概要
名鉄が岐阜市内線、揖斐線、谷汲線向けに製造し、2005年の同線廃止後は福井鉄道に移籍した車両。現在も4編成8両全車が在籍する。
名鉄時代
直通用従来車両であった510形と520形を置き換えるために1987年に2車体連接×4本の計8両が新製された。
当初はスカーレット1色だったが、後に塗色変更を行った。なお、772-773編成は1994年から97年までブルーライナーミニとして運行された。
名鉄では2005年3月31日の600V区間廃止まで活躍した。
福井鉄道への移籍
廃止後は福井鉄道に譲渡された。譲渡時に弱め界磁率の変更やパンタグラフのシングルアーム化および1基化などの工事が行われている。
なお、全車がえちぜん鉄道への直通に対応しているが、2020年8月現在、充当される運用はない。