築様式など、全く新しい世界が広がっています。」
『レトロフューチャー』がテーマのエリア。TDLのトゥモローランドと違う点は、現代人がイマジネーションする未来ではなく過去の人々がイマジネーションした未来である部分。未来的なのに、何処か柔らかで温かい雰囲気があるのはそのためである。未来の港ということで、数隻の潜水艇や調査船がホライズン湾に停泊しており、その中でもマンボウ型の潜水艦はサンフィッシュ・サブといい、ホライズンベイレストランの入り口に吊るされているサンフィッシュ・サブは前回の海中レースで優勝を納めたMOLA-8である。因みに優勝トロフィーもホライズンベイレストランの中で展示されている。新アトラクション建設によって、後年大きくバックストーリーが変化したのも特徴。気象が主だったストーリーから海洋生物に重点が置かれるようになっている。因みに堤防を模した壁の向こう側は、本物の東京湾だ。
主なアトラクションは
・ストームライダー(2016年クローズ)
・ニモ&フレンズ・シーライダー(ストームライダー跡地に2017年オープン)
・アクアトピア
ロストリバーデルタ
「1930年代の中央アメリカのジャングルでは、古代文明の遺跡が発掘され、遺跡にひそむ神秘と脅威を明らかにしようと、考古学者や一攫千金を狙う者たちなどが多く集まるようになりました。 ゲストは彼らのキャンプで食事をしたり、探険家気分で危険に満ちた体験をすることができます。」
未開のジャングルをテーマにしたエリア。
主なアトラクションは
・レイジングスピリッツ
・インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
アラビアンコースト
「魔法と神秘につつまれた、ここは『アラビアンナイト』の世界。 絵物語のようなこの世界で、シンドバッドと一緒に冒険したり、キャラバン隊の行進に参加したり。アラビアンコースト以上にマジカルな体験ができるところは、きっとないでしょう。」
『アラビアンナイト』をテーマにしたエリア。映画『アラジン』のアトラクションやグッズが多い。新テーマポートへの道がこの場所に作られるのではとされている。
主なアトラクションは
・キャラバンカルーセル
・ジャスミンのフライングカーペット
マーメイドラグーン
「ディズニー映画『リトル・マーメイド』のアリエルと仲間たちが暮らす海底王国の世界。 アリエルが登場するライブショーや、海をモチーフにしたメニューなど、カラフルな「アンダ・ザ・シー」の世界を楽しむことができます。」
映画『リトルマーメイド』のエリア。屋内のアンダー・ザ・シー、トリトンキングダムと屋外のアバブ・ザ・シーに分かれている。アンダー・ザ・シーは冷暖房がしっかりしているため、悪天候などに最適だ。また全体的にミニライドが多い傾向にある。
主なアトラクションは
・マーメイドラグーンシアター
・フランダーのフライングフィッシュコースター
など。
ミステリアスアイランド
「謎の天才科学者ネモ船長が作った科学研究所が隠されているこのカルデラでは、人々が不可能と考えていたことを可能にする様々な開発が行われています。 ネモ船長が開発した地底走行車や小型潜水艇で神秘的な未知の世界へ冒険にでかけましょう。」
東京ディズニーシーのシンボルである、『プロメテウス火山』のあるエリア。元はジュール・ヴェルヌの小説「神秘の島(mysterious island)」と「海底二万マイル」、「地底旅行(journey to the center of the earth)」であり、デザインは小説の舞台となる19世期の「スチームパンク」で統一されている。このエリアにおいては、キャストは「クルー」と呼ばれ、右肩に手を当てて「モビリス/モビリ」という敬礼を交わす。中央のヴァルカンズ・コルドロンにはネモ船長の潜水艦「ノーチラス号」が停泊している。(*大きさは本物よりも一回り小さい。)
