概要
魔王軍妖魔士団で開発が進行していた最強の人造モンスター。魔獣の長所である体組織を被験者の体内へ移植手術する事で完成する。
魔導師で構成されている組織は魔力は絶大なれど、力と生命力は皆無な理由から妖魔司教ザボエラと息子ザムザによって極秘に『超魔生物学』として研究されており、自然発生することは絶対にありえない。
特徴として、
一見完全無欠に見える超魔生物だが、
- 魔族から超魔生物に変身したら呪文が使えなくなる。(ミストバーン曰く「欠陥戦士」)
- 不死ではないためダメージを受け過ぎた場合には、体細胞組織が維持できない。
- 死を迎える際は、肉体が黒き灰となって跡形もなく崩壊してしまい消滅してしまう。(ザムザ曰く「神から授かった肉体に手を加えた天罰かもしれない」)
このような制約があるからか、短期間で超魔生物へと改造したハドラーは、
- 暗黒闘気で復活する肉体を得ていたが、肉体そのものを改造したため二度と復活が出来なくなった。
- 肉体を超魔生物に置き換える事で呪文は使えるが、魔族から魔獣になってしまった。
- 急激なパワーアップのため生命維持装置である黒の核晶に影響が及び、反動で吐血したりした(核晶のことを知らないハドラーは超魔生物化の反動だと思い込んでいた)。
- 後に、核晶を失った事で再生はおろか回復呪文も受け付けない、朽ち果てるだけの体となってしまった。
ザボエラは特別な措置を施した魔物たちの死体を凝縮させることで誕生する超魔ゾンビ(超魔生物3号)をも開発するが、合成に大量の魔法力を使うため呪文を使う余裕がなくなる。