『全ての宿命の果てに光と闇の戦いは今終わりの時を迎える』
概要
『ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア』の拡張データディスク第4弾。
2021年12月7日発売(本来は11月23日発売だったが延期となった。詳細は後述)。
『新生』から描かれてきたメインストーリー『ハイデリン・ゾディアーク編』が遂に完結となる。
【あらすじ】
古の時代、世界を襲った"終末"とは何だったのか。
封印されたゾディアーク、そして世界を分割したハイデリン、すべての謎を解き明かすため、英雄"光の戦士"は、星を離れ月へと降り立つ。
特徴
今回はサベネア島にある都市「ラザハン」と北洋諸島の知の都「オールド・シャーレアン」、ガレマール帝国の首都「ガレマルド」などが冒険の舞台となり、そしてハイデリンの衛星である「月」までもが舞台となる。
月が物語の重要なキーワードになることからファイナルファンタジー4のオマージュ要素が強くなっており、ゾットの塔やメーガス三姉妹など4由来のダンジョンや敵も登場する。
新たなサブクエストとして、レイドダンジョン「万魔殿パンデモニウム」、アライアンスレイド「ミソロジー・オブ・エオルゼア」が追加。
「万魔殿パンデモニウム」は消滅したはずのアシエン・ラハブレアがキービジュアルに描かれており、「ミソロジー・オブ・エオルゼア」ではそれまで名前だけが語られていた「エオルゼア十二神」にまつわるエピソードが展開される。
新たな蛮族として、二足歩行の象のような姿の「マタンガ族(厳密にはその中のアルカソーダラ族という部族)」、月に住まうウサギのような姿の「レポリット族」が登場。
【追加ジョブ】
賢者
第4のヒーラータイプとなるジョブ。
「賢具」と呼ばれる武器を操って戦うのが特徴。
リーパー
両手鎌(大鎌)を主武装とする近接DPS。
「アヴァター」と呼ばれる妖異を操り、自身に憑依させたりなどして戦う。
【追加種族】
ヴィエラ族(男性)
長らく設定上の存在だったが、6.0にていよいよプレイアブル化。
集落を離れてたくましく生きる、ヴィエラの守り人。
リリース日に関して
前述の通り、当初は2021年11月23日発売予定だったが、2週間後の12月7日に延期となった。
一度発売日を発表した後で延期になったのは今拡張が初となる(蒼天のイシュガルドも春発売から夏発売に変更になっているが、発売日自体は確定していなかった)。
理由としては、吉田Pがどうしてもハイデリン・ゾディアーク編の中で描いておきたいストーリーを急遽追加することになったことで開発スケジュールがずれ込み、最終的なクオリティチェックのために必要な時間が割けなくなってしまったからとのこと(吉田P曰く「端的に言えば自分のワガママのせい」)。
延期の判断がかなりギリギリだったため、延期の発表も本来の発売日の直前(11月6日のPLL)となってしまい、暁月発売、およびアーリーアクセスに向けて有給申請などのスケジュール調整を行っていた多くのヒカセン達が悲鳴を上げ、twitterには「有給」がトレンド入りした。