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サンジ

さんじ

サンジとは、尾田栄一郎の漫画『ONEPIECE』の登場人物である。
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「おれの名はサンジ 海の一流料理人(コック)だ」
「裏稼業ならお互い様だ おれはコックで 海賊だからな」

逃げる気もねェし… 殺される気もねェし… 許す気もねェ……!!!
口に気を付けろ… おれは怒りで… ヒートアップするクチだ…!!!

プロフィール

所属オービット号・コック見習い→バラティエ・副料理長→麦わらの一味・コック
異名黒足のサンジ
懸賞金7700万ベリー(エニエスロビー崩壊後)→1億7700万ベリー(ドフラミンゴ失脚後)
誕生日3月2日(32=さんじ)
年齢19歳→21歳
身長177cm→180cm
出身北の海
伝説の海「オールブルー」を見つけること
好きな食べ物辛口海鮮パスタ紅茶に合う物
苦手な食べ物蒟蒻
イメージ動物アヒル
イメージナンバー05、32(サンジ)、59(コック)
イメージカラー
イメージマーク
サンジ 海賊旗
後ろの骨がフォークとナイフ、左上に渦巻き眉毛があるコック帽をかぶったガイコツ
イメージ国フランス
イメージの花(ロビン談)デルフィニューム
家族に例えると次男(不良)
ニオイタバコと海の幸のニオイ
弱点女性に甘い(加えて、新世界編では免疫がなくなるが現在は解消された)、気味悪い系のが苦手
CV平田広明

※ちなみに幼少期のサンジを担当していたのは、現在、チョッパーを担当している大谷育江である。

概要

主人公ルフィの4人目の仲間で麦わらの一味コック
金髪に黒のスーツ姿で、くるりとした眉毛にくわえたばこが特徴。
左目を常に髪で隠していたが、「新世界編」からは分け目が逆になった(左右対称の眉を常に隠すためか?)。
麦わらの一味に入る前は、荒くれの料理人が集まる一流海上レストランバラティエ」で副料理長を任されていた。

麦わらの一味とは、彼らがバラティエに寄った際に勧誘を受ける。
ルフィから誘われるも、当初は料理長のゼフへの恩返しのために断っていたが、首領・クリーク率いるクリーク海賊団との戦い後、ゼフレストランの仲間たちに促されるかたちで麦わらの一味の加わることを決意した。

来歴

元は「北の海(ノースブルー)」の出身で、幼いころから客船オービット号に乗り込み、コック見習いとして働いていた。
ある日、赫足のゼフ率いる「クック海賊団」に船を襲撃されるも襲撃中に嵐に見舞われ、ゼフとともに海に投げ出され、ともに同じ孤島に漂着し、85日に及ぶ壮絶な無人島生活を経験することになる。ゼフから寄越された僅かばかりの食糧で生きながらえたサンジだったが、実は流れ着いた食料はサンジが得た分だけであり、ゼフは自分の誇りである利き足を食べて生き残る。結果、サンジはゼフに大きな代償を科すとともに、彼から大恩を受けることとなった。(※アニメ版では子供達に配慮し、サンジを救うために海に飛び込み、その際に船体に足を挟んだことから自らで足を切ったことになった)
救出されてのち、海賊から足を洗って料理人となったゼフの弟子となり、自力でバラティエの副料理長になるまでの腕前を身につけていく。

性格

話し言葉が悪く、口癖は「クソ○○」。一見すると粗暴な性格だが、根は優しく、仲間を大事に思っている。目の前で誰かが危機に晒されている場合、自己犠牲的な行動に出ることが多く、その行動についてルフィから怒鳴られたりゾロに力尽くで止められたリした事もあるが、現在でも改めている様子はない。
上記のような過去の実体験の為、レストランの客であろうと仲間であろうと、「食べ物を粗末にすることは許さない」信条を持つ。
すべての海の食材が集まるという幻の海『オールブルー』を発見することが幼いころからの夢であり、同時にゼフから恩を受けるきっかけともなった。(ゼフも「オールブルー」を追いかけて海賊となり、『偉大なる航路』でその可能性を見い出していた)

