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カトル・ラバーバ・ウィナー

かとるらばーばうぃなー

カトル・ラバーバ・ウィナー(Quatre Rabarba Winner)とは、『新機動戦記ガンダムW』の登場人物。
目次 [非表示]

投稿イラストはカトルダグが多い。


「戦っちゃいけないんだ!僕たちは!」

「だぁめなんだよぉ!」

「宇宙の心は彼だったんですね…」


プロフィール

人種中東系
年齢15歳
身長156cm
体重41kg
名前の由来フランス語の4 (quatre)
CV折笠愛

概要

心優しく穏やかな性格。

劇中では何度か楽器を演奏する場面が見受けられ、芸術的センスに優れ、感受性も豊かである。

「宇宙の心を感じとる」という特異な感応性(「神憑りに近いほどの勘」などと説明されている)を備えており、宇宙世紀作品のガンダムシリーズで言うニュータイプのような素質を持っている。

ヒイロ・ユイウイングガンダムを自爆させた際には、その光景に衝撃を受けたゼクスノインレディ・アンの心境を感じ取り、またヒイロがウイングガンダムゼロに搭乗して制御不能となった精神を正気へ取り戻させたこともある。


アラブ随一の豪商の血筋に相応した社交性と度量を持ち、指令を出す科学者達からは「リーダーとして他のガンダムパイロットをまとめ上げることができる人間」と目されていた。

実際、集団戦闘に置いて自ら戦闘しながらも戦況の把握、寮機への指示を的確にこなすことが出来る。

このように5人のパイロットの中で最も長期的視野に長けるが、時折危ういまでの大胆な行動に出るという点ではやはり共通する。


また5人のガンダムパイロットの中で、唯一家族(父親・姉)が登場するキャラクターでもある。

実際に登場したのは一人だけだが、姉は全部で29人いる。

しかし、母親の母胎から産まれたのはカトルだけであり、姉達は全員試験管ベビーである。

母親のカトリーヌはカトルを出産した時に死亡している。

カトルは一時期、自分も試験管から生まれた人間ではないかと疑い、自分は無意味な存在と考え、荒れた生活を送っていた。

だが、後にカトルの親衛隊となるマグアナック隊と出会うことによって、作中に見られるような健全な姿に立ち直る。


カトルの父親である現当主ザイード・ウィナーは、地球圏統一連合から逃亡していたH教授を匿い、カトルはH教授に協力してガンダムサンドロックのパイロットとして訓練を受ける。

その結果、平和主義者の父親と対立したカトルは父の反対を押し切ってオペレーション・メテオを実行に移す。

なお、H教授の配慮で、他のガンダムパイロットとは違い、「真のオペレーション・メテオ」については何も教えられていなかった(カトルがいつ「真のオペレーション・メテオ」の全容を知ったかは不明)。

一見すると生身での戦闘力や腕力はない様に見えるが、一般兵士程度なら簡単になぎ倒すことが出来る。


劇中での活躍

新機動戦記ガンダムW

地球降下後はマグアナック隊と行動を共にし、コルシカ基地を襲撃した際トロワと出会う。

その後トロワと共に向かったニューエドワーズ基地での戦闘で、デュオやヒイロ、五飛と対面する。

基本的に他のガンダムパイロットとは協力することを好んだが、しばしばヒイロや五飛には振り回されている。

地球圏を掌握したOZが次なる目標としてコロニーを取り込むことを知らせるため、カトルはデュオと共にシンガポール基地から宇宙に上がろうとする。

基地を守るOZ部隊との戦闘中、すでにOZに取り込まれつつあったコロニーは、ガンダムはコロニーとその平和を守るOZの敵であると声明を出し、ガンダムパイロット達はコロニーに切り捨てられる。

カトルたちは愕然とし劣勢に陥るが、五飛がカトルたちを鼓舞しながら参戦する。

カトルは先にデュオと五飛を宇宙に上がらせ、自らは足止めのためにサンドロックを自爆させ何とか基地から飛び立つ。

それぞれバラバラの方向へ飛んだが、OZの追撃を振り切って辛くもウィナー家保有の中立の資源衛星に漂着する。病院に担ぎ込まれたカトルを看病した医者は、姉のイリアだった。

