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新機動戦記ガンダムW

しんきどうせんきがんだむうぃんぐ

「新機動戦記ガンダムW」とは、サンライズ制作のガンダムシリーズの1つであるオリジナルロボットアニメである。
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概要

TVアニメ『新機動戦記ガンダムW』は、1995年4月7日から1996年3月29日までテレビ朝日で全49話が放送された(地方系列局では東日本の多くと南日本の一部で遅れ放送)。略称は「ガンダムW」など。前作『機動武闘伝Gガンダム』と次回作『機動新世紀ガンダムX』をあわせて、「ガンダム平成三部作」と呼ばれている。正確には『∀ガンダム』も平成作品として数えられる。


2000年3月6日より、アメリカ合衆国カートゥーンネットワークにて、『Mobile Suit Gundam Wing』のタイトルで放送が開始され、本作はアメリカで初めて放映されたガンダム作品となった。

最終的に欧米以外の国々でも放映され、本作はガンダム史上放映された国が最も多い作品となった。

欧米では日本でいうと初代ガンダム並の知名度を誇る。そのため、向こうではガンダムといえば本作品しか知らない層もいたりするらしい。


池田成監督の指揮のもと、「カッコいいガンダム」を目指して作られた作品でワンマンアーミーのガンダムパイロット達による、まるでアクション洋画のようなスリル溢れる活躍が魅力。


従来のガンダムシリーズ同様に戦争を主軸とする物語が展開されるが、本作はより強く「そもそも戦争とは何か?平和とはどういう状態なのか?」というテーマ性に切り込み、「戦争と平和」の定義やそれにまつわる思想について向き合った内容となっている。

そのため複数の勢力が分裂し、対立していくなど群像劇の要素が非常に強く、それぞれの持つ思想がぶつかり合って舞台が混沌としていく有様は従来以上に戦争の悲惨さを表している作品だと言える。


....と、上記のようにストーリー自体は至って真面目なのだが、前作とは違った意味でおかしな方向に暴走することもあり、思わず笑ってしまうようなシュールな場面も数多い。


具体的に言うと、「番組開始早々主役機がAパートで撃墜される」「ヒロインが主人公の怪我治療のために呼んだ救急車を主人公が乗員を蹴落とし強奪する」「機密保持のために敵勢力に強奪される前に機体を破壊出来る係数を持つ魚雷探しと自身の顔を見たヒロイン殺害のためにヒロインの学校に転校する」「そのまま主人公がヒロインに殺害予告をする」「次の話では主人公自ら自分の機体を破壊しようとし、その結果どざえもん状態でその話が終了する」という展開が、僅か開始2話の間に繰り広げられている


死ぬほど痛いぞ


初期以降もぶっ飛んだ展開やシュールなシーンは多く、「自爆して死のうとしたトロワをグーパンチで咎めるキャサリン」「周りが超人過ぎてやたら苦労を背負わされるデュオ」「自らを仮死状態にする五飛」「事実上宇宙軍の総帥なのに博士達に極秘裏にガンダム改修されたり、破壊しろと命ぜられたガンダムを一般兵に勝手に持ち出されたり、最後はクーデターを起こされるなどナメられ放題なツバロフ」など、突っ込みどころ満載な見所に事欠かない。


ノベライズを担当した神代創氏は、これらの作風を「ジェットコースターのような展開」と評している。後述するようなビジュアル系のキャラクターが、まるで木曜洋画劇場のようなテンションで暴れ回る画面のインパクトは半端ではなく、近年ではシリアスな笑いの定義に最も忠実な作品の一つとしても取り上げられる事が多い。


この作風は池田氏のセンスによるところが大きかったようであり、中盤で降板し、高松信司氏が監督職を引き継いで(クレジットは池田成名義から変更されていない)以降は、比較的オーソドックスなストーリーが展開されている(とはいえ、要所要所にインパクトのあるシーンはあるのだが)。


