「泣く子も黙る!!! “フランキー一家”だ!!! てめェの首の“6千万”ありがたく頂くぜ!!!」
「あんたの幸せも 考えたらダメですか!!!?」
概要
“偉大なる航路”水の都「ウォーターセブン」の住民で、賞金稼ぎ 兼 解体屋「フランキー一家」の一員。一家の中では棟梁フランキーに次ぐまとめ役で、子分同士での活動時のリーダー的存在。
造船業で繁栄するウォーターセブンに生まれ、かつては船大工を目指していたが、夢敗れて裏町のゴロツキとして身を落としていたが、同じような経緯で落ちぶれていた面々と共にフランキーに拾われた。世間からはじかれた自身たちを取り立ててくれたフランキーには多大な恩を感じており、他の組員共々彼を「アニキ」と呼び慕っている。
普段はフランキーの夢である「最高の船」の材料を買う資金調達のため、解体屋と称した旅行者の襲撃、船の強奪といった悪行や賞金稼ぎを働いているが、実はこれらは、フランキーのかつての兄弟子でもある市長アイスバーグにかかる火の粉を払うため、悪名高い海賊や賞金首を街に居座らせないための自警活動も兼ねていたことが後に明かされる。
CP9を取り巻く一連の騒動の終結後は、フランキーが予てより胸の内に秘めているとある夢を尊重し、一家総出で彼を麦わらの一味として島から送り出した。その後はアイスバーグの提案で一家共々ガレーラカンパニーに船大工として取り立てられた。
現在は、社内の出張部門「ザンバイ御用組合」として邁進している模様。
プロフィール
| 本名 | ザンバイ |
|---|---|
| 年齢 | 33歳→35歳 |
| 身長 | 227cm |
| 所属 | フランキー一家構成員→ガレーラカンパニー・ザンバイ御用組合代表 |
| 出身地 | 偉大なる航路 ウォーターセブン |
| 誕生日 | 3月8日（ザンバイ＝3,8） |
| 星座 | うお座 |
| 血液型 | S型 |
| 好物 | バーベキュー |
| 初登場 | 単行本34巻 第324話『水上都市の冒険』 |
| CV | 三宅健太 |
人物
天に向かって逆立った黒髪に四角い顎の厳めしい顔立ちの男。
一家の組員（男性）共通の衣装として、常に目元にはゴーグル、体にはオーバーオールのような上下一体型の胴丸鎧を着用している。また、彼の場合は脚に網タイツを履いているが、作者曰くこれは彼の個人的趣味であるとのこと。その他、両肩に四つ葉のクローバー型の刺青を彫っている。
子分たちの中ではリーダー格的存在であり、棟梁であるフランキー不在時には率先して発言したり一家の指揮をとる場面が多い。
ゴロツキ上がりであるため粗暴な言動を用いる一方で、その心情は義理堅く、恩を受けた相手には敬意を持って接する好漢。また、作中ではゾロの襲撃、麦わら一味からの報復、CP9の襲撃と、連日の内に幾度となく重傷を負っていながら、その傷が癒える間もなく直様次の行動を起こすなど、実力に反して異様なタフネスの持ち主でもある。
他の子分たち同様にフランキーを心から敬愛しており、彼がとある事情で世界政府の諜報特殊部隊「CP9」によってエニエス・ロビーに連行されてしまった際には、恥を承知でかつての敵である麦わらの一味に土下座をし、司法の島への突入に同行させてほしいと懇願した。騒動後は、フランキーが自責の念から押し殺しているとある夢を後押ししようと、手荒な手段でフランキーを麦わら一味の仲間に引き入れるように活躍した。
作中での活躍
仲間達を率いてゴーイングメリー号を襲ったが、番をしていたゾロ一人にボコボコにされて追い返される。しかしその後、空島の金塊を換金したウソップを闇討ちにして1億ベリーの入ったアタッシェケースを奪い、フランキーに献上。
フランキーはその金で闇オークションに向かい、奪還に来たウソップを手ひどく打ち据えるも、それを知って激怒したルフィ・サンジ・ゾロ・チョッパーの4人により再び叩きのめされ、アジトも完全破壊されてしまう。
ウォーターセブンに帰ってきたフランキーから命じられて麦わらの一味への報復に加担するが、ザンバイ一味はそこで出くわした仮面の男に暴行を加えられ、CP9によりフランキーは拉致されてしまう。
かくしてCP9に連行されたフランキーを救出するため麦わらの一味、ガレーラカンパニーの職長らと共にエニエス・ロビーに向かい奮戦した。この際にはルフィを「麦わらさん」と呼んで慕っていた。
事件解決後は、フランキーの「本当の夢」を叶えるため、一味総出でパンツを奪い、麦わらの一味と「フランキーの夢」のもとに向かわせた。
フランキーが麦わらの一味に入ってからは、「ガレーラカンパニー」に入社して出張サービスを行っている。
