図鑑データ
「Buon Giornov～。ザラ級重巡の三番艦～、ポーラです～。何にでも挑戦したいお年頃。頑張ります～。」
ザラ級三番艦 概要、出撃しま～す。皆さん、ご一緒に参りましょ～。お～。
2016年5月3日に実装された重巡洋艦で、同日開始の春季イベント『開設!基地航空隊』にて入手可能。
2020年9月17日に解放された新海域「7-3.ペナン島沖」の第2ゲージボスマスで期間限定ドロップが解禁された。通常海域でドロップ入手可能となるのは今回が初となる。
ポーラは改造後に「Ro.44水上戦闘機」を持参する為水戦不足の提督はこの機会に是非入手しておくといいだろう。ポーラ自身も重巡洋艦とみても悪くない性能で水上戦闘機を搭載出来る強みがある為戦力増強の面でもこの機会を逃すてはない。
モチーフ元になったイタリア海軍の重巡洋艦については「ポーラ(重巡洋艦)」の記事を参照。
※『開設!基地航空隊』で実装が確認される前に投稿されている物は、オリジナル艦娘由来となるのでご注意願いたい。
ザ～ラ姉ぇさまぁ、あんまり心配しないで～。性格大丈夫だしぃ、ちゃ～んと出撃しますよ～♪
実装以前から姉妹艦のザラから
「ポーラ、大丈夫？ お酒は駄目だからね？」
「ポーラがまたお酒飲んでないといいけど……ちょっと心配」
「え、ポーラが？ またお酒の瓶もって？ ああ、それとても駄目なパターンだ……。提督、どこで見ました？ 探さないと！」
等と事あるごとに心配されており、酒好きである事がほのめかされていた。
この時点での提督諸氏からは、「まぁ、この子もよくいるシスコン艦か……」というぐらいの感慨でしかなかった。
……が、蓋を開けてE-5突破報酬として迎えてみると
彼女は全提督の予想の遥か斜め上のキャラをしていた。
まずそのテンションはハキハキとしたザラとは逆で、ダウナーかつゆるゆるのぐだぐだでマイペース。そして“酒好き”どころか、一日の半分近くをアルコールが入ったまま過ごすという、依存症レベルの酒豪。
酒のせいもあって自由奔放で、緊張感の欠片もない。
実際の台詞では、案の定事ある毎にお酒の話題を出しまくり、隙を見つけては酒飲んで酔ってたり、提督を飲みに誘ったりと割とやりたい放題。
しかも脱ぎ上戸らしく、酔っ払って服を脱ごうとする台詞が複数ある(姉どころかセクハラ大魔神でもある提督にすら止められている)。そして酔っ払った後の記憶がないとのこと。
中破以上の損傷を負って入渠するときにも、
「提督がぁぁ二人ぃぃぃうぇへへへへぇ……ちょっとだけ飲んじゃった〜〜〜♪服がじゃま〜〜〜♪」
あ艦これ……。
改で実装される時報ボイスでも、その傍若無人っぷりは健在。(ってか、故事と情景も意味もピッタリ当てはまるて……)
特に間宮の食堂に行った後の流れが凄まじく――
| 時刻 | 時報 |
|---|---|
| 18:00 | ヒトハチ、マルマル。お夕飯を、ぉぉぁ、外食ですねぇ～。えへへ、お供しま～す。お店は…マーミヤ？トラットリアでしょうか？ |
| 19:00 | ヒトキューマルマル。提督、トラットリアマーミヤ、最高で～す。お酒もお料理も美味し～い。あ、ワインもう一本頼みますねぇ。 |
| 20:00 | フタマルマルマルぅ～。提督ぅ飲んでるぅ～? あ、ごちそうさまがぁきこえな～い。これも飲んでぇ? うぇへははふふ。楽しい。楽しいですねぇ。 |
| 21:00 | フタヒト……ぅあ～めんどくさい。ワイン赤と白、もう1本おねがぁ～い。ぅぁ…熱い…服が邪魔ぁ、へっ……って……、ザラ姉様!? あのぉ～…… |
| 22:00 | フタフタ、マルマル。ものすごく、ものすごぉ～く怒られましたザラ姉様に。ポーラ、そんなに飲んでましたぁ? おっかしいなぁ。 |
| 23:00 | フタサンマルマルぅ～。今日も何事もなく終了ですねぇ。提督、Buonanotteです。 |
人格もそうだが、彼女自身の肝臓も心配になるレベルである……(汗)
ザラの時報でも推測出来た通り、姉には何かと世話を焼かれたり叱られたりしている。
それまで飲兵衛筆頭格であった隼鷹や、大多数の提督が度肝を抜いた「隠れ呑兵衛」である加古が可愛く思えるほどしこたま呑んでいるため、アル中と艦種をもじって「アル重」とも一部では呼ばれていたり。
といっている間に禁断のカップリングが・・・。
※公式４コマでもこの２人は出逢ってしまった。
さらには、2016/06/01のアップデートで追加された鎮守府カウンターバーのグラフィックで24時間ワインの瓶が絶えないという、朝までちゃんぽん勢を越える快挙（！？）を成し遂げた。
そんな彼女も、史実でコテンパンにされたイギリス戦艦には思う所があるようで、イギリス生まれの金剛には恐る恐るではあるが興味を示す。