TV版の時系列はアフターコロニー195年4月7日(「オペレーション・メテオ」開始)~12月24日(最終決戦「EVE WAR」)、続編のEndlessWaltzは「EVE WAR」からちょうど一年後のアフターコロニー196年12月24日という事になっている。


ガンダムとそのパイロット

まずこの作品におけるガンダムの定義は主役機5機のフレームや装甲に使われていた素材「Genetic on Uni-versal Neutraly Different Alloy(電気的に中性的な異種構造の宇宙製合金)」に由来する。名目上は合金だが宇宙でしか生成出来ないという特徴から地球生成の合金との区別のために語尾に「-num」が付けられ、ガンダニュウムと呼ばれるようになった。


この作品でも『機動武闘伝Gガンダム』からの流れを引き継いで、多数のガンダムが登場する。5機のガンダム+それぞれの新ガンダム5機+ライバル用のガンダム1機と、合計11機のガンダムが登場している。『Gガン』では主人公以外の味方キャラクターの機体の乗り換えはなかったが、今作では5人全員が改修されたワンオフ機、または完全新規の機体に乗り換えている。ただし大きく変化したのはキット化された3機だけである。


しかし、Gガンはメインであるシャッフル同盟のガンダム5機が団結するシーンが非常に多かったのとは対照的に、後述するようにガンダムパイロット達の協調性のなさ(特に非常に警戒心が強く繊細な性格の五飛)もあって一期OPラストのように初期のガンダム5機が団結したシーンはあろうことか7話で「平和論者を主人公が騙されて誤殺したのを残り一人のパイロットが報告しに来た時」のたった一度きりと非常に少なく、5機で共闘したシーンは実は一度もない。


ガンダムの搭乗者が頻繁に変わるのも他のガンダム作品にはない特徴である。ゼクス・マーキスの機体であるガンダムエピオンも最初のパイロットは主人公ヒイロ・ユイであり、ウイングゼロも暫くはゼクス・マーキスが搭乗しており、最終的にはガンダムパイロットの5人全員が搭乗している。逆に初期の5機のガンダムでは立ち位置上パイロットはほぼ固定だった(ヒイロがヘビーアームズに乗ったくらい)。


ガンダムの扱いも目立つ兵器として捉えられているためかやや雑であり、爆破させられたり、邪魔になるからという理由で地球に置き去りにされたり、ヒイロ・ユイにいたっては自爆もさせている。さらに、舞台が宇宙に移った中盤においてはメインガンダムが5機も用意されているにもかかわらずまともに活躍(というか稼働)している機体が皆無といった異例の展開を見せている(一応ストーリー自体はそれでもまともに進んでいる)。

これはガンダムパイロットそのものが兵器になりうるほど個々の知能や身体能力が高い(特にヒイロとトロワ)ためで、ガンダムに乗らず量産機で戦っても普通に強い。ヒイロの育ての親であるドクターJに至ってはそのことを時には自虐も交えて何度か自慢しているほどである。

そのため、主人公勢がガンダム以外の機体で出撃することも多い。というか五飛以外は本編で全員が量産機に乗る場面があるほどで、特にトロワとカトルは様々な種類の量産機を乗り継いでいる。


ただしそんな雑な扱いならガンダムに愛着はないのか?というとむしろ逆で、自身の相棒を破壊されて絶叫するデュオ、正式なパイロットとなる前の整備兵時代から「この機体は気に入っている」と明言しているトロワ、サンドロックを半ば擬人化視して扱うカトル、妻の名前を名づける五飛など、ガンダムパイロットの多くが意外とガンダムに対して人一倍個人的な思い入れや愛着を抱いているのもこの作品の特徴である。


