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バイナルテックの編集履歴

2021-12-06 16:32:37 バージョン

バイナルテック

ばいなるてっく

バイナルテックとは、『トランスフォーマー』の玩具シリーズの一つ。

概要

乗用車メーカーの協力により、正式なライセンスを取得して実車からの変形を実現させたシリーズ。そのためグリムロックレーザーウェーブなど本来のシリーズでは自動車に変形しないキャラクターも自動車から変形するようになる。


マイクロン伝説』や『スーパーリンク』といった年少者向けシリーズとの住み分けとしてかなり高度な変形難易度を誇る大人向け商品となっており、カーモデルさながらのリアルな造形を実現する為にダイキャスト製素材や軟質素材を採用。

車内の内装やエンジン、ボンネットやトランクの開閉、更にはステアリングの可動まで再現されている(一部を除く)。


このシリーズはアニメ第一作『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の続編にあたる物語だが、『トランスフォーマーザ・ムービー』や『トランスフォーマー2010』には続かないパラレルワールドとなる。ただし、登場キャラクターの一体であるラヴィッジカセットロンのジャガー)は全ての世界を知っており、「無駄な戦いを避けるために」強引な歴史の改変を実行する勢力となっている。


関連商品

2005年にはビークルモードの車内に搭乗させる事が可能なフィギュアが付属した『バイナルテックアスタリスク』が発売。翌2006年に『トランスフォーマー キスぷれ』が展開されると同時に『バイナルテック』シリーズは商品展開を終了したが、それから2年後の2008年に限定アイテムとして数種のアイテムが仕様を変えて再版された。ただし、キャラクターカードは削除され、取扱説明書も簡素なものとなっている。


ちなみに海外では『オルタネーターズ』(Transformers Alternators)の名称で発売されており、『バイナルテック』ではダイキャスト製だった外装がオールプラ製に変更。

日本では発売されていないランブルジャガー(ラヴィッジ)等の新規設計商品もリリースされていた。


ライセンスについて

変形ロボット玩具のモチーフとして自動車メーカーからのライセンス取得は昨今では『ダイアロボ』(アガツマ)や『超速変形ジャイロゼッター』(スクウェア・エニックスバンダイ)等で用いられているが、2003年当時としては異例の試みであり、スバルのようにインプレッサの実車を切り刻んで実物大のスモークスクリーンを製作する程に自社製品の登用に好意的なメーカーがある一方で、欧州の自動車メーカーは自社の製品が戦争に用いられるロボット(兵器)として見なされるのを嫌った為に関心を得る事が出来なかった。


メーカーライセンスの取得やダイキャスト製のボディは2009年に発売された『オルタニティ』にも受け継がれており、こちらはサイズが32/1スケールへと縮小され、ステアリングの可動やトランクの開閉なども省かれているが、変形の次の手順が視覚的にわかるシンクロテック機構が採用されている。


余談になるが、実車モデルとしての完成度の高さから、特撮番組『ウルトラマンメビウス』の市街地セットの中には一般車両模型としてバイナルテックが使用されていたという逸話がある。


ストーリー

トランスフォーマー達と人類が関係を築いてから20年の月日が経過した西暦2003年。

サイバトロンシティの建造、宇宙進出、地球防衛軍設立など人類とサイバトロンは強い信頼関係を結んでいた。


しかし、悪の軍団デストロンはロボット生命体のボディを錆びつかせる病原体「コズミックルスト」を利用した破壊工作を展開。多くのサイバトロン戦士たちが命を落とすこととなってしまった。

サイバトロンが補給や救援を受けられず窮地に陥れられる中、デストロンは地球への進攻を開始。たちまち地球は滅亡の危機に立たされた。


これに対し地球防衛軍は人類によるトランスフォーマーの製造計画「バイナルテック・プロジェクト」を立案。テレトラン1指揮の元、世界中の企業の協力で完成した可変式人型マシンにサイバトロン戦士たちの人格が移植され、蘇ったのだった。


関連タグ

トランスフォーマー 自動車 キスぷれ オルタニティ

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