大変な女好きで、美女を見かければ透かさずナンパに行くほど。
そのためナミを『ナミさん』、ロビンを『ロビンちゃん』と、ほかのメンバーと違って愛想良く呼称する。危機的状況で点呼しようとした際には男性陣のことをすっかり忘れ、ウソップとチョッパーから泣きつかれていたほど。
基本的に大変なスケベであり、ヴァイオレットからを覗かれた際には「ふしだらな! こんなピンク一色の頭見たことが無い!!」と言われていたほど。一体いつからこうだったのかは不明だが、子供のころからスケスケの実の存在を知ってあらゆる(自主規制)について考えていたらしいことから相当なスキモノと見受けられる。
また単にエロ野郎と言うわけではなく、『レディファースト』が信条であり、たとえであろうと女性には絶対に手を上げないことをモットーとしており、このことが徒となって敗北を喫したこともある。
バーソロミュー・くまによってカマバッカ王国に飛ばされた際に、島民であるオカマたちに洗脳され、危うく(?)自分も道を踏み外しかけたことがあった。その反動か、2年後になると女好きに拍車がかかり、むしろ女性に飢えている領域にまで悪化した。
そんな性分なので再会後ルフィが女ヶ島に飛ばされていた事実を知ると、言葉にならない怒りをぶつけていた。
一時は命の危険すら伴うハンデと化していたが、『魚人島編』にてめでたく(?)解消された。

かなりの愛煙家でもあり、作中で煙草をくわえる姿はほぼお馴染みとなっている。ゼフにチビナス呼ばわりされるのを嫌い、少しでも大人っぽくなろうとしたことが切っ掛けで吸い始めたため、喫煙歴は年齢の割に非常に長い。
麦わらの一味で煙草を吸っているのはサンジだけしかいない(STRONGWORLDではブルックが2カットのみ煙草を吸っているシーンがあり、扉絵などでサンジ以外が喫煙しているシーンが書かれたことはある)。ちなみにサンジが愛飲している煙草『デス・ライト』は実在する銘柄である。
なお、海外でアニメが放送される際に『子供向け番組に喫煙は好ましくない』という理由から、海外では煙草ではなくチュッパチャップスを舐めている設定に変わっている。

皮肉屋なゾロとは仲が悪く、普段は「くそコック」と呼ばれて喧嘩ばかりしているが、それでも実力は互いに認め合っており、いざとなれば絶妙なコンビネーションを見せる。
いつもの言動がアレなためかアホ扱いされることもしばしばあるが、女が絡まなければクロコダイルから突然かかってきた電話にアドリブで答えたり、箱舟マクシム内部での破壊活動を成功させたり、正義の門を閉じて海軍の動きを封じたりとかなり頭の回転が速い。

一味の中でも随一の激情家という一面も持っている。特に騎士道精神や料理人としてのプライド、そして仲間を侮辱される事を極度に嫌い、これらについて刺激されると怒りを露わにし、より容赦の無い蹴りで徹底的に相手を叩きのめす。麦わらの一味の面々は、どんな相手であれ個人に向けて「倒す」「ぶっ飛ばす」とは言っても(ギャグシーンを除いて)「殺す」という言葉を使う事は滅多に無いが、原作のサンジは一度だけ敵一人に向けて「てめェはブッ殺してやる!!!!」と本気で言い放った事がある(アニメ版では若干セリフに修正が入った)。

能力

麦わらの一味の中では唯一、悪魔の実の能力も武器も使わない。また、コックの命とも言えるを戦闘で傷付けるわけにはいかないとして、戦闘は全て足技のみでこなす。
その強靭無比な脚力から繰り出される蹴りは、自身の何倍もの巨体を誇る怪獣を軽々と打ち上げるほどであり、戦闘力についてはルフィやゾロに勝るとも劣らない。ゲーセンの打撃力測定マシンで実験したら店の外まで吹っ飛ぶとのこと(作者・談)。
一撃でも相当重い蹴りだが、それを流れるような動きで続けざまに相手の全身に叩き込み、最後の一撃で盛大に蹴り飛ばすのが得意戦法にして必勝パターン。

エニエス・ロビー以降では自らの足を摩擦で発熱させ、各攻撃を強化する戦法悪魔風脚」(ディアブルジャンブ)を主戦力としている。当初は発動までに時間を要したが、新世界編からは海中だろうと空中だろうと、瞬間的に発動させる事ができるようになり、速攻性が増した。そればかりか、二年間の地獄の日々を想い返すことで全身に怒りの炎を纏うというメラメラの実能力もビックリのトンデモ技を体得している。