そして2016年8月に遂に彼女を15inch砲で沈めたウォースパイトが実装。彼女が挨拶をしただけでザラ共々恐慌をきたして逃げ出してしまった。後にネルソンが実装された際に、彼女と飲み対決しているが、その際もネルソンに同席していいか恐る恐る確認を取った上で飲み始めるという彼女にしては珍しい行動を取っており、英国戦艦へのトラウマは根深い模様。飲み対決で打ち解けたようではあるが。
一応、改になると(若干だが)お酒は控えてくれるようになる。
が、登場以来、pixivに投稿されているポーラの絵の1/3～1/2程度が常に、「酒をねだっている」「飲んでいる」「酔っ払っている」「酔いつぶれている」「二日酔いしている」等、何かしら酒に絡んだ状況で描かれている。しかも酔ってあ艦これな行動に走ることも多いため、提督以上に母国の警察軍のお世話になる始末。あまりに通報件数が多かったのか、専用の通報窓口（タグ）までできてしまった。
それからしばらくした同年11月4日の更新で、職人家具「脱衣所」がアップデートされ、重巡以下のイタリアン艦娘を秘書官にした場合も反映されるようになった。
……のだが、2段目の衣類籠が凄まじく雑なうえ、御丁寧にワ イ ン 瓶まで突っ込んである。
さらに同月始まった三越コラボでは、私服姿で片腕には三越の袋を下げているものの、逆腕にはワイングラス持ち（ワイン入り）で描かれる始末。ゲーム内でも同グラフィックが実装され、中破すると脱衣こそしないものの、へべれけになるいつものポーラが。(企業タイアップによる衣装チェンジは幾度かあったものの、一応ゲーム画面で企業名が入った初めての艦娘なのだが・・・)
そして2016年12月。秋イベ終了のメンテナンス明けに運営から流れてきたツィートが
「…艦娘「晩秋ボイス」及び「秋のワインボイス」が「Pola」以外は終了しました。
もう少しの間、引き続き飲み続ける「Pola」も(中略)どうぞよろしくお願い致します」
もはや何も言うまい……。
斯くして、同郷の大先輩からは「身内と思われたくない」と言われ、果ては中の人までもが提督としてプレイしている最中に「ポーラさんこれは酒樽ではありませんバケツです。」と突っ込まれる有様。さもありなん。
容姿ですかぁ～？ うーん、それもいいけれど～。……お酒の瓶、もう少し積みません？
姉妹艦なので服装や艤装はザラとほぼ同じだが、肩が露出していない、タイがリボンになっている、ストッキングではなく白いニーソックスといった差異がある。
こうした特徴から最初にグラフィックが明らかになった時点では「薄幸の美少女」「病弱そう」といった印象を持つ提督も多かった（むろんその本性が明らかになった瞬間霧散したが）。
「脱げる(敵の攻撃によって)」ではなく、
「(自分から)脱ぐ」
である。
改二以前の扶桑山城のように、中破すると盛大に露出度が上がる艦娘は少なくないが、ポーラはシャツを脱いで艤装に掛けており、上半身裸になってしまう。
破損した艤装に寄りかかっている状態で、横乳を髪ブラで隠している。
靴下も脱げかかっており、見ようによっては事後のようにも思えてしまう提督もいるが、中破時の台詞からしても、やはり自分から脱いでいると考えるべきだろう。
お買い物mode
元々はグラ実装の前日に開催された、艦これ×三越コラボ記念ピアノリサイタルの一部グッズに使用されていたもの。2016年秋イベント開始と同時に、期間限定グラフィック「お買い物mode」として実装された。
手には「MITSUKOSHI」のロゴが描かれた紙袋とワインの注がれたグラスを装備し、ご満悦の表情である。中破するとワインを飲み干すが、飲み足りないのか、ワインのおかわりをねだる。そして着ていたコートをやはりというべきか脱ぐ。
ローソン制服mode
2017年7月18日から31日まで開催されたローソンキャンペーンで、「ローソン制服mode」を披露した。
Grazie、Grazieで～す！素敵な性能。提督ぅ、ポーラご機嫌で～す。
基本性能はザラとほぼ同様。
自前の射程が「長」なので、戦艦に混じって先行して攻撃できる。
また水上機なら偵察機だけでなく、瑞雲のような爆撃機や強風のような戦闘機の運用も可能で、搭載数の少ない航空巡洋艦のような立ち回りが出来る。
純粋な航巡ではないので対潜攻撃に参加せず、潜水艦との混成艦隊と会敵した際に、対潜攻撃せずに水上艦を狙ってくれるというメリットもある。
Lv40で改装されると、【装甲-1/火力+2/雷装+4/回避-1/対空+1/索敵+1/運-1】と、ザラより攻撃面が向上して、反対に防御面で一枚落ちる性能となる。