ちなみに、ゼクスも元々は「驚異的な性能を持つガンダムに対抗するため」にトールギスに乗ったはずが、ようやく乗った次の話でウイングガンダムが自爆全損し他4機もレディがコロニーを盾に取ったことで表立った活動を出来なくなったことや、その後ウイングを独断で修復してまでヒイロとの決闘に拘ったことでOZを解雇された(この時点でOZに入隊した目的をとっくに果たした後だったため、意図的なのもあるが)のもあって、肝心のガンダムとはたったの2度しか戦えていない。


複雑に入り乱れる戦況

本作の特徴の一つは組織対組織・国家対国家といった敵対構図が複雑で解りにくく(劇中序盤で敵側のOZと地球連合が内紛を起こし、その後OZ内でも内紛が起こる等、主人公側とは関係ない部分での紛争が次々と起こり主導者が変わる)、主演キャラクターの所属も目まぐるしく変わる事である。


ガンダムパイロット達も元々コロニー側の代表としての立場が確立されているわけではなく、劇中ではコロニー側の政治的判断によって見捨てられ、フリー状態で戦うことになってしまう。最大の敵組織OZもストーリー中盤でリーダーが交代してしまう。


「主人公とライバルがあまり自分の意志で刃を交えない」のもこの作品ならではで、上述通りゼクスも早々にOZを離脱したため、終盤まで主人公とは敵対関係ではない状態が続くという異例の事態が発生している。その都合上、全編通してガンダムパイロットもゼクスも同等の実力を持つエースパイロットとはほとんど戦わず、専らリーオーやトーラス、ビルゴといった量産機ばかりを相手にしているシーンが目立つ。

例外を考慮しても、表向きはロームフェラ財団の命令で戦うと見せかけ協力してモビルドールを破壊したり、ゼロシステムに飲まれた者同士が感応し合う形で強制的に交戦したりするなど、他のシリーズではまず見られないようなあまりに独特なシチュエーションで戦いが繰り広げられている。


このような複雑かつ不安定な戦況は上述したガンダムの改修環境にも大きく影響しており、デスサイズとシェンロンの改修は「OZに捕らわれの身だった5博士が極秘に行ったもの」である一方、ヘビーアームズとサンドロックは「OZには捕らわれずピースミリオンに雲隠れしていたハワード主導によるもの」と改修を行った勢力が大きく異なっている。


また、ガンダムやマグアナック隊のような特例以外は(配色こそ変えてはいるものの)どの陣営も同種のMSを運用している為、画面上での陣営の判別もつきにくくなっている。ガンダムパイロット達も共同の敵に対しては協力することはあるものの、基本的に仲間意識は無く、対立することや工作活動のために敵組織側で登場することも多い。ストーリー終盤でゼロシステムの導きによってようやく団結することとなる。


女性ファン獲得の道を開いたガンダム

忘れてはいけない特徴として、主人公ヒイロ・ユイをはじめとする美男子キャラクターが登場する事である。これまでも女性ファンがガンダムシリーズの各作品に思い入れを抱くパターンはいくらかあった。しかし、ここまで露骨とも言えるパイロットのアイドル視を推し進めたのは本作が初である。


当時は女性向けのメディアへも数多く発信され、これが予想外のヒットを飛ばした。

が、実はメインスタッフは特に意識しておらず、これらの反応に大きく驚いたという。よってガンダムパイロットのアイドル化はどちらかと言えば周囲の盛り上がりによって生まれたことである。


またもう一人の主人公であるリリーナ・ドーリアンがストーリーの中核を担う存在としても大きく、女性キャラが単にビジュアル的な役割だけではなくストーリーに介入していくという意味でも、女性ファンを惹きつけたと思われる。


想定外だった音楽事業での成功

ガンダムWの主題歌であるJUST_COMMUNICATION累積50万枚以上のセールスを記録する売上を誇る。


当時のガンダムシリーズの主題歌はキングレコードが牽引しており、商業的ヒットを重視したものはなく、明確なヒットと呼べたのも「ETERNALWIND〜ほほえみは光る風の中〜」くらいしかなかった。