新世界編では前述した「悪魔風脚」の強化の他、魚人に匹敵するスピードで水中を移動する「海歩行」(ブルーウォーク)、CP9の「月歩」と同じ要領で空を蹴って宙に浮く「空中歩行」(スカイウォーク)を体得している。
また、ルフィやゾロと同様に覇気を覚醒させている。特に見聞色の覇気に長けており、地上16mの高さから狙いを定める狙撃手を索敵し、「空中歩行」で迎撃に向かって瞬殺したことすらある。

コックという役職柄、実は刃物の扱いも相当なもの。しかしコックの魂である包丁を戦闘に用いること、それ以前に包丁で人を傷付けることは、サンジにとっては女性を直接攻撃することと同等以上の禁忌である。ただし、戦場が「厨房」であり、敵が「食材」であれば話は別で、そういった状況ならば両手に包丁を持って華麗な「料理」を披露する。

技名には料理や調理法、レストランなどに関連する単語を用いたものが多い。
大まかな技の形態によって技名に一種の法則性があり、相手を強く蹴り飛ばす”シュート”系、連撃の締めやトドメの一撃として繰り出される”ショット”系、上空や天井へ向けて鋭く蹴り上げる”フリット”系、”悪魔風脚”を併用した”ストライク”系などの技がメインとなる。しかし、このような形体にとらわれない独自的な技も多い。

首肉(コリエ)シュート
相手の首を狙い、強烈に蹴り込んで吹っ飛ばす。
基本攻撃としてよく使われる”シュート”系の技で、その中でも最も使用頻度が高い。原作でサンジが最初に技として披露したのもこれ。
”首肉”は他にも”首肉フリット”や”首肉ストライク”などのバリエーションも披露している。

羊肉(ムートン)ショット
”首肉”、”肩肉(エポール)”、”背肉(コートレット)”、”鞍下肉(セル)”、”胸肉(ポワトリーヌ)”、”もも肉(ジゴー)”と息も付かせぬ連撃を叩き込み、とどめにソバットを連射して相手を吹き飛ばす。
原作で初めて披露された”ショット”系の技であり、サンジの代名詞とも言える技の一つであるが、実は原作においては意外と使用回数が少ない。

受付(レセプション)
相手の後頭部などに足を引っかけ、そのまま引き倒して顔面から地面に叩き付ける。
サンジは「戦闘において手は使わない」ため、一部のゲーム作品ではこの技が「投げ技」として登用されている。

空軍(アルメ・ド・レール)○○シュート
自分の足をカタパルト代わりにして仲間などを射出する連携用の”シュート”。
技名の○○は射出する人物などによって変化する(例えばルフィに足を掴ませ、”ゴムゴムのロケット”に合わせて回転を加えながら撃ち出す技は”空軍・ゴムシュート”)。ゲーム作品では”空軍シュート”として単体の攻撃技として登用されている場合もある。

反行儀(アンチマナー)キックコース
渾身の力を込めた必殺の蹴り上げ。
バナナワニや「魚巨人」であるビッグパン、果ては巨人族の数倍の体躯を誇る魔人オーズをも宙に浮かせるほどの壮絶な威力を誇る。
食事中は極力音を立てません様に

仔牛肉(ヴォー)ショット
”肩ロース(バース・コート)”、”腰肉(ロンジュ)”、”後バラ肉(タンドロン)”、”腹肉(フランシェ)”、”上部もも肉(カジ)”、”尾肉(クー)”、”もも肉(キュイソー)”、”すね肉(ジャレ)”、そして最後の一撃を叩き込んで盛大に相手を吹き飛ばす”ショット”。
最後の一撃は飛び蹴りだったり後ろ蹴りだったり一定していない。ゲーム作品などでは基本的に”すね肉”で打ち上げた相手に追撃する形で飛び蹴りを見舞う場合が多い。

粗砕(コンカッセ)
体を縦に高速回転させ、その勢いを利用して踵を相手に叩き付ける。
その一撃は六式の一つである”鉄塊”でも完全にはダメージを殺しきれないほど重い。基本は空中から繰り出されるが、地上で手を軸に回転して同等の威力を放つことも可能。

三級挽き肉(トロワジェムアッシ)
両足を使って相手の一点に向けて集中的に蹴りを放つ。
威力が上がるにつれて”二級挽き肉(ドゥジェムアッシ)””一級挽き肉(プルミエール・アッシ)””最上級挽き肉(エクストラアッシ)”と名称が変わる。

