図鑑データ
艦名 | Ranger |
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図鑑No | 531 |
艦級 | Ranger級1番艦 |
艦種 | 正規空母 |
CV | ??? |
絵師 | ???※1 |
※1:星灯り氏説あり
「Nice to meet you.
Admiral?お会いできて光栄です。
私 CV4 USS Rangerと申します。」
概要
2022年初秋イベント後段作戦『大規模反攻上陸!トーチ作戦』E-5【大規模反攻上陸!トーチ作戦!】の突破報酬艦として初実装。
ハルナンバーである『CV-4』から分かる通り『CV-3 サラトガ』の次に建造された空母で、『CV-1~CV-3』のアメリカ空母が全て『給炭艦ジュピターを改造した軽空母ラングレー (USS Langley, CV-1) 』『巡洋戦艦から改造されたレキシントン級航空母艦2隻【レキシントン (USS Lexington, CV-2) 、サラトガ(USS Saratoga, CV-3)】』と改装空母であったのと異なり『最初から空母として建造された初めての艦』である。
ただ、先行の英日に対して、米海軍はその試行錯誤を見てから空母整備に取り掛かったため、CV-1ラングレーの時点で最初から全通甲板と構造的に鳳翔に近く、格納庫が煙路になっているだの三段式甲板だの焼き鳥製造用煙突だのといった迷走なしにこのスタイルに落ち着いている。動力がどこぞの自動車設計技師のクセに電気モーターキ◯ガイな人の香りがするとか言うな(※)。
一方で、機関からの排煙が艦載機の発着艦に影響を与えないようにするため、小型の煙突が両舷に3本ずつ並んでいるという一目でわかる独特な外見をしている(なお、この煙突は必要に応じて倒すこともできるというステキギミックがある)。
また、軍縮条約に対応し排水量を削った設計となった事で防御面に課題を抱えるなど、建造当時の世情に翻弄された面も。
なので、レンジャーは歴史的な立ち位置こそ鳳翔に近いものの、技術面や建造された時期を踏まえると、日本海軍に当てはめるならむしろ龍驤に近いポジション。大きさと搭載力は日本の中型空母である蒼龍に匹敵するが、大きさに見合った装甲は施されていない。 …………うん、まぁ「アメリカの正規空母」としては……なぁ? 「何が言いたいねんなキミ?」
なお次の『CV-5』はYorktown級のヨークタウンとなる為同型艦はいない。
アメリカ海軍所属として21隻目の実装となる(同海域でドロップするマサチューセッツを22隻目と数えた場合。)
※:米海軍はダニエルズ・プラン(日本の八八艦隊計画のカウンター)において、精巧なギアボックスを省略して、タービンで発電し電気モーターで駆動するターボエレクトリック方式を採用した。これは生産性・整備性を上げるとともに、それまでお互い未使用時はデッドウェイトとなっていた高速用タービン・低速用タービンの区分をなくし、航続力と速力を両立するというものだった。しかし結果は安定動作できる負荷の限界で、これらを採用した戦艦群は21.5ノットという低速に甘んじることになる。ちなみに艦これには2隻ほど実装済。ちなみにCV-1ラングレーは竣工時のAC-3ジュピターがそのテストベッドだったりする。レキシントンとサラトガは元々巡洋戦艦であったうえ、空母改装の際に上部の重量物を撤去しているためある程度速度が速くなっている。そしてレンジャーではさらに改良型を施したものを搭載したのだが……結局やっぱりメリットがあんまりないと解ってヨークタウン級からはオールギアードタービンに戻している。
ちなみに日本もこの技術には興味を持っており、給油艦1隻をこの仕様で発注している。ちなみに艦これ実装済。が、ドイツから導入しようとした複動式ディーゼル共々期待外れとなり、これらの採用を考慮していた翔鶴型や大和型は結局オールギアードタービンで設計・建造された。ちなみに、日本は使用していない側のタービンとスクリュー軸をクラッチで切っていた(米海軍は酒匂の回航の際に圧をかけたまま低速タービンのクラッチを切り、オーバーレブで粉砕してしまっている)。
容姿
金髪碧眼の美少女で、両サイドを三つ編みにした後丸めて御団子状にしている。
優しい微笑みを浮かべており、これまでの米国空母勢と違って「いいとこのお嬢様」感を醸し出している。
(ただしホーネットやイントレピッドよりも先に建造された事を考慮すると凄い童顔とも解釈できる)
制服は米国艦の象徴色の「青色」がトレードカラーでこちらもお嬢様学校の制服風で青いストレートタイをしている。
足はストッキングで実艦の船体を模したブーツを履いている。
艤装の飛行甲板は次級であるヨークタウン級のホーネット同様にガンケースタイプとなっているがレンジャーの方が先に建造された史実からサラトガの銃と飛行甲板を一体化させた艤装では発着艦に何かしらの不具合があり、レンジャーで発艦艤装の銃と着艦艤装の飛行甲板とに分けたという解釈であろうか?
なおガンケース風の飛行甲板はホーネットの様に肩に担いでるのではなく両手で上品にもっておりさながら「楽器のケースを持っている」様でもある。
尚他の米国空母は発艦艤装である銃を持っているがレンジャーは通常立ち絵はおろか中大破時にも見当たらない為、どのような艤装で発艦を行っているかは現時点は不明。
中破時すると見た目通りの清楚な白いモノが見え、ストッキングは破れて伝線している。
提督達の中には白いあるモノはもちろん、ストッキングの破れ具合や皺の書き込み具合などがかなりリアルに描かれているのに感心している紳士たちも一定数いる模様。
なおとある部分は米国空母勢では下から数えた方が良いレベルの慎ましさ(それでも紅茶の国の空母勢と互角くらいにはある模様。身内が揃って規格外すぎるとも言う)であるが、下半身における肉付きは素晴らしいものがある。
●イベント期間中に関わらず既にコラボ限定の書下ろしが2点存在している
メロンブックスコラボ店員mode
2022年9月16日~9月30日の期間限定で開催された【メロンブックス特設酒保(東京・名古屋)】で描き下ろされた店員modeのレンジャー
通常と同じ制服の上からメロンブックスのエプロンを付けている。胸には名札で『レンジャー』と書かれている。
レースクィーンmode
2022年10月1日~10月2日で開催された「C2機関 “瑞雲”&”秋刀魚”祭り2022 in FSW」で書き起こされたレースクィーン姿。
此方は一転して赤を基調とした衣装を身にまとっている。
性格
一人称は「私」と書いて「わたくし」。提督の事は「Admiral」と呼ぶ。
サラトガの事は愛称の「サラ」と呼んで敬語で接しつつも、先輩や姉のようなかなり親しい関係となっていることが窺える。また、ホーネットに対しても後述の縁あってか、妹あるいは後輩に接しているような印象を受ける。
午後3時に鳳翔さんと出会っている。「小さな...日本の航空母艦?」と言っているが(レンジャーの全長が約234mに対して鳳翔の全長は約179【改装後の飛行甲板を含む】)、1時間後の時報では「小さくてもオーラがあるわ。さすがです。」と日本での最初の空母の実力を感じ取ったようである。
午後の6時から夕飯に仕度に入り、午後7時には得意料理のローストチキンを振舞ってくれる。また食後(午後8時)には晩酌用に赤ワインを持ってきてくれる。
と此処までは実に気配りもでき、目上を立て後輩にも気さくに接する出来た艦娘で、ボイスを聞いた提督たちも「お清楚!お清楚だ!!」と歓声をあげるほどの子...なのだが...
お酒が入るとこれまでの清楚なイメージが崩壊する。
午後8時まではまだ大丈夫で提督に「1杯いかがですか?」と敬語で接している。
問題は午後9時以降である。
- 午後9時
- 「Iiiiiit's、niiiiiine♪次はスコッチにしましょ~、ね?私~、持ってきま~す!ねっ?飲むでしょ?」と口調が砕け、タガが外れ始める。
- 午後10時
- 「Iiiiiit's、teeeeen!!あはははは!Admiral? まだグラスが空いてないわ。はーい♡、乾杯!あはは!楽しいですね!Ranger~!」とはしゃぎ散らかし、清楚なイメージなど影も形も無くなってしまう。
- 午後10時台
- 午後11時の時報を聞く限り、はしゃぎ散らかした挙句この時間帯に寝落ちしている。
- 午後11時
- 「スヤァ...んん...Admiral...?...ハッ!!い、It's eleven!!嘘!?私寝てました!?えっ...、すみません。私、coffee淹れてきます...。」と慌てて取り繕っている。が、もう色々と手遅れである。
なお、この1時間後の日付が変わった0時には「Admiral?お疲れですよね?coffeeをお持ちしました。本日はこの私、Rangerが不束者ではありますが秘書艦を担当いたしますね」と挨拶している。前三時間の時報を聞いた後、この時報を聞けばそのギャップが腹筋に直撃すること間違いなしである。というか、午後11時にコーヒーを淹れに行ってて0時にコーヒーを持ってきている事から話が繋がってても問題ないのがなんとも…
なお、同時に実装されたマサチューセッツからも「あ、Ranger?や、奴には飲ません方がいい...。」と言及されている事から酒癖の悪さは米海軍内には広まっている模様。
ついでながら、執務室に装備できる家具「鎮守府カウンターバー」に出現するアイテムは「朝っぱら(5時〜)から山盛りパスタとピザとワイン」...つまりイタリアワイン勢と共通であり、21時からボトルが散乱しているのは他の艦娘ではあのポーラぐらいしかいない。(ちゃんぽん勢でさえ散乱し始めるのは22時〜)...あなたアメリカ海軍所属でしたよね?(※)
アメリカ艦なのにイタリア艦と共通である理由が今ひとつピンとこないが、時報の台詞的には最もしっくりくる組み合わせではあるので、多分狙ってやっていると思われる。
一応彼女の名誉のために言っておくが、ボトルが散乱するのは彼女だけではなくアメリカ艦娘ではそれなりに見られる光景である。確認できる限りではフレッチャー、イントレピッド、サラトガ、ホーネット、ノーザンプトン、ヒューストン、スキャンプは深夜1時以降はボトルが散乱している。レンジャーは単に彼女たちよりはっちゃけるのが4時間ほど早いだけなのだ...多分。
※アメリカ海軍は艦上での飲酒が禁止されているうえに飲酒できる場所が他国の海軍に比べかなり制限されているので有名。詳しくは熱燗これへ。
性能
射程はデフォルトで「短」。その為射程を伸ばしたい場合は副砲や熟練艦載機整備員等が必要となる。
無印時点で搭載数が76機(24/24/24/4)と1スロットから3スロット迄の搭載数が翔鶴型の改時点に相当している。しかしスロットに偏りが無い為特化させにくい面も持つ。
装甲・耐久等の防御面が弱くアクィラの少し上位というレベルである。また火力も正規空母で見ると余り高くない。
Lv55で改へ改造可能で、搭載数が86機(28/30/24/4)と10機増加し若干であるがスロット毎に偏りが産まれる。
ただし火力面と防御面は矢張り大きく伸びず火力は【47】で雲龍型レベル。
一方燃費の面では正規空母では軽い。搭載数がダメージに大いに関係する対潜支援で運用するのも1つの手段。又第4スロットが4機と少ないので「夜間作戦航空要員+熟練甲板員」といった装備も運用し易い。
火力面は新装備の「熟練甲板要員+航空整備員」が補強増設に装備でき改修MAXであれば装備ボーナスで火力+10となる為、火力を補うのに利用できる。ただし射程が「超長」になってしまうので注意が必要。
防御面は生存艦の為運の値が高めなので「12cm30連装噴進砲改二」でも『特殊効果【対空噴進弾幕】』が発動し易いメリットもある。
余談
レンジャーより先に「レンジャー」の名を冠した空母が誕生していたかもしれなかった。
それはレキシントン級巡洋戦艦として建造されていた「CC-4 レンジャー」であった。
此方の「レンジャー」は建造が遅れていた為、空母に改装する構想があったものの、ワシントン海軍軍縮条約の締結で頓挫してしまう。代わりに船体まで完成していた「レキシントン」と「サラトガ」がレキシントン級航空母艦として世に産まれる事となった。
そしてアメリカ海軍は条約に従い上2隻ぶんを差し引いた残りの排水量枠を5等分して空母を5隻建造する事となり、その1番艦が「CV-4 レンジャー」となった。
その意味では、彼女はサラトガの義理の妹と言える…のだろうか?
なお、防御面の問題から結局彼女の同型艦は建造されず、残りの排水量枠でヨークタウン級が建造されており、のちにその準同型艦として「CV-8 ホーネット」が建造されている。上と同じ見方なら、レンジャーにとって彼女は、年下の義理のいとこ、とも言うべき存在になるだろう。
※pixiv内でも『レンジャー』とつく記事が複数存在する為、イラストを投稿する際には『レンジャー(艦隊これくしょん)』での登録にご協力をお願いします。
又『レンジャー 艦隊これくしょん』等で検索した場合でも当記事以外にも『スーパー戦隊シリーズ』とのコラボ記事である『戦隊これくしょん』関連の記事がヒットする為、当記事名での登録を改めてお願いします
例
関連イラスト
関連項目
・アメリカ海軍(アメリ艦娘)
正規空母
CV-3:サラトガ(艦隊これくしょん)・・・前級のレキシントン級の2番艦で艦これでは初めて実装されたアメリカ正規空母。しずま氏担当。ちなみに米海軍最強クラスの幸運艦かつ武勲艦ともども開戦前に建造され終戦まで生き残った数少ない空母同士でもある。
CV-8:ホーネット(艦隊これくしょん)・・・次級のヨークタウン級の3番艦。アメリカ海軍では3番目に実装された正規空母。コニシ氏担当
CV-11:イントレピッド(艦隊これくしょん)・・・ワスプ(CV-7)を挟んで建造されたエセックス級の5番艦で2番目に実装された正規空母。艦娘内では最大搭載数を誇る。しばふ氏担当
鳳翔(艦隊これくしょん):同じく最初から空母として建造され竣工した初の空母繋がり。
アブルッツィ:普段は凛としたお嬢様タイプなのに、酒が入ると悪酔いする海外艦仲間。なお、アブルッツィの方は酔っている間の記憶が飛ぶ手合いだが、レンジャーが同族かは不明。
アークロイヤル:普段は凛とした女騎士タイプなのに酒が入ると悪酔いする海外艦仲間。こちらは絡み酒な上に普段に増してソードフィッシュの話題しかしなくなる。唯一当人ではなく同僚の時報から判明した。
山汐丸:普段は大人しいが酒が入ると悪酔いする日本陸軍所属の艦娘。ただしこっちは泣き上戸なうえに絡み酒。
ポーラ:言わずもがなな飲兵衛艦娘筆頭。中破する度に酒を飲もうとするので、飲兵衛を飛び越えアル中扱いされるレベルである。しかし、今では考えられないかもしれないが、初実装時の入手報告イラストを見た多くの提督の第一印象は『清楚で大人しそう』であり、いざボイスを聞いたらイメージが180度変わったという点ではレンジャーやその他悪酔い勢の先駆けとも言える。ただし、レンジャーは四六時中飲んでるわけではないし、ポーラと違って(時報を聞く限りは)酔っても服を脱ぎだしたりはしない。
同期実装
※CV1(初代)ではなく、インディペンデンス級航空母艦6番艦CVL-27(二代目)の方