概要
深い哀しみ知った者のみが体得できるという北斗神拳究極奥義。
「無から転じて生を拾う」という意味合いを持つ。
実体を空に消し去り、あらゆる攻撃と回避を無効にする技。
つまり無敵状態になり、そこから放たれる一撃を相手は防ぐことが出来ない。
多くの強敵と死闘を繰り広げてきたケンシロウがラオウとの闘いで使用。後にラオウも、最愛の女性・ユリアを手にかけることで体得する。
無想転生を発動した者同士が闘うと、他のあらゆる奥義が意味を為さなくなる為、ケンシロウとラオウの最後の死闘は、壮絶な殴り合いになった。
AC版(格闘ゲーム)における扱い
原作再現に定評のある格ゲー版でもケンシロウとラオウが使用する。
効果は攻撃を受けた瞬間にコマンドを入力することで、ダメージを無効化して相手の背後に回るというもの。
一見、慣れれば便利そうに見えるが、ゲームバランスが世紀末な本作では使いどころを選ばないとオワタッ確定なため、プレイヤーの腕前が問われる技となっている。
Pixivでの扱い
イラストとしては、残像を残しながら回避・移動する様子が描かれる。
なお、『北斗の拳』以外のイラストにこのタグが使われていることが圧倒的に多い。
(というか、それしかない。)
『東方Project』には、この奥義の読み、効果を元にした「夢想天生」という技がある。