パーティーテーブルキックコース
地面などについた手を軸に開脚しながら横回転し、周囲の相手を纏めて蹴り払う。
ちなみに原作での初登場時の戦闘や初期のアニメのOPで、サンジは「逆立ちしながら回転して周囲を蹴り払う」攻撃を繰り出していたが、長らくこの技の名称は不明であった。しかしこの技が登場してからは”あの技”もこのパーティーテーブルキックコースだったのではないかという意見が有力視されている。これについては原作で明言されているわけではないが、近年のゲーム作品などでは同様のモーションの攻撃技の名称が「パーティーテーブルキックコース」となっている場合が多い。

串焼き(ブロシェット)
空中で体を捻りながら開脚し、真下に居る相手を踏み潰すような蹴りを捻じ込む。
まともに喰らうと骨格が曲がりかねないほどの威力を誇る。

揚げ物盛り合わせ(フリットアソルティ)
”フリット”を連射して対象を纏めて蹴り上げる。
天井の低い場所で使えば、相手を天井に叩き付けて追加ダメージを見舞える。場合によっては相手が天井に突き刺さる事も。

皮剥作業(エプリュシャージュ)
両手の包丁で相手の装甲をタマネギのように切り分け、引き剥がす。
ワンゼ戦にて”麺ズ正装スーツ”を破るために使用した料理用の技で、本来なら戦闘で使う技ではない。

整形(パラージュ)ショット
目(ウイユ)、鼻(ネ)、頬(ジュー)、口(ブーシュ)、歯(ダン)、あご(マントン)と攻撃を繋げ、最後にもう一度相手の顔面に蹴りの集中砲火を叩き込んで吹き飛ばす。
相手の顔の骨格を力尽くで矯正し、一瞬にしてキラキラ系男子に変貌させてしまう。しかし強い衝撃が加わると元に戻る場合もある。なお、頭部以外や心の骨格は対象外なので悪しからず。

三点切分(さんてんデクパージュ)
凄まじい速度で脚を振り抜き、相手の体にほぼ同時に三発の蹴りを叩き込む。
あまりの速度に振り抜いた足が一瞬三本に増えたかのように見える。

悪魔風脚 画竜点睛(フランバージュ)ショット
空中から強烈な蹴りを放ち、相手を吹っ飛ばして地面や壁に叩き付ける”ショット”。
”悪魔風脚”も併用しているのでその威力は凄まじく、直撃すると同時に閃光と炎が上がり、焼印の如く打点を焦げ付かせる。

悪魔風脚 熟焼(ビアン・キュイ)グリル=ショット
”悪魔風脚”を発動させた状態で強烈なソバットを叩き込む。
海中で使用してもほとんど威力が落ちず、直撃した相手に網目状の焦げ目を付けるほどの凄まじい熱量を持つ。

悪魔風脚 焼鉄鍋(ポアル・ア・フリール)スペクトル
空中で”悪魔風脚”を発動させ、炎上するほどに高熱化した両足で対象を連続して踏み付ける。
その威力はドンキホーテ・ドフラミンゴを以てして「強力」と言わしめるほど。

地獄の思い出(ヘル・メモリーズ)
何でおれが あんな目にィィィ~~~!!!
二年間に及ぶ壮絶な日々を想い返し、その怒りで全身に炎を纏い、渾身の一撃を相手に叩き込む。
ワダツミの巨体が一瞬にして火達磨になるほど、その怒りと熱量は凄まじい。
焼け焦げろ あんな思い出

ゲーム作品では

女性には決して手を挙げない事を信条とするサンジだが、その性格設定によってゲーム作品では非常に特殊な仕様が組まれている場合がある。

グラバトシリーズでは普通に攻撃でき、ダメージもしっかり与えられる。ただし、女性キャラが対戦相手の場合は各種ボイスがメロリン仕様に変化する。そのため、サウンドテストでのサンジの音声は他のキャラとは比較にならないほど多かったりする場合がある。さらにシステムボイスにも通常のサンジとメロリンサンジのそれぞれで存在したり、必殺技やカットインの演出が通常とは異なるものになったりもする。

