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ガオガイゴーの編集履歴

2022-11-02 12:17:32 バージョン

ガオガイゴー

がおがいごー

ガオガイゴーは、『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』に登場する勇者王。

概要

 ニューロメカノイド『覚醒人凱号』を核とし、3機の『ガオーマシン』と『ファイナルフュージョン』して生まれた次世代型勇者王。



 『勇者王量産計画 ガオファイガー・プロジェクト』から派生した集大成と云える。


 正式名称よりも『阿嘉松』は特有のネーミングセンスで『牙王凱号』と漢字を当て(心で)呼ぶ。


 『ソール11遊星主』との最終決戦後、ガッツィ・ギャラクシー・ガード主要メンバーや『勇者ロボ』たちが地球圏に未帰還となる中、GGGと(有)アカマツ工業が『Z計画』に基づき共同製作した。ヘッドダイバーは天海護戒道幾巳。場合によっては蒼斧蛍汰彩火乃紀が乗り込む事もある。

元々は専用のガオーマシンを新規開発する予定だったが、阿嘉松は有限会社社長特有の発想であえて新機体の開発にこだわるよりも、効率的に偉大な父や叔父の伝統を堂々と活用してやれば良いと思いたち、父・獅子王雷牙や叔父・獅子王麗雄が設計、製作したガオーマシンを流用する事で完成、新生スーパーメカノイド『スーパーニューロメカノイド』となった。


基本部分はガオガイガーに準じているものの、その内部構造は古生細菌リンカージェルとGSライド(Jジュエル含む)のハイブリッド動力に置き換えられており、地球製の勇者ロボとしては歴代最強の出力を誇る。本来異なる技術体系に属するニューロノイドとメカノイドの技術が融合した全く新しいタイプの勇者ロボと言っても過言ではない(後述の理由により厳密に言えば操縦型サイボーグともいえる)。従来のヘッドダイバーによるデュアルカインド能力でも操作が出来るが、彼らの場合は浄解能力の付与により性能を最大限に引き出せるところが大きい。


操縦はニューロノイドと同様にコックピットでの操縦だが、セリブヘッドやウームヘッド何れにもジェルが衝撃緩衝材として機能し、アナライズによる解析や、どちらかが各部分の操縦をボイスコマンドで切り替え肩代わりできるアドバンテージがある。パイロットスーツはニューロノイドと同じくシースルーのダイブスーツ(IDアーマーのインナーも兼ねる)を装着する。


合体するガオーマシンは基本的にはガオファイガー基準だが、ガイゴーにはリングジェネレイターが存在しない為、ステルスガオーⅢではなくⅡが優先運用されている(あくまでⅡが優先されているというだけであり規格的にはⅢとも問題なく合体できる)。結果的にスターガオガイガーガオファイガーではズレていたガオーマシンのナンバリングが本機で揃うことになる。

基本的な四肢はガオファイガーだが、Ⅱと合体している関係上ヘルメット部と両腕はガオガイガーのものである。ただし、Ⅲもガオガイゴーの予備機として常に使えるように整備されており、合体した際にはヘルメットと両腕もガオファイガーと同じ仕様になる。ただし予備機扱いのため非常時のみの合体パターンとなり、リングが使用できない分Ⅱ合体時より戦闘能力が低下する。

また、ステルスガオーはガイゴーのバックパックのグリアノイドに直接接続されており、ガイゴーの両腕はガイガーやガオファーとは異なりステルスガオーを上から回り込んで押さえつける様な形で折りたたまれているため、必要に応じて展開して四本腕として運用する事も可能。

シナプス弾撃を放つのもこの腕であり、下の両腕で敵を押さえつけたままこの腕でシナプス弾撃を叩き込むといった活用も可能。

ちなみにステルスガオーⅡはそのまま使用しているのでギャレオンの鬣となるパーツはそのままとなっており、デッドウェイトとなっている。(重量バランスの再調整や共用の問題等から外すわけにもいかないと思われる)


ガオファーと違い構造上プログラムリングを生成できない為、F.F用のプログラムはガオガイガー同様光学回線による無線転送だが、木星で発生した異常電磁場「インビジブル・バースト」の影響による大量の電磁波障害により地球圏全域はもとより木星を中心とした宙域全体で無線が使用不能となった際には有線に変更、変形開始と同時に通信ケーブルが切り離される仕様となっていた。木星圏における決戦の後、電磁波の影響が消滅してからは再び光学回線による無線転送に切り替わっている。


しかし、GSライドとリンカージェルの複合が結果的に稼働時間に制限をもたらし、ジェルが急速に劣化した場合全機能が停止してしまうという弱点が発生。一応循環透析機能は標準装備になっているのだが、現状では全力稼働した際の劣化速度に透析が追いつかない事態が起きている。これはあくまでフルパワーを発揮し続けた場合の話であり、通常の稼働や短時間出力を上げるだけであればそこまで問題はない様子。とは言えファイナルフュージョンが必要とされる局面は全力で戦わなければならない場面が殆どであり、運用上どうしても無視できない欠点である。

