ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

Mi-28の編集履歴

2012-08-19 17:25:38 バージョン

Mi-28

えむあいにーはち

Mi-24の後に続いて開発された戦闘ヘリ。今回は兵員輸送能力は要求されておらず、初めての純粋な攻撃ヘリコプターとなった。Ka-50との競作には敗れたが、のちに改良された型が採用された。現在は続々と増産中。

戦闘ヘリ第2弾

Mi-24が完成してしばらく経った1972年のこと。

M・L・ミーリ記念モスクワ・ヘリコプター工場(つまり「ミル」)では、より戦闘向きのヘリコプター開発がはじめられていた。


これには「Mi-28」の仮ナンバーが与えられていて、

対戦車・対ヘリコプターの攻撃能力や味方への援護を重点に置かれていた。


今回は既存のヘリコプターを原型にせず、完全な専用設計として開発されている。

2基のエンジンは胴体をはさんで配置され、例え1基が破壊されてももう片方に影響が出ないようになっている。

(アフガン侵攻の戦訓が含まれているのかもしれない)


1982年に試作1号機、83年には2号機も完成した。

1984年には試験も終了し、Ka-50との性能比較が行われている。


だが結果は不採用。

その後開発作業はトーンダウンしたが、それでも細々と続けられていた。


1988年、エンジンを換装したMi-28改良型が初飛行。

しかし努力が実を結ぶことはなく、1993年に開発作業の中止が決定した。

性能が低く、全天候能力も欠如している事が不採用の原因だったという。


復活のハボック

1995年、全天候能力を拡充したMi-28Nが登場。

Ka-50が高価なせいで配備が進まず、Mi-28開発計画が再スタートしたのだ。


2006年、ロシア陸軍より10機の発注を獲得し、

2015年までには合計300機が発注される予定だとか。


能力的にはアメリカAH-64にも匹敵すると言われ、

現在は海外への売り込みも盛んである。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました