曖昧さ回避
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概要
1987年4月11日生まれ、父アンバーシャダイ母メジロチェイサー。通算19戦7勝。奥平真治厩舎。
1989年デビュー、8戦目で弥生賞を制覇しクラシックの有力馬に浮上、しかし皐月賞3着・日本ダービー2着・菊花賞3着といずれも勝てず、有馬記念2着・春の天皇賞でも4着とシルバーコレクター・ブロンズコレクターに成り掛けていたが、宝塚記念において鞍上の一皮剥けた騎乗ぶりでメジロマックイーンを破り遂にGⅠ初制覇。
種牡馬になった当初は「内国産の2代目は大成しない」という通説や不景気などによりシンジケートを組んでもなかなか埋まらなかった。しかしメジロドーベル・メジロブライトなどを輩出し、1990年代前半までの父内国産種牡馬で殆ど唯一と言ってもいい大活躍を見せた。
その後、強大なライバルを破り悲願のGI初制覇というドラマはメイショウドトウに引き継がれ、いつもは追い込むあの馬があっと驚く先行策で悲願のGI初制覇というドラマはハーツクライに引き継がれていった。
ライバルであなり同じ牧場生まれのメジロマックイーンとは1勝3敗だった。
2016年3月、老衰のため29歳で永眠。晩年はメジロ牧場で功労馬として繋養された他、メジロ牧場の閉鎖後も設備を引き継いだレイクヴィラファームで繋養されていた。
遺骨は横山騎手の資金提供によってレイクヴィラファーム内に建立された墓に納められている。