概要
『キャッツ・アイ』&『ルパン三世』のコラボ作品。
2023年1月27日から『Amazon Prime Video』で独占配信されたWebアニメとして製作される。
『キャッツ・アイ』連載当時の1980年代を舞台とするため、ルパンのジャケットはその時期に放送されていた『ルパン三世PART3』でのピンクとなっている(厳密には、物語の舞台である1981年はルパン三世PART2が前年10月に放送終了したばかりで、PART3は1984年開始なのでまだ放送前ではある)。
双方のキャストの殆どは原典と同じだが、『キャッツ・アイ』側の泪役の藤田淑子と永石役の大木民夫は既に故人のため、本作で新たに深見梨加(泪)と麦人(永石)が後任としてキャスティングがされている(泪は「シティーハンター」の映画「新宿PRIVATEEYES」でゲスト出演した際には瞳役の戸田恵子が瞳と兼任で代役登板していた)。
セルルックの3DCGで製作される予定で、『キャッツ・アイ』側は初のフルCG作品になる。
ストーリー
時は1981年の東京。天下の大泥棒「ルパン三世」と妖しき怪盗三姉妹「キャッツ・アイ」はそれぞれ同じ絵画を盗み出していた。
その絵画はキャッツ・アイの父、ミケール・ハインツが描いた「花束と少女」だった。その作品は三連作であり、即ち絵画がもう一枚存在していた。
最後の一枚を巡ってルパン一味とキャッツ・アイ、2組の大泥棒による争奪戦の火蓋が切って落とされる。果たして絵画「花束と少女」に秘められた秘密とは?
登場キャラクター
ルパン三世より
キャッツ・アイより
オリジナルキャラクター
備考・余談
- 『キャッツ・アイ』本編には、ルパンの花嫁というキャラクターが登場している。フランスの怪盗で、本名は不明。ルパンの花嫁というのはその腕前にちなむあだ名である。キャッツアイに罪をなすり付けて大掛かりな盗みを働こうとした。ここまでであれば、『ルパン三世』ではなく祖父であるフランスの大怪盗にちなんだように思えるが、アニメ版でこのキャラクターを演じたのは、『ルパン三世』で峰不二子を演じていた増山江威子である。
- 俊夫を演じる安原義人は、TV版で長らくルパン三世を演じた山田康雄が映画『くたばれ!ノストラダムス』本収録直前に病の悪化により倒れ(後に死去)同役を降板する事になった際に代役(後任)候補として挙げられていた人物でもあり、本作ではとあるシーンでそれが思わぬ形で実現することになる。
- 物語の本筋には一切関係無いが、物語序盤であの男がカメオ出演している(台詞は無い)。