装備もザラは「Ro.43水偵」なのに対し、ポーラは「Ro.44水上戦闘機」を引っ提げてくる。
何気に水戦を引っ提げてくるのは、ポーラが初めてである。
水戦は扱いが若干難しいが、使いこなせば空母を投入し辛い海域で制空権保持に寄与できるので、是非とも確保しておきたい。
史実・酒飲みエピソード
ポーラの台詞には酒乱、アル中、と言ったアルコールにまつわるものが多い。
史実の重巡ポーラがマタパン岬沖海戦（1941年3月28日）の夜戦で雷撃を受け航行不能となったがすぐには沈没しなかった。生存者救助のため英国海兵が沈みゆくポーラへ乗り込んだ所、ワインを何本も空けて泥酔したポーラ乗員が多く発見されたというエピソードによる。海に飛び込むにあたって体を温めるために飲み始めたという理由のようだ。
- ちなみに、酩酊状態での水泳は内臓への負荷から体温調節能力が低下することに加えて、激しい運動量を要するため、今日では生命にかかわる危険な行為とされている。良い子は絶対にマネしないように。※2017冬実装の某潜酔艦は艦娘です。人間の皆さんは絶対にマネしないでください。大事なことなので(ry
この海戦では姉艦・ザラを含むイタリア第一戦隊が全滅しため、文字通り「酒!飲まずにはいられないッ!」状況だったのだろう。艦娘・ポーラの図鑑でも「でも～、（紅茶の国の）戦艦には勝てません～。飲むしかないです～。」とぼやいている。また、脱ぎ癖についても「海に飛び込むため脱衣した水兵の記憶」が断片的に残っていると考えれば説明が付く。
- なお、このエピソードは実は誤解らしく、冷えた体を温めるためにワインをドカ飲みしたのはその通りだが、その目的は冷たい海に飛び込むための準備ではなく、冷たい海水を浴びてしまって冷えた体を温めるためだったらしい。服を脱いでいたのもあくまで海水を被って濡れてしまったために寒風による更なる体温低下を回避するために脱いでいたらしい。・・・どのみち体に良かろうはずなどないが・・・。
この海戦の相手に「オールド・レディ」の二つ名で知られる戦艦・ウォースパイトがおり、艦娘となった今、イギリス生まれの最年長戦艦娘におそるおそる興味を持っているものと思われる。後に実装されたウォースパイトの時報で逃げ出すのは前述の通り。また、史実のポーラ乗員救助後に雷撃で介錯を行ったうちの1隻が2018年冬イベの新艦・ジャーヴィスである。
英国のビッグ7ことネルソンが実装された際にはトラウマよりも酒の匂いに負けたのか晩酌中の所に来てしまったが、酒の誘惑に弱い「イタリアの小娘」は彼女に一杯注いでもらい、その酒を豪快に煽ったことで気に入られた模様。
え、関連イラストですか？ どこどこ？ ……あっ、ほんとだ。たいへ～ん。砲撃戦～準備ですぅ～。
あまりにも強烈な個性ゆえか酒絡みのイラストがデフォ、しかも「飲んでる(酔ってる)」か「脱いでる」か「吐いてる」イラストも珍しくなかったり。
| 「飲んで」「脱いだり」 | 「酔って」「脱いだり」 |
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| 「酔って」「吐いたり」 | 「吐いて」「虹作ったり」 |
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| 飲み友巻き込んだり | |
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| 時には禁酒で禁断症状になりもして | |
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| たまには貴重なシラフのポーラにもなり | |
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| 時には姉のご乱行を止めたり | 恋バナでは呑むか呑まぬ悩むことも |
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関連タグですねぇ～。待ってて、今資料を……あ、うぁーーー。あ、提督。ありがとー。
L.d.S.D.d.アブルッツィ：同郷の軽巡洋艦で同級1番艦。彼女もポーラに負けず劣らずの酒豪であるが水1杯で元に戻る分未だましか
レンジャー：飲酒艦娘アメリカ代表。時報でははしゃぎ散らかしているだけに思えるが同僚のマサチューセッツを怯えさせたり2023年カレンダーでは同じ造船絵師の艦娘たちを巻き添えにしたりとかなりタチが悪そう。ブレーキ役と目される重巡タスカルーサは23年春イベにて実装。
カラビニエリさんこのアル重です：専用通報窓口