ただし、稼働時間が今までの勇者王に劣るのかと言うとそうではなく、VS覇界王戦において、戦闘途中に後から万全の状態で途中参戦したガオファイガーがガオガイゴーと同じタイミングで活動限界ギリギリになり、ガオガイゴーと同時にエネルギー切れとなっている事から、むしろガオファイガーよりも稼働時間は長かったりする(ガオファイガーはエヴォリュアルウルテクパワーの運用方法の都合で短めの稼働時間ではあるが)。


また、デメリットばかりではなく、パイロットとデュアルカインドシステムの特性によってGとJの力を合わせ持ち、各部GSライドとJジュエルの共振により今までの勇者王を凌駕する出力を得ている。実際、従来の勇者王のGSライドに加えてリンカージェルエネルギー+Jジュエルパワー+護と戒道の超能力の上乗せ+GとJの共振によるエネルギー増幅、と盛りに盛った構成になっており、最大出力の相当な上昇を果たしているとされる。また、GSライドとリンカージェルのハイブリッド構成により「プラズマアナライズ」や「シナプス弾撃」といった新技・新機能も使用可能となっている。


必殺技は今までの重機動スーパーメカノイド達と同じくヘル・アンド・ヘブンだが、防御と攻撃のエネルギーを撚り合せるのではなくGとJ、2つの力を合わせることで今までの緑色ではなく銀色のエネルギーを纏って放つ物になっている。

この銀色のエネルギーはGとJの共振増幅現象、すなわちシルバリオンハンマーと同じ現象が顕在化した状態であり、作中描写によるとこのGとJの共振状態になると出力が従来の数倍に跳ね上がるとされ、元来のGストーンエネルギーのみのヘル・アンド・ヘブンよりも遥かに強力な技となっている。

また、GとJの力を融合させて銀色に輝いた後、ヘルアンドヘブンを放たずにGJ共振の出力数倍状態のまま通常戦闘を行うことも可能。

但し片方が肉体的ダメージなどで十分な力を発揮できない状態の時は緊急的に片方のエネルギーだけで従来通りのヘル・アンド・ヘブンを放つ事も出来る様になっている。

また規格が統一されていることもあり、スターガオガイガー及びガオファイガーの技やハイパーツールも全て使用可能。劇中ではモレキュルプラーネ、ディバイディング(ガトリング)ドライバー、ディメンジョンプライヤー等を使用、モレキュルプラーネはかつてガオガイガーが使用したものと同一、ドライバーはヘッド部分の交換が可能なガオファイガーのものを使用している。


木星に眠るザ・パワーの奔流から出現した謎の存在『覇界王』の正体を探るべく、新たなる任務に赴く。一時覇界の眷族となったが、ベターマン達によって救助され覇界王キングジェイダー戦にて復帰。

姿を消している間、2005年、ガオガイガーが初めてEI-02後転移させられ。歴史を改変しないため、ベターマン達と覇界ガオガイゴーがその場に現れたことは凱や護の記憶から消されている(そのため、TV版の展開とは矛盾しないようになっている)。もっとも、いくらソムニウムが記憶や機械に干渉できるとは言え、ベターマン・カラフラクトまで登場したり凱や護を一度昏倒させているなどこの時点でも大分干渉しており、おそらく彼ら以外の存在や機械にも対応しないといけないことからかユーヤが『それにしても、後始末が大変だな……』と告げるほどであったが(ある意味では最終決戦で彼らが起こしたことの伏線ともいえるか)。


なお、覇界王ジェネシックとの決戦に参加したギャレオンはこの時間からやってきたものである。



関連タグ

覇界王

ベターマン

勇者王ガオガイガーFINALGGG


ガオガイガー

ガオファイガー




















実は…(ネタバレ注意)


















実は中枢である生体ユニットにGストーンサイボーグとなった達の友達のシャチのヴァルナーが、ニューロサイボーグ化された状態で搭載されていることが判明した。


理由としては

・第一にインビシブルバーストによりGストーンサイボークとなったヴァルナーのメンテナンスが困難となり、生体維持が困難となってしまったため。


・そして第二に覚醒人凱号が起動実験中にヒューストン沖に墜落して以降、電磁波防御や水中活動への改良を余儀なくされていたためである。


その二つの問題を一度にまとめて解決するための結果がヴァルナーを覚醒人凱号の中枢ユニットとして迎え入れるニューロサイボーグ化だったのである。奇しくもかつてのギャレオンに近い仕様となったのは偶然なのだろうか。


ちなみにかつてのヴァルナーの飼育員だった(旧姓)風祭スミレもヴァルナーが覚醒人凱号へ生まれ変わったことは知っており凱号となったヴァルナーに対して想いを馳せていた。

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