クリスティとは、複数の人物の名前(主に欧州人系の名前)。
本項目では1.について記述する。
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『デッドオアアライブ』シリーズのクリスティ
クリスティ(Christie)とは、テクモ(現・コーエーテクモゲームス)から発売された
3D対戦型格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE』(デッドオアアライブ)
シリーズなどに登場する人物。
「アンタ迷子かい?地獄はこっちだよ」
プロフィール
国籍 | イギリス |
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誕生日 | 12月18日 |
性別 | 女 |
年齢 | 24 |
血液型 | B型 |
身長 | 177㎝ |
体重 | 57kg |
スリーサイズ | B93 / W59 / H88 |
流派 | 蛇拳(じゃけん) |
職業 | アサシン |
好物 | トマトジュース 黒色 |
趣味 | ドライブ |
声優 | 三石琴乃 |
基本概要
『デッドオアアライブ3』から登場した。
その正体は敵対する反フェイム・ダグラス派のビクトール・ドノヴァン博士の依頼を受けている、蛇拳を使うアサシン。
ドノヴァン博士の指示によりエレナを監視しているが、時が来れば抹殺しようと企んでいる。
クリスティは従者をしているが、自分とは違った高貴な女性・エレナを理解しがたい感情で見ている。
ただ、エレナを抹殺するのは自身の手によってであり、自分以外の何者もエレナに
手出しされたくない強い執着心を持っている。
『デッドオアアライブ4』では、バイマンを前にして「ドノヴァンはくれてやる」と述べて反ダグラス派を見限った。
そして、崩壊が迫るトライタワー内のホールでエレナの前に現れ、
エレナの母であるマリアンヌの命を奪った凶弾のスナイパーが自分であったことを暗に明かし、彼女に直接対決を臨んだ。
後の続編である『デッドオアアライブ5』にも引き続き参戦している。
リグと過去のどこかで何らかの接点があったよう。
『デッドオアアライブ6』では、ビクトール・ドノヴァンの下で働く研究員NICOをアサシンのスキルでサポートする工作員として暗躍。ヘリ(戦闘機)を操縦する姿が見られる。
格闘ゲームのキャラクターとしての特徴は、「打撃技はスピード・手数があり初心者でもとっつきやすいキャラだが、投げ技・ホールド技の威力は最弱クラス」。
『デッドオアアライブ4』『デッドオアアライブ ディメンションズ』においては、「毒蛇布陣(どくじゃふじん)」という低姿勢の独自の構えとそこから繰り出せる技が存在したが、『デッドオアアライブ5』からは「毒蛇布陣」が削除され、「蛇形歩(じゃけいほ)」という左右へ横移動する特殊行動技に重点が置かれるという大きな変遷のあったキャラクターである(公式スタッフ曰く『蛇らしいクネクネとした動きをさせたかった。』との事)。
余談
テーマ曲
・monster(DOA3)
・Serpent Dance(DOA4)
「くたばりな」
「絶望しな」
「響くのはあんたの悲鳴さ」
「蛇拳の毒は神経毒。効くだろ?」
「アタシは死神。お前の魂を刈り尽くす」
「悔しいのかい?もっと踏み躙ってあげる」
…など、サディスティックな台詞が多い。
第1・第2回DOA大会では表舞台ではなくDOATEC側の裏方として出場者をエスコートしつつ、
バイマンをサポートしてフェイム・ダグラスの暗殺を成し遂げさせた。
だが、用済みとなったバイマンの始末を目論んだ事でドノヴァンともどもバイマンからの遺恨を買い、浅からぬ因縁関係となった。
同じイギリス国籍のエリオットを「坊や」や「いい男になったね」と評するシーンがある。
DOA3のエンディングでセクシーなシャワーシーンと部屋が公開されており、豹を飼っている模様。
