CV:伊波杏樹
プロフィール
生年月日 | 10月28日 |
---|---|
身長 | 159cm |
出身地 | 大阪 |
一人称 | うち |
関西出身の勝気なサイキック少女。
超能力を扱えるが、その力は未知数。
というか、セラフ部隊に入ってからは特に役に立っていない。
しかし自分が世界を救う救世主であると信じている。
同世代で天才としてもてはやされていた茅森に対して勝手にライバル意識を持っている。
(公式サイト/CHARACTERより転載)
概要
31A部隊に所属している関西出身のサイキッカー少女。
勝気な性格で、自分が世界を救う救世主であると信じている。
隊員との会話では天然ボケとツッコミを兼ねる。
茅森からの愛称は「めぐみん」。
武器は黄色いラインがある大剣でセラフィムコードは『救世主様のお出ましや』。
同時期にロッカーとして活躍していた茅森のせいで自分の影が薄くなったと勝手にライバル意識を持っており、ストーリー中、茅森がサイキッカーである自分の瞑想の真似事を始めると、「棲み分けせい!」とツッコミを入れている。
サイキック能力に関してはホンモノであり、コップの水を浮かせるサイコキネシスなど多彩な能力をみせている。なお、彼女のサイキック能力はセラフ部隊では役に立った事は今の所無い(スキル"リミットインパクト"のセラフ巨大化はセラフの能力に依るのだろうか)。
新生『She is Legend』ではギターを担当。
第二章で蒼井えりかがギターになるとノイズを担当することになるが、第三章以降は再びギターを担当。
本人曰く、サイコパワーが発揮できれば楽器は何でもいいらしい。
同じチームメイトの國見タマをよくフォローしたり、可愛がっているが、フォローを入れる前に「おい、タマぁ!」などと脅かすようなセリフが入りがちである。
茅森などのクレイジーな人々と並ぶと一転ツッコミに回る性分である。
茅森とはツッコミを入れたり、学力テストで一緒に怒られたりと、和泉ユキと並んで茅森とコンビにされがちな関係である。
また上記のタマを可愛がっているのもあり、そっちでもコンビ(と言うかカップリング)的な感じに可憐とつかさから見られて否定したりしている。
容姿
桃色の腰まであるハーフツインテールに緑色の瞳の持ち主
関連タグ
茅森月歌:隊長でチームメイトでライバル。
めぐみん:この素晴らしい世界に祝福を!のキャラ。あだ名、愛称繋がり。また、逢川めぐみの交流エピソード②の名前が『めぐみんのエクスプロージョン能力』であり、公式の時点でやや意識している。
土方十四郎:銀魂のキャラ。主人公にライバル心を持ってたり、突っかかったりしてる所が似ている。
服部平次:名探偵コナンのキャラ。関西出身で主人公にライバル心を持っている所が似ている。
ネタバレ注意
ここから4章全体の重大なネタバレがあります。
救世主の挫折
詳しくは真実を拝見してから御覧いただくとより理解できます。
自分たちが人間ではないと知ってしまったことで、今までの勝気な性格ではなく、虚ろな感じとなってしまう。
他の31A部隊メンバーたちはなんとか元気を取り戻すも、彼女だけは違った。
今までの勝気な性格も他のメンバーと違って実績もない自分を奮い立たせる為にしていた強がりだった。
傍観する人間たちの為に戦う救世主とは言われたのは元となった逢川めぐみだった。
その事実が彼女を追いつめていた。
元々の彼女は虚弱体質で勉強も出来ず、感情表現も苦手で孤立していた。
そんな中、唯一持っていたサイキック能力で一時はクラスの注目を集めるも、すぐにまた孤立した。
その後サイキックで水を浮かせる能力を身に着けネットで公開した所、本物のサイキッカー集団から声がかかった。
だがそこにいる他の人たちは逢川よりもはるかに上のサイキッカーたちで再び劣等感にさいなまれることとなってしまう。
そんな中で、その団体の中で崇拝されているリーダーから「あなたは救世主」という言葉を受けて、逢川は劣等感にさいなまれていた自分でも救世主になれると真の意味で特別になれるならなろうと戦うことに決めた。
4章前半にて2体目のフラットハンドの行動を封じ込める大役に任命され、出来る限りのサイキック能力を高める訓練を行いサイキックの能力を強める。
そして作戦開始時にサイキック能力を駆使し、一度はフラットハンドを封じ込めることに成功する。
