概要
OP詐欺のED版。内容的には全く一緒のため、詳しい説明はOP詐欺の記事を参照。
OP詐欺に比べれば語られることが圧倒的に少ないのは、OPの場合は本編に先立って作品のイメージを印象づけ、本編と食い違った場合に「詐欺」と言われやすいからであろう。EDは少なくとも本編を1話分は観てしまってから視聴するものであるため、たとえ本編とズレていても「予想を裏切られた」感が少ない。
代表的な作品
ケース:4
ご存知、ゾンビホラーゲームの代表であるが1作目のEDの曲はやたらと明るい(ただし、最初のバージョンのみでその後に出たリメイク、移植版には入っていない)。
ケース:1
OPの方は本編と同じキャラデザであるが、EDの方のキャラデザがあまりにも本編とかけ離れており、はっきり言って別人になっている。
ケース:2
オープニングや本編のテンションとは考えられないようなアーティスト(ケツメイシ)を起用し、エンディングの映像も本編のテンションとは明らかに違う。つまり、こちらのエンディングも意図的な演出と言えるかもしれない。しかも、特殊エンディングの一つとして戦場のメリークリスマスを流すという展開まで……。
ケース:2
タイアップであったため、疾走感ある明るいオープニングとは異なり妙に暗い歌詞の歌となった。次回作幻星神ジャスティライザーもヒップホップだったり失恋ソングだったりと内容とそぐわなかった。
ケース:2
テロや戦争を描いた本編とは異なり、ツンデレなラブソングが起用された。
ケース:2,3
そも物語の中盤辺りから仲間の犠牲は当たり前のシリアス展開突入に定評があるシリーズ。特に近年のシリーズ作品のエンディングには「登場人物たちが和解して平和を謳歌する」ものや「失ったものや悲しい過去を乗り越えて未来に進む」等といった救済やハッピーエンドを匂わせる演出が為されていた。しかし実際に本編がたどったのは、ハッピーエンドどころか一辺の救いもない凄惨かつ陰惨な鬱展開の果てに下手をすればバッドエンド一歩手前の後味の悪さしか残らないビターエンドを迎えるというかつてのシリーズ作品でも考えられないようなもので、中にはあまりの惨状にネットが炎上する事態に発展することもあった。現在スタッフを制作会社ごと一新した新たなシリーズが放送中であるが、果たしてこの物語がどのような結末を辿るのか、今後の展開に期待したいところである。
ED詐欺と見えて……
TV本編では使用されず、BD・DVD版の第1-2話限定のEDとして使用された。ほのぼのとした曲調のため、第3話以降の作風をカムフラージュするためのED詐欺のように思われることがある。しかし歌詞をよく聞けばその内容は実に悲壮なものであり、決して本編の作風を裏切っていない。OPの「コネクト」にも言えることである。
- ぐらんぶる(アニメ版最終話限定)
まさか、オープニングテーマをエンディングで流すという特殊エンディングを最終回で披露する事になった。OP詐欺の度合いと比べると、印象に残りにくいが。