海賊無双シリーズでは、女性キャラが敵として登場するエピソードにサンジで挑もうとすると、開始前に一度警告が入る。その警告を無視してエピソードに挑む事もできるが、いざ女性キャラと相対すると各種攻撃の威力が激減し、まともにダメージを与えられない。具体的には全ての攻撃で与えられるダメージがサンジの攻撃力や相手の防御力に関係なく1となる。しかも必殺技に至っては女性キャラが相手だとダメージ判定が消滅してしまう。あの”粗砕”や”熟焼グリル=ショット”ですら、文字通り傷一つ与える事ができない。一応執拗に攻撃を繰り返したり、仲間に手伝ってもらったりすればなんとか突破する事は不可能ではない。まさに原作を徹底的に意識した、しかし辛うじてゲームとして成り立つレベルのギリギリの仕様である。

バーニングブラッドでは、自チーム内に女性キャラがいる場合はサンジ自身の戦闘力が向上する。しかし、逆に女性を敵に回すと足技が一切繰り出せない。前者はともかく後者は致命的であり、当然ながら本作でもサンジの戦闘は基本的に全て足技のみなので、女性を相手にしてしまうとまともな攻撃が何一つできず、絶望的なまでに不利。もし1vs1になればまさに原作のカリファ戦の二の舞になること請け合い。一応攻撃の代わりにハートを飛ばし、それを当てることで極微量のダメージを与えることができるので、理論上は絶対に勝てないという事は無い。

「写真」と「手配書」

サンジは何かと写真や手配書に関するネタが多いキャラクターである。
元々サンジはルフィやゾロなどと同じく海賊として名をあげることは望むところであり、(ルフィの手配書の写真に後頭部だけ写り込んだ)ウソップに対してイジケたり、ゾロは手配されたのに自分は手配されていないことを不服に思ったり、当のゾロに「海賊A」呼ばわりされて怒ったりするシーンがあった。しかし、サンジは戦闘以外では表立って動く事が少なく、むしろ単独での潜入や工作などによる「裏」での活躍が多かった。そのため、結果的にサンジを目撃する人物そのものが少なく、顔が割れにくかったのである。バロックワークスとの戦いでもイラストや写真が無かったために顔がバレず、これが最終的に捕らわれた仲間の救出に繋がったりもした。

そんな彼もエニエス・ロビーの一件でついに正式に海賊として手配されるようになる。懸賞金額は7700万ベリーと初頭の手配としてはゾロをも抑える高額だったが、海賊の顔写真を撮影するアタッチのミスにより、海軍はサンジの写真の入手に失敗モンタージュ風に作られた似顔絵を代用した手配書が発行された。「似顔絵」と言ってもお世辞にも実際のサンジに似ているとは言い難く(ゾロやはっちゃんが言うには「瓜二つ」)、当然サンジはこの手配書の内容に憤慨し、やり場のない怒りをルフィやゾロにぶつけていた。しかもシャボンディ諸島編ではまさかのこの似顔絵の顔のそっくりさんデュバルが登場。彼から因縁を付けられる羽目になってしまった。

新世界編になってもまだネタは続く。二年間の沈黙を破り、麦わらの一味が活動を再開したことは新聞を通して世界中に知れ渡った。その中の一コマ、新聞の写真をよく見てみると、サンジはまた顔が見切れており、髪の毛くらいしか映っていない。(その両隣にはバッチリ顔が映ったゾロとナミ

そしてルフィが「王下七武海ドフラミンゴを倒した後。ついに海軍はサンジの写真の入手に成功。手配書は更新され、賞金額も1億7700万ベリーまで上がった。なお、入手された写真はメロリン状態のだらしないものである。
ところが、これによって「ある人物」にサンジの顔と存在が知られたらしく、これを切っ掛けに思わぬ方向へ事態は急変する。一味の手配書の更新と同時にサンジのみ「DEAD OR ALIVE(生死問わず)」から「ONLY ALIVE(生け捕りのみ)」に変更されたが、サンジはこれをしでかした人物について心当たりがある様子。

出生について(812話以降のネタバレ)

