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ポートガス・D・エース

ぽーとがすでぃーえーす

ポートガス・D・エースとは、『ONEPIECE』の登場人物である。
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「…”力”に屈したら男に生まれた意味がねェだろう」
おれは決して人生に”くい”は残さない…!!!

概要

白ひげ海賊団二番隊隊長。
白ひげを海賊王にする事を目標としており慕っている。オレンジ帽子そばかすのある背中に入れられた白ひげ海賊団の入れ墨が特徴的なキャラクターである。

父親は“海賊王”ゴール・D・ロジャーで、母親はポートガス・D・ルージュ
また、本作の主人公モンキー・D・ルフィと革命軍参謀総長サボは義兄弟であり、
モンキー・D・ガープには孫として育てられる。ただし、事実上育てたのは仮親のカーリー・ダダン

本作において現在進行形の物語の時系列上で初めて死亡した主要キャラとして有名である。

プロフィール

本名ポートガス・D・エース
異名火拳のエース
懸賞金5億5000万ベリー
年齢20歳(死亡時)
身長185cm
所属白ひげ海賊団
能力メラメラの実(自然系)
出身地南の海
誕生日1月1日
CV古川登志夫阪口大助(少年期)


エースの懸賞金は、他の四皇の幹部など、昨今の新世界の賞金首たちに比べて安い額ではあるが、彼自身成長途上であり、わずか3年間の冒険・他の幹部クラスより一回りもふた回りも若い20歳でこの額という凄さである。

人物

少年期は父親がロジャーであった事に疎外感を感じていた結果、触れるものすべてに暴力をふるってしまうような悪辣な性格のクソガキであったが、ルフィと出会った事で徐々に性格が丸くなっていく。
ルフィの恩人への礼をいずれきちんとしなければならないとマキノに礼儀作法を学び、独立する頃には仲間内には非常に優しい男となっていた。
また、白ひげ海賊団に入ってからは自身に欠けていた『父』を得て安らぎを知り、余程の相手でない限り、露骨に敵対心を出す事は無くなり、性格の良い優しい男となった。
初対面の麦わらの一味も「礼儀正しいな」「俺はてっきりルフィに輪をかけた身勝手野郎かと」と驚いていた。

宴が大好きで、どんちゃん騒ぎしている海賊船に勝手に乗り込み、しれっと宴に参加していたりする。
また、ルフィに勝るとも劣らない大食漢で、飯屋で何十枚もの皿を平らげてもなお食の勢いが落ちない。なお、基本的に代金は払わない。しかも礼儀作法を習った結果、お辞儀をしながら「ごちそう様でした」だけはしっかり言い残していくのでなおのこと性質が悪い。

内心で「愛する者」を失う事を極度に恐れており、敵から逃げれば自分にとって大切なものが失われるかもしれないという恐怖を衝動的に覚える。故にどんな敵と相対しても、仲間を逃がすことはあっても絶対に自分から逃げようとはしない。
また、自分にとって大切な人を侮辱する発言には黙っていられず、衝動的な怒りに任せて相手を殴り飛ばす事もある。
黒ひげの追跡とバナロ島の決闘、及びマリンフォード頂上戦争では、このような性格が命取りとなってしまった。
シャンクスによればエースのそんな性格はゴール・D・ロジャーとそっくりであるとのこと。

ただし本人は自分の命を犠牲にしてまで生んでくれた母には恩義を感じている一方、自分の心・人生に付きまとう「ロジャーの息子」という悪名を生んだ父のことは嫌い、父はあくまで『白ひげ』と思っている。

戦闘能力

メラメラ


名称メラメラの実
解説体を炎に変化させる
種類自然系

体を燃え盛る炎へ変化させる事ができる自然系の能力者。
火力や規模は自分の意思で自在に調節する事が可能で、最大限まで高めれば家屋や帆船をも一瞬で爆砕、全焼させてしまう。また、小さな火球を銃弾のように撃ち出したり、物理的なダメージを与える炎の塊を作り出したりといった技も持つ。勿論それらの攻撃を受けたものは瞬く間に炎上してしまう。自然系なので当然のようにほとんどの物理攻撃によるダメージは受け付けないのも強み。攻守共に非常に強力な能力である。

少々変わった使い方では、エースが所有するサーフボードのような小型船「ストライカー」はメラメラの能力を動力としており、足元で炎を焚く事でエンジンを起動させ、海上を自由に移動できる。エースはこの船と能力を使って偉大なる航路を逆走し、ティーチの捜索を行っていた。