しかし今作ではボーカルに人気声優の高山みなみを迎えたTWO-MIXが主題歌を担当し、その奇抜なサウンドからCDショップで在庫が次々と消えることになり、「音楽事業でも商業的に成功してしまう」という予想外の事態が発生した。

これは1995年当時流行していた小室ファミリーサウンドに肖った曲調だったのもあるが、メンバーの永野椎菜「こんなに売れるとは思っていなかった」と証言している通り売れることを狙って作ったわけではなく、販売元のキングレコードも急遽CDの追加発注をする対策を取ることとなった。

またこのヒットのおかげでTWO-MIXは声優歌手でもトップの地位に上り詰めたのは言うまでもなく、1990年代声優歌手の代表格に林原めぐみに並んで高山みなみの名も挙げられるほどである。


この商業的成功は後番組の「機動新世紀ガンダムX」にもしっかり影響しており、ボーカルに麻倉晶を迎えたROMANTIC_MODEを起用し、ヒットを記録している。


ガンダムの放送局がMBSに移行してからの音楽事業はSony_Music主導で売れ線に乗り出しているものの、実はTWO-MIXに匹敵するほどのヒットは未だに出せていない。


続編および外伝


無題


平成三部作の中では特に派生作品が多く、立体化においてはEndless Waltz版のガンダムばかりが優先されていたが、最近はTV版の方も徐々に立体化されつつあり事態はそれなりに改善されつつある。


ストーリー

A.C.195年、地球圏統一連合の支配に反目する一部のスペースコロニー居住者による地下組織が「オペレーション・メテオ」を発動させる。それは流星に偽装した5機のモビルスーツ「ガンダム」を地球に降下させ、秘密組織OZに対して破壊活動を行うことが目的であった。この工作員の1人であるヒイロ・ユイの乗機は、地球への降下中にゼクス・マーキス搭乗のOZの攻撃輸送機に墜落させられ、その後リリーナ・ドーリアンと出会うこととなる。そして、互いを知らぬまま地球に降下した他の工作員たちデュオ・マックスウェルトロワ・バートンカトル・ラバーバ・ウィナー張五飛とともに時代を動かしていくことになる。


登場人物

主要キャラクター



ガンダム開発者


マグアナック隊


OZ


ロームフェラ財団


地球圏統一連合


ホワイトファング


その他


※小説版で名付けられた名前である


新機動戦記ガンダムW EPISODE ZERO


新機動戦記ガンダムW BLIND TARGET


新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST


新機動戦記ガンダムW Endless Waltz


新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop


登場したモビルスーツ(モビルドール)

オペレーション・メテオサイド


OZサイド



十二星座モチーフ


新機動戦記ガンダムW Endless Waltz


新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST


新機動戦記ガンダムW Frozen teardrop



アフターコロニーの世界において、全てのモビルスーツの始まりの機体がトールギスである。

この機体を扱いやすさ・コストパフォーマンスを高めたのがリーオーであり、究極の性能を求めたトールギスの設計コンセプトを引き継いだのがウイングゼロである。ウイングゼロは最初のガンダムタイプで、本機を元にゼロシステム撤去・性能を分割して5機のガンダムが開発された。