DOA4のエンディングでは、クラブのショーにボンデージファッションのポールダンサーとして現れ、妖艶なポールダンスを披露し、近寄って来たターゲットの男の延髄を隙を見て取り出した針で一突きして暗殺を成し遂げている。
このエンディングの影響か、DOAX2とDOAPではカジノのクリスティモチーフのスロット台「Poison Dancer」でクリスティの顔が3つ揃う「大当たり」を出すとポールダンスグラビアが見られる仕様になっている。
DOA3で、今ではすっかりファンの間で固有名詞として定着している「エレナ様」という呼び方を最初にした人物である。
DOA4のキービジュアルで、厚底ブーツの踵が描き忘れられている。
2006公開の実写映画「D.O.A」では「クリスティ・アロン」の名でホリー・ヴァランス(日本語吹き替え:深見梨加)が演じた。
英語版ボイスはDOAX2、DOAP、DOADではApril Stewart(エイプリル・スチュワート)、DOA5ではLaura Bailey(ローラ・ベイリー)が担当。
DOA5からは新髪型としてボブカット、DOA6ではロングヘアーが選べるようになった。
DOAXシリーズからわかる趣味嗜好として…
・好物はプロフィール欄のトマトジュースの他に、「トマト」「ピザ」「(ビター)チョコレート」「チーズケーキ」「りんご」。
・嫌いなものは「杏仁豆腐」「みかん」「アイスティー」(ただし、「みかん」「アイスティー」に対しては「あんまり冷えてなかった…」というコメントなので、冷えていれば好きかもしれない。」
・好きな楽器は「ギター」「ハーモニカ」。
・例外的な誕生石のトルコ石を除き、宝石全般は嫌い。キラキラした物、可愛い系の物は低い評価。
・爬虫類の皮を使ったアクセサリー、ナイフやピストル、ステアリングなどどちらかと言えば男趣味のアイテムが好み。
・フライングディスクよりは、ブーメランの方が好き。
・他人を信用しないのか、干渉されるのを嫌がり、1日(朝、昼、夕方フェイズ)の中で2フェイズ以上アプローチ(プレゼントする、ペアに誘う)すると、なかよし度が下がる(ビーチバレー等、アクティビティはカウント外)。
・DOAX2とDOAPにおいて、3種類あるホテルの部屋の趣味は“GEMSTONE SUITE”。
・できるなら、画家になりたかった。
・虫と暑さが苦手。
DOA5とDOA6の特典ブックより「開発内ではとても人気」のキャラらしいが、DOAX3の登場権を賭けた総選挙では女性キャラクター15名中14位、最終得票率1.5%で残念ながら落選してしまった。現在もDOAXVVおよびDOAX3には未登場である。
ブラッド・ウォンの酔拳の動きを監修した龍飛雲氏からテクモ側に「蛇拳のキャラクターも作ってみませんか?」と提案があった事が誕生のキッカケだが、かつてTeam NINJAに在籍していた板垣伴信氏曰く、「蛇拳の製作は(エレナの)劈掛拳と比べると、そこまで苦労はなかった。ゲームモーションとしては派手さが足りなかったので、技をいくつか足した程度。」との事。
酔拳・蛇拳の権威である龍飛雲氏より、クリスティの動きをモデルに蛇拳を解説する指南書「DEAD OR ALIVE クリスティが教える蛇拳入門」が発売されている。
衣装・コスチューム
通常時はフロントジッパーのボディスーツ、ブラレスのレザー製ジャケットとベルボトムなどを着ている。
『DOA5』ではグラッシーズにアビエイター(ティアドロップ)サングラスをつけている。
追加コスには、従者を装っている時のタキシードなどがあり、ファンによってはタキシード姿のクリスティが印象深い人もいる。
DOAXにおいては、紺色のGストリングビキニ『ラピスラズリ』と、金色に蛇柄のバンドゥビキニ『ターコイズ』で、ネーミングは宝石に由来する。
専用水着は黒ヒョウをモチーフにしたTバックバンドゥワンピースの『パンサー』である。