概要
1985年3月17日から同年9月16日までの184日間にかけて筑波研究学園都市(当時の埼玉県筑波郡谷田部町。現在のつくば市御幸が丘)を会場として行われた国際博覧会で、正式名称は国際科学技術博覧会。通称は科学万博、つくば博、つくば'85、EXPO'85、つくばエキスポなど。マスコットはコスモ星丸。
経済が安定成長していた1980年代中期、しかもテーマが科学、さらには国がその最先端としてテコ入れを行っていた筑波研究学園都市での開催とあって(むしろ当時は都心から見れば、まだ片田舎であった研究学園都市の箔付けのために行われた側面もあったが)国民の関心は高く、盛況であった。
総入場者数は2033万4727人で、当時の特別博覧会史上最高入場者記録となった(五年後に花の万博に更新される)。
SONYのジャンボトロン、集英社パビリオンなどの人目を呼ぶ施設も多かった。
NHKが会場の様子を中継するなどメディアでも多く取り上げられ、数多くのテレビCMも作られ世界ふしぎ発見などの番組内で放映された。
関連タグ
ひたち野うしく駅 つくば万博開催時に同じ場所にアクセス用の臨時駅の「万博中央駅」が存在した。閉幕後に廃止になったが、8年後に改めて「ひたち野うしく駅」として新規開業。