その他


各話リスト

サブタイトル備考(知名度の高いシーンや台詞など)
1少女が見た流星オペレーション・メテオ発動、ウイングガンダムが海中に堕落、リリーナ・ピースクラフトに顔を見られたヒイロ・ユイが殺害予告(「お前を殺す」)
2死神と呼ばれるG(ガンダム)デュオ・マックスウェル、海中でOZに鹵獲されそうになっていたウイングを救出、「これで何もかも終わりだ…任務完了…」(例の『つづく』)
3ガンダム5機確認サリィ・ポォ初登場、トールギス初登場、インダス補給基地をガンダムヘビーアームズガンダムサンドロック及びマグアナックが襲撃(「馬鹿は来る!」)
4悪夢のビクトリアトーラスルクレツィア・ノイン初登場、リリーナ「ヒイロー!早く私を殺しにいらっしゃーい!」、トレーズ閣下のバスタイム(バラのエッセンス)、レディ・アン初登場
5リリーナの秘密リリーナの義父ドーリアン外務次官殺害、ドクターJ初登場、ハワード初登場
6パーティー・ナイト
7流血へのシナリオヒイロがノベンタ元帥を誤殺、オペレーション・デイブレイク発動
8トレーズ暗殺トレーズ・クシュリナーダ張五飛が生身で決闘、五飛は敗北し戦意を喪失、トレーズ閣下がレディを落ち着かせるためリーオーのコックピットにヒーリング映像を流す、ゼクス・マーキスサンクキングダム崩壊の元凶の人物であるダイゴ・オネゲル准将を殺害
9亡国の肖像ゼクスがトールギスに搭乗(「殺人的な加速だ!」)、オットーがトールギスで独断でサンクキングダムへ特攻し国の奪還に成功する(「ゼクス王、ばんざーい!」)
10ヒイロ閃光に散るトールギスとウイング初交戦、ウイングガンダム自爆
11幸福の行方
12迷える戦士たちヒイロが自爆から一ヶ月ぶりに意識を取り戻す(「死ぬほど痛いぞ」)、サリィの説得で五飛が戦意を取り戻す
13キャスリンの涙アレックスとミュラー登場、キャスリン・ブルームが自爆ショーを始めようとしたトロワ・バートンを殴る
1401爆破指令
15決戦の場所南極へヘビーアームズのエアリーズ回転斬り
16悲しき決戦ウイングが完全修復、ヒイロがヘビーアームズに搭乗、ゼクスのトールギスと再戦
17裏切りの遠き故郷宇宙要塞バルジ初登場、モビルドールが本格運用開始、プロフェッサーGドクトルSH教授老師O初登場、ガンダムパイロット5人全員が宇宙に渡る、サンドロック自爆、ウイングとヘビーアームズはそのまま地上へ放置
18トールギス破壊ツバロフ・ビルモン初登場、トレーズがモビルドールを巡ってロームフェラ財団に反旗を翻す、ゼクスがトレーズの洗礼である70機もの追討部隊を全機撃墜しOZを離脱(表向きは戦死扱い)
19バルジ強襲ハワードにゼクスとトールギスが拾われる、デスサイズがOZに鹵獲、デュオも捕獲されるがヒイロに救出される
20潜入、月面基地トロワがOZに潜入、軍の命令でデスサイズを見せしめに破壊、OZが修復していたサンドロックをマグアナック隊が強奪、その時サリィと合流、ヴァイエイト(完成度50%)とメリクリウス(完成度80%)の稼動テストにヒイロが潜入するも失敗しOZに捕獲される
21悲しみのカトルヒイロがメリクリウス、トロワがヴァイエイトに搭乗、カトル・ラバーバ・ウィナーがL4コロニーに帰還、父ザイードが殺害される
22独立を巡る戦いニコルがバルジのビーム砲でD120コロニーをレディごと消滅させようとするもトロワに阻止される、五飛がシェンロンガンダム強化を目論見、ツバロフと交渉し自らOZに捕獲される
23死神に戻るデュオヒルデ・シュバイカー初登場、月面基地に潜入したデュオが極秘裏にガンダム開発者に改修されていたデスサイズ(とシェンロン)を発見、改修機完成を待つため月面基地で再捕獲される
24ゼロと呼ばれたG(ガンダム)ウイングガンダムゼロ初登場、ゼロシステムと憎しみに呑まれた黒カトル降臨、それを迎え撃つためヒイロとトロワのヴァイエイトとメリクリウスが再出撃、ツバロフの手でガンダム開発者と残りのガンダムパイロットのいる牢屋の空気が抜かれる
25カトルVSヒイロトロワのヴァイエイトが撃墜され行方不明に、ガンダムデスサイズヘルアルトロンガンダム初登場(完成度70%だが外観はほぼ完成)、ツバロフに反旗を翻したレディが撃たれ昏睡状態に陥る、オペレーション・ノヴァ発動、ビルゴ初登場
26燃えつきない流星トレーズがOZ総帥を解任(「私は敗者になりたい」)
27勝利と敗北の軌跡総集編1
28すれ違う運命総集編2、ガンダムエピオン登場
29戦場のヒロインヒイロとカトル地球へ降下、ドロシー・カタロニア初登場
30リリーナとの再会ヒイロが「レッドワン」名義でトレーズ派に一時入隊、カトルの乗るエアリーズがバスターライフルを使う
31ガラスの王国(サンクキングダム)ヒイロが約1クールぶりにウイング搭乗
32死神とゼロの対決デュオ個別回、トラント・クラークがウイングゼロを独断で持ち出しデュオに接近、デュオ初めてゼロシステムを体験
33孤独な戦場ピースミリオン初登場、ヒイロのウイングガンダムがルクセンブルクでビルゴ隊にタコ殴りにあう
34その名はエピオンウイング完全にヒイロに乗り捨てられる、ヒイロがエピオンに乗り換える、トールギス自爆、ゼクスはウイングゼロに乗り換える
35ウーフェイ再び五飛個別回、L5コロニー自爆、トロワ記憶喪失の状態でキャスリンから発見される、ゼクスがサンクキングダム攻防戦に参加するために地球へ降下する
36王国(サンクキングダム)崩壊サンドロックが修復され久々にカトルが搭乗する
37ゼロVSエピオンヒイロとゼクスが機体を交換、ヒイロがウイングゼロに完全に乗り換える、ゼクスもエピオンに乗り換える、アルテミス・レボリューション発動(カーンズ及びホワイトファング初登場)、ツバロフ戦死
38女王(クイーン)リリーナ誕生
39トロワ戦場へ帰る宇宙戦艦リーブラ初登場、ゼクスがホワイトファングと結託
40新たなる指導者ミリアルド・ピースクラフト(ゼクス)が地球排除演説をする、デルマイユ・カタロニア戦死
41バルジ攻防戦ヒイロが単騎で戦っていたところサリィのシャトルを発見し合流する、ヘビーアームズが2クールぶりに登場、トレーズが地球国家群の総帥として復帰、宇宙要塞バルジがエピオンのビームソード一刀両断により完全破壊される
42リーブラ発進五飛がゼロシステムに触れガンダムパイロット5人で共闘する道が最善だと結論づける
43地上を撃つ巨光(オーロラ)OZ宇宙軍トレーズ派の残党がホワイトファングへの報復にリーブラ返還を条件にC421コロニー(トロワのサーカス団も公演を開いていた)を人質に取る(デュオとカトルに阻止される)、トロワがゼロシステムに触れ記憶を取り戻す、リーブラの主砲が地球の無人島に第一射が放たれる
44出撃Gチームガンダムヘビーアームズ改ガンダムサンドロック改に改修、ゼロシステムを使ったドロシーの指示でモビルドール部隊が出撃、サンドロックに一時的にゼロシステムが組まれる
45決戦の予感ヒルデがリーブラのデータを独断で持ち出しホワイトファングに狙われる、デスサイズヘルがホワイトファングが刺客として送ったヴァイエイトとメリクリウスを同時に撃破しヒルデを救出、リーブラのデータ入手に成功
46ミリアルドの決断リーブラのデータを元にリリーナがいるのを知ったヒイロが単騎でガンダムにも乗らずリーブラへ向かう、トールギスⅡ初登場、EVE WAR開戦、レディが昏睡状態から完全に回復する、ウイングガンダムが大破
47激突する宇宙ピースミリオンがリーブラに特攻し主砲を破壊、五飛とトレーズが最後の決闘
48混迷への出撃トレーズ戦死(「99,822人だ」)
49最後の勝利者ヒイロのゼロとゼクスのエピオンが最後の交戦、リーブラの残骸完全消滅

