キュアパンプキン

きゅあぱんぷきん

アニメ『ひろがるスカイ!プリキュア』39話に登場するプリキュアの一人？

概要

『ひろがるスカイ!プリキュア』第39話に登場するプリキュア？

アニメイトタイムズの第39話の予告では、『ハロウィンのお祭りでお菓子を配っていた街では、「プリキュアの仲間」を名乗る「キュアパンプキン」があらわれ、お菓子をうばい取っていく事件が発生していた。』と書かれているが……

んっ？でもコイツ、どっかで見たことがあるような……？

CV：KENN

プリキュアとはいってもミラージュペンで変身したのではなく、あくまでもバッタもん。

緑を基調にしたそれっぽい服装をしてカボチャの被り物をしているだけで、ハロウィン仮装の延長線上でしかない。変身バンクも流れたが、作画監督によるとバンク風またはただの変身シーン（脳内妄想）との事。

バッタモンダーは「キュアパンプキン」としてソラシド市に現れ、ハロウィンで配られるお菓子を独り占めしてプリキュアの信用失墜と自分の空きっ腹を満たす事の一挙両得を目論んでいたが、プリキュアの活躍をいつも見て来た事で彼女達に全幅の信頼を寄せているソラシド市の住民達には全く通じなかった。

「いや、プリキュアなわけないじゃん」

「プリキュアは街を守ってくれるんだよ！」

「怪物と戦ってるの見たことあるもん！」

「子どもたちの言うとおりだ！この偽者！」

住民達はキュアパンプキンをただのタチの悪い迷惑コスプレ男だとし詰め寄る。

「な……何だよ？お前ら、ボクは正義の味方・プリキュアなんだぞ？」

キュアパンプキン……バッタモンダーは、苦し紛れにお菓子を袋いっぱいに奪い取って逃亡した。

『偽者のプリキュアに街のお菓子を全部盗られた』との報はあげはの耳にも入るが、ソラ達は街のみんなにヨヨのお菓子を届けて笑顔を取り戻してもらうことに専念。結果、キュアパンプキンは相手にすらされなくなってしまう。

「なんだよ、プリキュアのヤツら……少しは、くやしい顔して、偽者のキュアパンプキンを追いかけにこいよ！」

目論みが外れ、プリキュア達を困らせる事もお祭りを台無しにすることもできず悔しがるキュアパンプキン。しかもあろうことか、事情を知らない子供から普通にお菓子を渡されてしまう有様。

とうとう堪忍袋の緒が切れてアンダーグ・エナジーを使おうとした矢先、タイミング悪くスキアヘッドが現れてしまい、身を隠さざるを得なくなってしまう。

キュアスカイは『キュアパンプキンという偽者の騒動』をスキアヘッドの奸計によるものと思い彼に「キュアパンプキンという偽者を、街に放ったのもあなたの仕業ですか！」と問いただすが、そんな事が起きているなど全く知らない当人は当然ながら「知らんな」と一蹴している。

プリキュア達の戦いが終わった後、住民達に見つかってしまったキュアパンプキンは怪物を操っていた主犯と勘違いされ捕まりそうになり、謝罪しながら逃げ出す羽目になった。

「ごめんなさ～い！」

このような経緯から、プリキュア本人達は最後までキュアパンプキンと直接顔を合わせる事はなかった。

お菓子を独り占めするという点は前作の彼らと同様にタチが悪い。クッキーやわたあめ、マフィンやキャンディ、チョコレートやキャラメル、そしてパンプキンパイ等と言った色々なお菓子のあの妖精達が大泣きし、プリキュア大食い仲間達を怒らせてしまうかも……。
- ちなみに去年のハロウィン回では、セクレトルーにパンプキンパイのレシピッピが奪われた。被害は局所的だが、人々はこの世にパンプキンパイという料理が存在していたという事実すら思い出せなくなるというどこぞのチェンソーの悪魔もビックリな効果である。本物の怪盗は格が違う。
「キュアパンプキン」はなぜかお菓子を奪う際にエコバッグを使用していた。変なところでSDGsに配慮せんでいい。
バッタモンダーの以前の経験からは想像もつかない行動だが、一部では「プリキュアの評判を落とすのは建前で、本当は悪い意味で周囲から注目されたかっただけだったのでは？」という考察もある。
Pixivでは12年前の2011年にオリキュアとしてキュアパンプキンの絵が投稿されていた。