日本の国民の祝日の1つ。11月23日。
この日は「新嘗祭(にいなめさい)」と言う宮中祭祀の日にあたり、明治から昭和の敗戦直後まで同じく祝日であった。
新嘗祭とは、天皇がその年に収穫された新穀などを天神地祇(てんじんちぎ)に供えて感謝の奉告をし、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式を行う日である。
戦後の祝祭日を改める方針により「新穀祭」や「生産感謝の日」などの改名案が浮上するが、最終的に現在の「勤労感謝の日」とされた。
2019年、明仁天皇の譲位を受けて元号が平成から令和に改元されたことで12月23日だった天皇誕生日が2月23日に移動した。令和時代において勤労感謝の日が1年で最後にやってくる祝日となった。
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