以下、812話以降のネタバレのため閲覧注意








































サンジはかつて北の海を武力で制圧したジェルマ王国の王族「ヴィンスモーク家」の三男。
長らく不明であったフルネームは、ヴィンスモーク・サンジであると思われる。
ヴィンスモーク家は裏世界で名を馳せる科学戦闘部隊「ジェルマ66」を率いており、サンジの父親ヴィンスモーク・ジャッジが現在のボス。サンジの手配書の変更は父親によるもの。
またヴィンスモーク家のジェルマ王国は国土こそ持たないが、世界会議レヴェリーへの参加資格を持つ独立国家であり、その血筋であるサンジはやや特殊ではあるがれっきとした王子ということになる。
アラバスタ編で「Mr.プリンス」と自称した頃から、サンジがどこかの国の王子ではないかと噂されていたが、10年以上を経てそれが真実だと判明した。
なお、特徴的な眉毛はヴィンスモーク家特有のものであり、彼のきょうだいたちも同じ特徴を有している。ただしサンジだけうずまきの向きが違う。ちなみにレイジュ以外のたちは同じ日に生まれた四つ子である。
実は、ヴィンスモーク家において類を見ない落ちこぼれであり、そのせいでヨンジたち男兄弟たちからは虐めレベルの仕打ちを毎日のように受け、父親のジャッジに助けを求めても「一族の恥だ」と見捨てられ(挙句に牢屋に入れられるなど虐待じみた仕打ちを受けていた)、レイジュからも嘲笑されていた。逆に、当時から料理はしていたらしいが、王族にもかかわらず料理をすることも家族からは疎ましがられており、その料理も「ネズミのエサ」とまで言われていた。
彼にとっては決して恵まれた環境ではなく、王族の名を捨ててまで家族と縁を切った理由はこのためである。(彼の言動によれば家族と合意を得たうえで飛び出したことになるので如何に家族もとい父親が身勝手であるかも見て取れる。)
その劣悪な関係は現在でも引きずられており、お互いがお互い親とも息子とも思っていない。彼がビッグマムとの結婚相手に選ばれた理由も北の海の征服のためにはビッグマムの力が欲しいが、その条件は血縁を結ぶこと。しかし大切な家族を犠牲にしたくない。ならばかつていた出来損ないを『生贄』として差し出せばいい。という身勝手かつ残忍なものであった。それは、料理人の命である両手首に爆弾リングをはめられて身動きを取れなくされてしまった事にも現れている。
ちなみに、それでも父からは一通りの剣技は教わった模様で、それがサンジの神業的な包丁裁きに応用されている。また、上記のように身体を徹底的に鍛え上げた他ゼフとの出会いによる壮絶な体験と足技の修行のおかげで、かつて自分を虐めていたヨンジに対し、頭を凹ませる程打ち負かし、父のジャッジとも渡り合えるまでに素の戦闘能力が向上した。しかし、ジャッジは部下を盾にして攻撃を行うという非道極まりない戦い方に切り替えた為、サンジは戦意を失う形で自ら負けている。
なお、サンジは上記のように幼少時にジェルマ王国から出奔した事もあって、ジェルマ66の一般隊員にはあまりその存在を知られていなかったが、ジャッジとの勝負で高評価を得る事となった。
ホールケーキアイランドにて結婚の準備が着々と進む中、上記の爆弾リングや恩師のゼフが人質にされている(正確には居場所が知られており、サンジが逆らえばいつでも殺しにかかれる状態)こともあり、恩師か仲間かの天秤に悩む中、クラッカーを倒し自らのもとに駆け付けたルフィを(不本意ながらに)蹴り飛ばし、今までの彼とは思えない冷淡な態度をとってしまい、ルフィおよび付添で来たナミとは一触即発の状態に陥っている。

関連イラスト

にやにや
さんじ


2年後

惨事
サンジ


STRONG WORLD

SANJI
冒険服大好き!


Z

Z
Z私服 サンジ



こぼれ話

サンジが劇中で作った料理のレシピ本が実際に販売されている。題して「ONE PIECE PIRATE RECIPES 海の一流料理人 サンジの満腹ごはん」。監修は料理研究家の飯島奈美氏。
本のオビには作者・尾田栄一郎の「お前が本出すのかよ!」のひと言が記載されている。

なお、作者は最初渦巻き眉毛のため「ナルト」という名前で出そうと思っていたが、読み切り漫画に『NARUTO』が登場したためボツにしたと語っている。

関連タグ

ONEPIECE ゼフ チビナスちびなす) 
モンキー・D・ルフィ ロロノア・ゾロ ナミ ウソップ
トニートニー・チョッパー ニコ・ロビン フランキー ブルック
眉毛 クソ コック メカクレ
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