概要
参加者の頭部以外の全身を覆うスーツ。
謎の黒球『GANTZ』より支給される初期装備の一つ。
それぞれの参加者の体型に合わせて作られているが、体にぴったりすぎるサイズである為、装着するには一度全裸になる必要がある。
色は漆黒で、身体の各所に青色(ゲーム版では黄色)に発光するレンズ型の部品が付いている。
装着するだけで防御力と身体能力が向上し、握力が上がったり、不良程度のパンチではびくともしなくなる、いわゆるパワードスーツ。
他にも炎などエネルギー系のダメージにも耐えたり、自動車を超える速度で走れるようにもなる。
また、装着者の精神が高ぶると内部のゲル状物質が補助筋肉に変化し装着者の筋力を著しく上昇させる効果も持ち、岩を発泡スチロールのように砕く、ビルとビルの間を飛び回ることだってできる。
使い方次第では、人間より遥か大きな巨躯を持つ星人にも立ち向かうことも可能。
ハンドメイドの為、他人のスーツを着ても効果は無い。
しかし、強度は無敵ではなく、一定の衝撃を受けるなどして耐久力が無くなると、レンズ型の部品から内部を満たすゲル状の物質があふれ出し機能を失う。
レンズ型の部品をピンポイントで攻撃・破壊されても同様、ガンツとその戦士達と敵対する吸血鬼もそれを熟知していた。
逆に機能さえ無事ならスーツの一部が破損しても他の部分は使用可能、現に玄野計がちび星人に腕部分を引きちぎられても脚力は健在だった描写がある。
また、『星人』の中にはスーツ単体を一撃で破壊・無力化する攻撃を使用できる者や、スーツの防御力を無視できる者も存在し、終盤になるにつれそれが顕著となった。ぶっちゃけた話、攻撃力に関しては最初期から終盤まで安定した性能ではあったが、千手観音との戦い以降は耐久性に関しては殆どこのスーツはアテになってなかったと言える。
事態を飲み込めていない新規のミッション参加者はロクに説明がないことや「コスプレっぽい」という理由でこれを着ないことが多い。
二次創作での扱い
pixivでは原作キャラの他にも、版権キャラ、オリキャラにガンツスーツを着せて魅せるイラストが割と多い。
原作よろしく半脱ぎさせたものも、R-18関連の演出材料にもされているものも散見される。
また、スーツオリジナル、スーツの光沢を描いてドヤッ!!(`・ω・´)シャキーン━━━!! と見せる投稿が多い