カトルは姉と共に実家に戻り父ザイードと再会するも、カトルが行ったオペレーションメテオを無益なことと叱る父とまたも対立する。

OZに取り込まれつつあるコロニーの人々は、もはやガンダムを敵とみなしているのを感じながらも、カトルはもう一度サンドロックを立て直そうとする。

一方ザイードは、ウィナー家所有の資源衛星をOZの兵器開発のために利用させることを断固拒否していたため、コロニー政府の中で孤立し民衆からは資源を独占していると非難される。そしてOZの圧力のなすがままに、議会とコロニー市民は資源衛星の明け渡しとウィナーの排除を迫り、ついにカトルは目の前で父親を失うことになる。

家族を奪われた深い悲しみ、支配され操られていることも気づかず保身ばかりを考える身勝手なコロニーの人々への冷たい怒りと共に、カトルは封印されていた禁断のモビルスーツ、ウイングガンダムゼロを完成させる。

ゼロシステムに支配されたカトルは、OZの資源衛星とコロニーを立て続けに破壊し、それを迎え撃つトロワ、ヒイロと激突する。

憎悪の化身となったカトルは、圧倒的な強さでトロワとヒイロを追い詰めるが、トロワの捨て身の説得によって正気を取り戻しゼロから脱出する。

その後ヒイロや5人の科学者と共にOZに拘束され、実験としてゼロに搭乗させられ暴走したヒイロを止め、メリクリウスをゼロと共に自爆させた後、ヒイロと共に地球に降下する。

一時はサンクキングダムでヒイロと共にし、サリィ・ポォから修復されたサンドロックでマグアナック隊と共にサンクキングダム攻防戦に応じるも失敗に終わり、リリーナがロームフェラの軍門に下ることを許してしまう。


コロニー側ももアルテミスレボリューションを発動し、ホワイトファングがOZ宇宙軍を乗っ取ったと知るとカトルも故郷の宇宙に上がる決意をする。

紆余曲折を経て5人がピースミリオンに集うと、改修し強化されたガンダムサンドロック改を受け取りホワイトファングと戦う。

モビルドールの管制システムが強化されより戦術的な戦闘を行うようになったためにそれまで単機ごとで戦闘していたガンダムチームは苦戦を強いられ、この戦いでチームワークの必要性を痛感したカトルは、一度ヒイロに薦められゼロシステムをサンドロックに取り付け使いこなしてみせるが、一戦後すぐさま撤去する。

この戦闘が原因でドロシー・カタロニアに強い恨みを持たれ、最終決戦においてリーブラ内部でゼロシステムを使用したドロシーとのフェンシング対決で重傷を負ってしまうが、どうにか生き延びている。


TV版本編では5人いるパイロット中、実は物語後半も地球にいたのはヒイロとカトルの二人のみである(残りの3人は17話で再び宇宙に上がって以降、最終回まで一度も地球へは降りていない)。


新機動戦記ガンダムW Endless Waltz

OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では、輸送機で太陽にガンダムを送り破棄させる計画を実行するが、マリーメイア軍の蜂起により急遽ガンダムを必要とする事態になったため太陽へ向かうガンダムを急いで回収する。

先に敵地を脱出したヒイロにウイングゼロを送り、自身はトロワ、デュオと合流して自らガンダムサンドロックカスタムを駆り、デュオ・トロワと共に大統領府へと降下、争いを止める為にマリーメイア軍との戦いに挑む。



搭乗機

主な搭乗機

XXXG-01SR ガンダムサンドロック(1~11話、17話、36~43話)

XXXG-01SR2 ガンダムサンドロック改(44~49話)

XXXG-01SR2 ガンダムサンドロックカスタム(EW)


その他の搭乗機

XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ(24~25話)※ご存知黒カトル降臨回

OZ-13MSX2 メリクリウス(26話)

OZ-07AMS エアリーズ(30話)※ウイングのバスターライフルを使用した

SK-12SMS トーラス (サンクキングダム仕様)(31~33話)※33話でビームサーベルをヒートショーテルさながらに使うシーンがある


ネタ

ゼロシステムで破壊者と化してしまったときの姿があまりにも普段の彼とかけ離れていたため、 本当に怒ると何をしでかすかわからない腹黒いなど、そういうイラストも多い(ときた洸一の漫画『がんばれ!ドモンくん』でもそんなネタがあった)。

黒カトル


関連イラスト

夜明けカトル様ウオオオオオ

4カトル


関連タグ

新機動戦記ガンダムW カトル マグアナック

ヒイロ・ユイ デュオ・マックスウェル トロワ・バートン 張五飛

碇シンジ:親友

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