概要
北海道・本州・四国などと並び日本列島を構成する島の一つ。列島内の四つの大きな島のうちで一番西南方に位置する。面積約36,000平方キロメートルで、列島内では3番目、世界では36番目に大きな島である。
「九州」という名前は、江戸時代までこの島に筑前・筑後・肥前・肥後・豊前・豊後・日向・大隅・薩摩の9つの国があったことに由来する。明治の廃藩置県により整理され、現在は7県が存在している。ただし「九州地方」の場合は離島である沖縄県が含まれ8県となる。
島内には阿蘇山・霧島山・雲仙岳など大きな火山が多い。歴史的には、噴火により数万人が被災する規模の巨大災害が幾度も発生している。一方、火山と関連して温泉が各地に湧出しており、観光資源として地域経済に貢献している。
秋には台風がしばしば上陸する。