弱点らしい弱点は見受けられないが、数少ない天敵となるのが悪魔の実でも時折存在する上位関係が決まっているマグマグの実の能力者である。
マグマグの実の能力者は全身が火をも焼き尽くす灼熱のマグマとなるため、メラメラの能力ではダメージを与えられず、逆に相手側の攻撃では一方的にダメージを受けてしまうという、
また、詳細は不明だがモクモクの実の能力者とは相性の関係で能力だけでは勝負がつかないらしい。
このように「火」という自然系能力であるため、覇気以前の能力上の相性で勝負に影響することが多い。

なお、覇王色の覇気の素質を秘めており、幼少期にルフィのピンチが引き金となって瞬間的に発現したが、その後エース本人が自らの資質に気付いたのか、仮に気付いていたとしてそれを自分でコントロールできるレベルまで使いこなせていたのかは不明。少なくとも劇中に登場した(成人の)エースは覇王色の覇気はおろか通常の覇気すら明確に使用したと分かる描写が無かった。
ただ王下七武海に勧誘される、新世界に進出しジンベエのような覇気使いとの交戦経験もあり、マーシャル・D・ティーチとの戦闘では殴られたことに驚く(ティーチ曰く「殴られるなんて久しぶりだろう」)など、習得はしているものと思われる。

陽炎
エースが原作にて最初に披露した技。
スモーカーの攻撃からルフィを守るために使用されたが、描写が一瞬だった上に劇中でこの技が使用されたのはこの一度きりだったため詳細は不明。ゲーム作品などでは炎を纏って相手に突撃する技として描かれている場合が多い。

火拳
火力を最大限に高めて巨大化させた炎の拳で全てを焼き薙ぐ。
「火拳のエース」の異名の由来である、エースを代表する必殺技。たった一撃で帆船5隻を纏めて沈めるほどの破壊力を誇る。
後にメラメラの実の能力を手に入れたサボにもこの技は継承された。

炎上網
腕から放った炎で大地を燃やし、炎の壁を作って相手の進行を阻む。

火銃(ヒガン)
両手の指を銃のような形に構え、炎の弾丸を連射する。
弾丸は着弾と同時に小規模の爆発を起こし、そのまま炎上させる。

炎戒(えんかい)
自分の周囲に炎の陣を作り出す。
直接攻撃用の技ではなく、”火柱”などの次の攻撃の下準備のような技。
より広範囲に炎を展開する”大炎戒”という技もある。

火柱(ひばしら)
炎戒から続けて、自分を中心に激しく燃え盛る火柱を発生させる。
家一軒を跡形も無く吹き飛ばすほどの威力を誇り、あらかじめ”炎戒”を発動させておく事で攻撃範囲を広める事も可能。空中で使えば真下に居る敵も一掃できる。

蛍火(ほたるび)
淡い光を放つ小さな炎の弾をばら撒く。
炎はエースの合図で相手に一斉に襲い掛かり、瞬く間に”火達磨”と化す。

神火 不知火(しんか しらぬい)
両腕を勢いよく振り抜き、二振りの炎の槍を放つ。
炎の槍は物理的に相手に突き刺さり、炎上させてしまう。

十字火(じゅうじか)
両手の人差し指を交差させ、相手へ向けて十字架を想わせる火柱を放つ。

炎帝
”大炎戒”で展開した炎をまとめ上げ、太陽を彷彿とさせる巨大な炎の塊を作り出すエース最大の技。

鏡火炎(きょうかえん)
分厚く巨大な炎の壁を自分の前方に展開し、相手の攻撃を受け止め、そのまま焼き尽くす。
青キジの”アイス塊 暴雉嘴”でも突破できず、それどころか一瞬にして蒸発した。

来歴

幼少時代

生まれてすぐに母親の元を離され、ロジャーの遺言に従いモンキー・D・ガープの故郷で、彼に借りのある女山賊ダダンの元に預けられる。ダダンのアジトの近くにあるゴミ山(ゴア王国の最終処分場)で浮浪児サボと出会い、二人で海賊を目指すようになる。

後にシャンクスの影響を受け過ぎたガープのバカ孫モンキー・D・ルフィもダダンのアジトに預けられるようになり、最初はルフィを苛めていたものの、ルフィを悪の海賊から救った際に心を開き、以降は三兄弟を名乗る。

