概要
かつてアーリーミイヤによって封印された超巨大オーバーマン。
豚と蝙蝠を足したような顔に、阿修羅のような6本の腕を持つ異形の姿をしている。
パイロットはシンシア・レーン。だが人間のそれとは全く異質な意思を有し、世界を凍らせるという野望があり、人間の欲望や葛藤に敏感に反応する性質を持つ。
オーバースキルは「オーバーフリーズ」で、あらゆる物体を瞬時に冷凍してしまう。この冷凍は物質のみならず人の心にすらも有効で、この力で人間の心を凍り付かせて洗脳し、操ることができる。
オーバースキル以外にも光の反射率を変えて自身の大きさを錯覚させたり、手の先など体の一部を変形させて物体を取り込む、オーバーマンやオーバーコートを実体化させたり取り込んだ生物をオーバーマン化させたり、ネットの世界に入り込みそれを通じて現実世界をオーバーフリーズさせる等の現象を引き起こすなど多彩な能力を持つ。
その能力を発揮するためには高いオーバーセンスを必要としている。
各パーツに分かれて分断されていたものをキッズ・ムントが発掘し、アガトの結晶に動力源として組み込んでいた。
その後はシンシア・レーンを取り来んで完全復活を果たして暴れだし、さらにはキングゲイナーを取り込んでゲイナー・サンガやサラ・コダマの心を凍り付かせて支配下に置くと、シベリア鉄道の線路に仕込まれたマッスルエンジンを使用して自身の野望を果たさんとした。
しかし、プラネッタのオーバーコートをまとったエンペランザの働きでゲイナーとサラが正気を取り戻しゲイナーとシンシアの乗ったキングゲイナーの「オーバーフリーズ」の真逆「オーバーヒート」によって体内から焼き尽くされ消滅した。