「こんなサービス、滅多にしないんだからねっ!!」
「皆はあたしを幸運だと言うわ。でもそれに見合う努力はしてきたわ。」
概要
プロフィール
誕生日：11月23日
年齢：公称17歳(孤児のため正確な年齢は不明)
性別：女性
身長：169cm(TV版の身長。劇場版では165cm)
体重：54kg
職業：トップシンガー、美星学園高校航宙科
人物
銀河規模で絶大な人気を博している歌姫。通称「銀河の妖精」。
常に身に着けているイヤリングは、マオから娘へ、そしてシェリルへと受け継がれた。
ストリートチルドレンで、スラムで残飯をあさっていた過去がある。
「ギャラクシー船団」は、インプラントが合法。整形やサイボーグもあり。
シェリルは全部生まれたままなことをウリのひとつとしている。
物語の主要な舞台である「フロンティア船団」へ銀河横断ツアーで来訪。
テレビ版と劇場版では設定が少々異なるが、栄華からの挫折、そして復活。
生き様（生きることより歌って死ぬ道を選ぶ）は変わらない。
劇中での台詞は「こんなサービス滅多にしないんだからね」や「あたしの歌を聴けー!」(マクロス7の熱気バサラへのリスペクトと思われる)などが有名。
性格
プライドが高くて傲慢なところがあるが、無邪気で可愛らしいところもあり、（５話で落ちた人は多い）普段は奔放に振る舞っているが、身を挺して他者を守ったり思いやる言動の数々、強いようで弱かったり、遊びなれた女王様かと思ったら、実は一途ないい女だったりギャップ萌えにはたまらない性格をしている。歌への情熱や実力、プロ根性は本物。
容姿
キャラクターデザイン担当の江端里沙さん曰く、「銀河の妖精」というオーダーから「はかなくてキレイなお人形さん」のイメージになるよう気を付けたとのこと。
巨乳ではなく美乳でスレンダー設定だが、アニメーターによって胸のサイズはインフレ。他の女性キャラも同様。
曲ごとにセクシー系、可愛い系、格好良い系、清楚系や女王様系、ポップなものなどのあらゆる衣装を着こなす。
ちなみに髪の色も舞台のセットによりよく変化する。地毛は金髪に影の部分がピンクのグラデーションという高度なテクニックが駆使されている。このためテレビアニメ版の初期は動かせる動画の枚数が限られていた。
小説ではストロベリーブロンド（ピンクがかった金髪）と記載されている。
また、版権や光の当たり方によっては完全な金髪かピンク髪に見える事も多々ある。
過去
なぜ孤児だったのか、両親はどうしたのか、触れらずにテレビシリーズ完結。
その後、グレイスとの出会いから銀河横断ライブツアー決定までの日常が垣間見れるドラマCDが発売され、そのあたりが補完された。脚本は本編を担当した吉野弘幸さん。
両親はギャラクシー上層部に逆らったという理由で殺されて、シェリルは「なにか面白い使い道がないかな」と生かさた。上層部にマオの孫がいると教えられたグレイスが好奇心で会いにきて、即座に「プロジェクト・フェアリー」を組み上げ、シェリルに手を差し伸べた。
このような出自からか生年ははっきりしておらず、誕生日だけ後に公表された経緯がある（ちなみにTV本編中には誕生日を迎えていない）。ゆえに正確な年齢は不明。
ただし「（TV本編最終話時点で）公称17歳」とされており、このとおりならば2041年生まれということになるが、もちろん確定できるわけではない。
その後、知らぬ間にV型感染症に罹患させられ、初期症状を乗り越えて歌の道へ。瞬く間にトップアーティストへと躍進。
コードネームは「フェアリー９」、デビュー後についた通称は「銀河の妖精」。類似しているが、グレイス達が意図したものではなく自然発生したもの。
その他
- 『マクロスF7巻DVD＆Blu-ray収録の１８話オーディオコメンタリー』
18話で投げ売りされているCDは適当に作られた海賊版。だから綴りが間違っているし、格安という設定が語られた。……いったい視聴者の何割が気付けたのだろうか……。
- 『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』
今作では、マオやサラと出会えてはしゃぐシェリルが見れる。二人を「おばあちゃん」と呼んで混乱させたり、マオの孫と知ってからは、サラに「風の導き手を受け継ぐものとしての自覚が足りない」と説教されたり、マオに「スーパー美人」と評されたり「自分（マオの）結婚相手はどんな人か」と聞かれたりしている。
- 両親の名前
『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』（全４巻）にて、父親はアベル・クーロ、母親はサリー・ノームと判明。父親の容姿も今作で初めて描かれた。
- 人気
歴代のマクロスキャラクターたちの中でも特に人気が高い。
『マクロスエース』で２回開催された人気投票「女性キャラクター部門」1位（2010年発売『マクロスエースVol.006』『マクロスエースVol.007』に掲載）
超時空ファンクラブ「M魂」会員による「好きなマクロスヒロイン総選挙」１位（2013年発売『語れ！マクロス』に掲載）
2019年3月1日～4月21日に開催されて、5月4日に結果が放送された『全マクロス大投票』（ちなみに総投票数は25万4131票、男女比は男性68.9%・女性31.1%）作品別キャラクター部門1位（TV版）4位（サヨナラノツバサ）19位（イツワリノウタヒメ）総合ランキング1位
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