解説
百鬼夜行連合学院の部活の1つで、メインストーリーVol.5「百花繚乱編」における主役団体。内外共に「百花繚乱」の略称で呼ばれることが殆ど。
百鬼夜行の均衡を保つための調停者として、治安維持組織や風紀委員会の役割を担っており、その立場と責任故、中学生までの生徒は正式な所属を認められていない。
厳しい鍛練に裏打ちされた戦闘能力は一部の問題生徒から恐れられていた他、可愛い所では未認可の広報用チラシを咎められた部活も確認されている。その一方で自治区住人や一般の生徒からは親しまれており差し入れも頻繁に貰っていた模様。
だが作中の時系列では、何故か委員長と副委員長が行方不明となった影響で活動停止状態が長く続いており、第1部最終編の時点になると解散の要請まで出始めていた。
残された委員達も、同時期にキヴォトス全土を襲った「虚妄のサンクトゥム」に対し自主的に抵抗戦や救助活動を行ったが、碌な成果は挙げられなかった模様(この為か、最終編で彼女達が描写される事はなく全く触れられなかった)。
結果、幹部クラスのメンバーすら誇りや意義を見失って意気消沈。直後戻ってきた副委員長の"返答"が決定打となって遂に正式な「解散令」を出すに至ってしまい、これに納得できない一人の新入りが撤回・存続させようとした所から「百花繚乱編」は始まる。
伝承によると百鬼夜行連合学院が連合する前の時代、連合前の各自治区による戦乱時代に大預言者「クズノハ」が設立した組織であり、百鬼夜行の紛争を調停したという。
現在も歴代委員長はクズノハと会うことが出来ると噂され、その証というべき幽霊を捕らえる事のできる銃「百蓮」を引き継いでいる。
こうした長い歴史を持つためか、建物の老朽化が進んでいるのが委員達の悩みらしい。
また堕落や権力の暴走を防ぐため、委員が委員長などの座をかけて一騎打ちを申し込む「継承戦」というシステムも昔より存在し、成立には幹部一名の承認と外部の立会人が必要。
本編での紆余曲折の末、解散令は保留に変更。
委員の多数脱退など、委員長健在の時からは大幅に弱体化してしまったものの、元の自治活動を続けていく運びになった。
現状判明している所属生徒の全員が同じ銃「百花繚乱制式ライフル」を使っている珍しい部活。他の部活では正式採用や支給品があっても役割の違いから別の銃を使っており、被る事は珍しい事である。モデルはおそらく三八式歩兵銃。
ちなみに、所属部員全員の名前が花の種類から来ている。
メンバー
委員長。長らく行方不明になっている。
名前の由来は菖蒲。
副委員長で現在は委員長代理。
こちらも長らく雪原に滞在していた。
名前の由来はワスレナグサ。
幹部。切り込み隊長。溌剌とした体育会系。
名前の由来は蓮華。
幹部。作戦参謀。クール系。
名前の由来は製造(ジェネレート)の2次ノードでも出てくる桔梗。
百花繚乱の1年。百花繚乱であることを誇りに持つ。自称エリート。
名前の由来は縁。
百花繚乱の創設者とされる謎の存在。
名前の由来は葛の葉。
関連タグ
メインストーリーの中心となる部活