しかしサボ父親アウトルック3世)に引き取られた後、サボが家出して海賊を名乗り、天竜人の砲撃を受けたことを知ると、ルフィと共に「17歳になったら海に出るぞ」と決意する。
そして月日は流れ、17歳になったエースはコルボ山の海岸からルフィ、マキノ、ダダン一味(ダダンだけは見送らずアジトに居たが、部下からエースの伝言を受けて号泣していた)、そしてフーシャ村の村長ウープ・スラップという最低限の面子に見送られ、世間に知られる事無く海に出た。

海賊へ

独り立ちしてからは道中でメラメラの実を食べて能力者になり(そのためルフィはアラバスタで再開した時にエースが能力者になっていることに驚いていた)、スペード海賊団という海賊団を結成。仲間を集めて航海を続け、偉大なる航路王下七武海への勧誘を受けるシャンクスにルフィのことをお礼を言いに行くなど活躍していた。

白ひげ海賊団へ

そして、ゴール・D・ロジャーとも因縁深い白ひげ海賊団に戦いを挑もうとするがジンベエに足止めを喰らい、5日に渡る大激闘の果てに引き分ける。その後現れた白ひげに海賊団全員で挑むも、白ひげ一人に全くかなわず敗北。しかし仲間を逃すために一人自分を止めようとする彼のことを気に入った白ひげにより自身と乗組員達は白ひげ海賊団の船に乗せられた。

船に乗せられた後は当初、白ひげの命を100回以上狙うが全て失敗。自分のことを「息子」と呼んでくれる白ひげに心を開き、白ひげ海賊団に加わる。自分がロジャーの息子であることを明かしても全く気にしなかった白ひげに驚きながらも敬意を寄せる。多くの活躍をし白ひげ海賊団で存在感を増していき、長年空席だった二番隊隊長に就任、若くして白ひげ海賊団の幹部となった。

黒ひげの追跡

しかし隊長就任後、自分の隊の隊員であったマーシャル・D・ティーチ仲間を殺して海賊団から逃げるという事件が発生。責任を感じ、黒ひげの思惑を不安に感じた白ひげや他の隊長達が止めるのも聞かずティーチを追って海に飛び出した。その過程で、アラバスタ王国でルフィと久方ぶりの再会を果たし、同時に麦わらの一味と最初で最後の出会いを果たす(アニメ版では途中まで一味と行動をともにした)。

捜索を続けた結果、偉大なる航路バナロ島にてティーチ率いる黒ひげ海賊団を見つけ、ティーチに戦いを挑んだが敗北、身柄を海軍に引き渡され、ティーチの七武海入りの出しにされてしまった。

マリンフォード頂上戦争

政府に囚われ、彼の出自ゆえ海軍本部マリンフォードにおいて公開処刑されることが決定される、それが原因で白ひげ海賊団と海軍&王下七武海の全面戦争が発生した。

  • 壮絶な最期ネタバレ注意

戦争の終盤、大混戦の中で白ひげ海賊団を中心とした決死の作戦で海軍の陣営を突破したルフィと土壇場で男気を見せたギャルディーノによって、ついにエースは解放された。ルフィとの抜群の連携によって海兵を蹴散らす中、”白ひげ”エドワード・ニューゲートは白ひげ海賊団や傘下の海賊たちを逃がすために自らが壁となり、最期の船長命令を下して死ぬ気でマリンフォードに居座る。エースも白ひげに深々と頭を下げ、感謝を伝えてからルフィやジンベエと共に軍艦へ向かって走り出した。

しかし、ある言葉が耳に入ったエースは思わずその足を止めてしまう。

「”白ひげ”は所詮…先の時代の”敗北者”じゃけェ…!!!」

白ひげを侮辱する発言は海軍本部大将”赤犬”サカズキだった。止められないほどに沸き立つ怒りに燃えるエースの前でサカズキはなおも白ひげを侮辱する発言を淡々と述べる。仲間達が止めようとする中でもエースの感情は収まらず、ついに爆発。特大の炎の拳をサカズキに向けて振りかざす…が、マグマグの実の能力者であるサカズキにその攻撃は通用せず、逆にエースの腕が焼かれてしまう。

同時に、エースの視界の外である異変が起きていた。インペルダウンからエースを救うため、無茶を続けてきたルフィの体がダメージと疲労でついに完全な限界を迎えつつあった。エースを止めるためにルフィも動こうとしたが、膝から崩れ落ちてしまう。その時、ルフィの麦わら帽子のリボンからかつてエースがルフィに託していたエースのビブルカードが落下した。その特性からエースの方へ引き寄せられるように進むビブルカードに気を取られたその瞬間を、サカズキは見逃さなかった。