しかし封じ込めた筈のフラットハンドが2度の変異の後、真の姿を現し猛威を振るう中、二度目の封じ込めを行うも完全な足止めにならず、それどころかサイキック能力の酷使で吐血してしまい、そのままDOWNしてしまった自分を仲間に庇われ逆に全滅の危機に陥ってしまう。
幸い他部隊の献身の下、フラットハンドの猛攻を一時的に制限を掛け、動けない自分に変わってこの隙をついた31Aの死闘のもと誰の犠牲を出すこともなくフラットハンドの討伐に成功する。
しかし、仲間のピンチの最中2度目のフラットハンドの静止に失敗し、寧ろ動けなくなってしまった自分のせいで守りたい仲間の命を危険にさらしてしまい、彼女の心は完全に折れてしまった。
「うちは救世主やなかった・・・せやから戦う意味ももうないねん・・・」
その夜の祝賀会に1人参加せず別室で一夜を過ごし、翌日司令部と約束していた通りセラフ部隊を去ることとなる。
その後ヘリに乗り込む間際にヘリポートに来た茅森と國見に留まるよう説得されるが、自分は救世主なんかじゃなくこのまま戦っていたらいつか自分だけではなく大切な仲間も死なせてしまう。
自分には仲間を守れる力すら無かったと、もう戦う意味も自信も存在意義もないと涙ながら告げる……
「めぐみさん!それでもです!」
「めぐみさんが自分の事をどう思おうです…!」
「私はここに来て、初めてひととして生きることが出来ました!」
「ずっと頼られて戦うだけの人生だったのに、安らぎを貰えました!」
「だから…」
「めぐみさんは私の救世主です!」
「そっか」
「今度はタマが人類の救世主になったってや」
「ほな、な」
そうして、救世主になれなかった少女はそれでも自身を救世主と述べてくれた少女に別れを告げ去っていった。
習志野ドームでの生活
除隊後はとある施設に行き、そこで外の世界の常識や状況などを学んでいく。そこで「加藤エリ」という偽名と身分証をもらい、習志野ドームへと行きそこで出会った老婆のアキと一緒に住んでいる少女のルミと共に生活をしていく。
ルミからは「カトエリ」と呼ばれて慕われ、ドーム内では釣りをして食材の確保したり、斡旋屋から受けた依頼をこなしていき、また途中ドーム内に入ってきた小型キャンサーをサイキックで追い返したりもしていた。ドームの人たちと交流を深めていくも、夜に放送されているセラフ部隊の戦いの様子がドームの人たちからしたら一部フィクションとしてとらわれていることにショックを受けていた。
そんな中で壊滅したドームから逃げてきて落ち込んでいる人に対しても言い方がきつく、次に会った時に挨拶をしても無視をしてドーム内の人からいい印象を持たれていなかったアキのイメージ回復に奔走する。(言い方がきつくても落ち込んでいる人を立ちなおさせようとしていたり、無視していたのも高齢による病気によるものだった。)
ある日ドームに中型のキャンサーが襲来し自分の力では追い払えないということを自覚していたが、ルミからこのドームがなくなったらまたさすらって皆と離れ離れになってしまうという想い、ドームの人たちの声援を受けてセラフなしでキャンサーと戦うことを決める。一度は倒すことができず倒れてしまうも、ドームの人たちを守りたいという逢川めぐみだろうが加藤エリだろうが関係ないという心の底から湧いてきた純粋な願いが生まれ、力を振り絞りキャンサーを撃破する。
そのことで皆の命を守りたいという願いを認識できたことで、救援を聞きやってきた山脇と共に行くことを決意する。ルミやドームの人、逢川めぐみの母親であるアキへと別れを告げて・・・
救世主の帰還
それからしばらく時間が経った時、31Aと30Gは巨大キャンサーのスカルフェザーと対峙していて、敵の強大な攻撃をそらすべく自ら囮を引き受けたタマが攻撃を受けて倒れてしまう。そこにスカルフェザーが攻撃を仕掛けようとしていた・・・
『救世主様のお出ましや!』
それを救ったのは覚悟を決め再びセラフを持つことを決意した逢川めぐみだった。再び6人に戻った31Aの総力もありついにスカルフェザーの撃破に成功する。
そして帰ってきたことに嬉しく涙をながすタマと抱擁を交わして、逢川めぐみは再びセラフ部隊へと復帰した。
ネタバレ関連タグ
明光院ゲイツ:救世主と言われた男。主人公に突っかかるなど似た所がある。