エリア内のギフトショップ「ノーチラスギフト」の横、架橋前には大きな「N」マークが描かれているが、ここはネモ船長が開発中の飛行ヴィークル「アルバトロス号」の駐機場であり、地面には車輪が擦れた跡がみられる。夜にはノーチラスギフトの屋根に取り付けられたアンテナの下にあるアルバトロス号用の誘導灯が点灯する。(センターオブジアースのqラインの途中のマグマサンクタムにあるネモ船長の製図室においてアルバトロス号の模型を見ることができる。)何気にテーマポート内のアトラクション全てがファストパスに対応している。余談だが、センター・オブ・ジ・アースは通常よりもっと速く走行できるが、あまりにも速過ぎて運行速度は現在のもの(時速75km)に落ち着いたという逸話がある。
主なアトラクションは
・センター・オブ・ジ・アース
不定期開催
・マグマサンクタムツアー
ミステリアスアイランドの深いバックストーリに触れるファン大歓喜のツアー。
センターオブジアースにおいて、地底生物にはそれぞれ名前がつけられており、終盤の加速前に溶岩から出てくる大型の生物はラーヴァモンスター、キノコの森にいる鳥のような顔をした爬虫類のような生き物はスキンクといい、一部のファンからも愛されている。その他、ラトリングトード、トライペダルビートル、フライングニューダブランク等がある。因みにラーヴァモンスターについては、マグマサンクタムのネモ船長の実験室に卵の化石とその化石の発見に至った経緯及びネモ船長の「こんな生物が居ると思う事は馬鹿げている。」「クルーの間違いだろう。」といった存在を否定するような考察が確認できる。また、この生物の登場シーンにおいて下方に破壊された地底走行車の残骸とみられる蒸気タンクが見られる。因みにアトラクションのライドには、海底二万マイルの小型潜水艇は「ネプチューン号」、センターオブジアースの地底走行車は「サブテラニアン・ヴィークル」と命名されている。地底走行車の乗り場であるベースステーションまでゲストを運ぶエレベーターは「テラベーター」と呼ばれ秒速14.5ファゾムで、440ファゾムまで下ることがでできる。(1ファゾム=1.8288メートル。)
つまりテラベーターは、秒速26.5mで805m降下する乗り物である。これに比べれば某S・E・Aメンバーの廃墟ホテルにあるエレベーターなど貨物用のおっそいエレベータ…((うわっ!何するやめr...
ベースステーションのコミュニケーションセンターではそれぞれの観測所からの通信が長がれており、火山活動の報告と共にゲストを待機させるようクルーが懸命に訴えているものの誰も聞いていない。
再開発計画について
※詳細については、東京ディズニーリゾートに記載
2016年に2019年オープン予定の「ソアリン」を発表。
その後に8番目のテーマポートを「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」ファンタジースプリングスとし、アナと雪の女王・塔の上のラプンツェル・ピーター・パンの世界を日本オリジナルとなる4つのアトラクションなどで再現した3つのエリアと、リゾート内最上級ランクの部屋を有するディズニーホテルの建築を、追加投資としては過去最高となる約2,500億円をかけ、東京ディズニーシー開業以来最大の面積を2023年度中の拡張を目指すと発表された。パーク裏手の駐車場は今、魔法の泉を掘りあてようとしている。
余談
一般的に、東京ディズニーシーは初めて海をテーマにしたディズニーパークとされている。だが大本は、本国ディズニーパークで新たに開園予定だったコンセプトをそのまま受け継いだものである。このことからディズニーの没計画を流用したという裏話が存在している。また、建設はオープン日に間に合うよう急ピッチで作業され、1万人近い作業員は様々な制約の中であの美しく素晴らしい景観を作り上げたこととなっている。
関連イラスト
関連タグ
ディズニー 東京ディズニーリゾート 東京ディズニーランド TDS ディズニーシー
アトラクション
ダッフィーとお友達
ダッフィー シェリーメイ ジェラトーニ ステラ・ルー クッキー・アン
イベントなど
シーソルトアイス ミステリアス・マスカレード ヴィランズの手下ファッショナブル・イースター ウインドワンダラーズ