ほんの一瞬、しかし致命的なほどに反応が遅れたルフィに向けて振り下ろされたマグマの拳。それは、咄嗟に両者の間に割って入ったエースを貫いた。

なおも進撃を続けるサカズキに血相を変えて挑みかかるジンベエやマルコ達の後ろで、エースは力なくルフィに抱き留められる。内臓を焼かれて致命傷を負い、最早声を張る事もできなくなってしまったエースは、最後の力を振り絞って世界中から疎まわれた自分に優しくしてくれたルフィや仲間達に「愛してくれてありがとう」と感謝の言葉を涙ながらに言い残し、ついに息を引き取った。その時の表情は奇しくもエースがかぶっていた帽子に付いていたアクセサリーのように、一瞬の泣き顔の後に笑顔となり(作者曰く、「死に際のエースの気持ちを考えたら自然とこういった表情になった」との事で、意図的にアクセサリーを伏線としていたつもりは無かったらしい)、そのまま眠るかのように静かで安らかなものだった。

戦争が終結した後、彼の遺体はシャンクスに引き取られ、新世界のとある島に白ひげと共に埋葬された。

ワンピースパーティー

本編アラバスタ編の麦わら海賊団と合流する前日譚の主役として登場する。
ティーチを探す途中、茶ひげ海賊団の襲撃に遭う白ひげ海賊団傘下の島でマルコと共に交戦し勝利する。
忠告を無視した経緯により他人のフリをするもマルコの気遣いから電伝虫で白ひげに元気であると伝え、弟がバロックワークスの末端を壊滅させ潜入していた王女と同行している噂を知る。
そして茶ひげから得た情報を元にドラム王国へ向かい、ドクター・クレハと意気投合する。バロックワークスがクロコダイルが絡んでいると知るとルフィが次に向かう島を推測し、弟と再会すべく住民に伝言を頼み島を発った。(このときの食い逃げ代金はクレハが支払った)

弟想いであるが若干ブラコン気味。
弟に暴力を振るった相手は真っ先に倍返しで復讐。
そして弟の話題には目を輝かせて対応し、一体どこで手に入れたのかルフィの手配書を大量に所持している。
更にバロックワークスの末端を壊滅させた功績を喜びはしたが「昔は俺の後ろをついて回ってすぐに泣く何もできないヤツだったのに」と弟の身を案じていた。
しかしルフィと再会を果たした後、頼もしい仲間を見て心配は杞憂に終わり密かに安堵した。

本編では食事中に寝るという癖を持つが、会話中に突然寝るという弟とガープと共通の癖も持っていることも判明した。

余談

  • 人気

登場初期から非常に人気が高かったキャラクターの一人で、活躍の場面こそ少なかったものの、原作にて死した後も根強い人気を保ち続けている。コミックス76巻に収録された第五回キャラクター人気投票でもチョッパーやナミなど麦わらの一味の半数以上を抑えて第6位という健闘ぶりを見せた。

  • A(S)CE
腕には自らの名前である「ACE(エース)」の入れ墨が彫られている。しかしAの後にSには×印が彫られており、これは志し半ばでへと消えた兄弟分サボの事を指すものと思われる(事実彼が生存しているIFを描いた扉絵では普通にACEと書かれている)。

第596話 “SPECTRUM”改



アニメ版ではアラバスタでルフィと再会した後、僅かな期間であるが麦わらの一味と行動を共にした時期もあった。

  • ゲーム版
また、ゲーム作品でも他のキャラを抑えて登場する場合が多く、新世界編のルフィやサボと共演する場合もある。
海賊無双2のオリジナルストーリーではルフィ達と共闘するどころか、ストーリー開始の時点で白ひげとエースの死は無かったことになっており、しかも白ひげは原作通り死亡するのにエースはストーリー終了時まで生存する(条件を満たせば白ひげの生存も可能)。さらにJスターズビクトリーバーサスでもルフィ以外の一味を差し置いてONEPIECE枠のプレイアブルキャラクターとして参戦した。

関連イラスト

The Times…
信念


ランチパック(メラメラの実&チリソース)
またね



関連タグ

ONEPIECE 白ひげ海賊団 
エドワード・ニューゲート マルコ ジョズ サッチ ジンベエ

ゴール・D・ロジャー ポートガス・D・ルージュ 
モンキー・D・ルフィ サボ

マーシャル・D・ティーチ

愛してくれてありがとう

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