主題歌

オープニングテーマ

JUST_COMMUNICATION」(第1話 - 第40話)

作詞・作曲・編曲・歌 - TWO-MIX

RHYTHM_EMOTION」(第41話 - 第49話)

作詞・作曲・編曲・歌 - TWO-MIX


エンディングテーマ

It's Just Love」(第1話 - 第49話)

作詞 - 松本花奈 / 作曲 - 小泉誠司 / 編曲 - 多田光裕 / 歌 - 大石ルミ


ナレーション

本編:大塚明夫

サブタイトルコール:緑川光

次回予告:緑川光


余談

池田氏から監督が交代したことについて、バンク多用を余儀なくされる劣悪な制作環境や、「登板した時点で『前の監督はいなくなったから』と言われた」という高松氏の証言などから、こうした不自然な監督交代は池田氏の逃亡が原因だったのではないか、という噂も立つほどだった。

だが実際のところ、高橋良輔氏に交代後の文芸支援を依頼していたり、スタッフインタビューでも好意的な言及がされているなど、本当に池田氏が突如行方をくらましたのかという点には疑問符が残る。


一部キャラクターの名前に各国の数字がそのまま、或いは捩って使われており、以下の通りとなっている。

  • ジェイ・ヌル(独語で『0』)
  • レディ・アン(仏語で『1』)
  • デュオ・マックスウェル(ラテン語で『2』)
  • トロワ・バートン(仏語で『3』)
  • カトル・ラバーバ・ウィナー(仏語で『4』を意味するキャトル)
  • 張 飛(中国語で『5』)
  • ゼクス・マーキス(独語で『6』)
  • セプテム(ラテン語で『7』)
  • アハト(独語で『8』)
  • ルクレツィア・ノイン(独語で『9』)
  • デキム・バートン(ラテン語で『10』を意味するデケム)
  • エルヴ・オネゲル(独語で『11』を意味するエルフ)
  • ツバロフ・ビルモン(独語で『12』を意味するツヴェルフ)
  • トレーズ・クシュリナーダ(仏語で『13』)
  • カーンズ(仏語で『15』)

関連イラスト

20ガンダムウィング集合絵

W0[C90] ガンダムW初期機体集合絵


関連動画


関連タグ

ガンダム アナザーガンダム ガンダム平成三部作 EndlessWaltz

モビルスーツ モビルドール オペレーション・メテオ


ガンダムW100users入り ガンダムW500users入り ガンダムW1000users入り


鎧伝サムライトルーパー:監督:池田成氏(途中交代も同じ)・高松信司氏(トルーパーでは絵コンテ)、キャラデザイナー:村瀬修功氏(トルーパーではOVA版のキャラデザ)とスタッフが同じで、トルーパーメンバーの特徴がWキャラ達に反映されていたり、女性人気を博したり、OVAが制作されたりと幾つか共通する部分がある。


爆走兄弟レッツ&ゴー!!:シリーズ構成を務めた隅沢克之氏と脚本の千葉克彦氏が後に脚本家として参加している作品(放送開始時期もW4クール目と同時期と重複していた)。特に大神博士の思想面でWの影響が大きく反映されている部分があり、「ミニ四駆は速さ追求のためなら、使い手のことなど一切無視で構わない」というまるでトールギスやウイングゼロを彷彿させるかなりガンダム開発者寄りの考えになっている。


ZOIDS:同じく隅沢氏が脚本を担当。作中ガンダムWを彷彿させるネタも存在する。


シリーズ

機動武闘伝Gガンダム ← 新機動戦記ガンダムW → 機動新世紀ガンダムX


外部リンク

TVアニメ公式サイト

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