概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC38巻収録「ききめ一番やくよけシール」。
このシールを腹に貼っておくと、あらゆる災難から逃れることが出来る。ドラえもん曰く「迷信では無く22世紀の科学が作り出したシール」とのこと。
その効果は凄まじく、テスト勉強をせずに学校へ行った場合は担任の先生がテスト問題と間違えて真っ白な紙を持って来てしまったり、親から説教されそうになった場合は突然雨が降り出して洗濯物を取り入れざるを得なくなり説教どころではなくなったり、使用者自ら危険な場所へ出向こうとしていた場合は腹痛を起こして使用者がその場所へ行けないようにする等、様々な偶然を引き起こしてシール使用者を守るほどである。
作中ではのび太のパパが登山の準備をしていたところ、パパの運動神経の悪さをのび太のママが指摘し、パパの登山に反対した。
そこでパパの安全を確保する為、ドラえもんはポケットからこのシールを取り出す。しかしママがシールの効果を信用しなかったため、パパの登山前にのび太にシールを貼り、一日かけて効果を検証することになった。
その後はシールがのび太を様々な厄から守っていく様子が描かれている。やがて登山日になり、シールを貼って登山に出掛けるパパだったが、家を出た途端に腹痛が起こり家へ戻ってしまう。
その後、テレビのニュースにてパパが登る予定だった山の天気が大荒れになっていたことが報道され、腹痛はパパを守る為にシールが起こしたものだったことが判明した。